びわ湖マラソン2022に向けたトレーニング。
- 2 week Off-Recovery
- WEEK.1(12/21-27)練習再開、川内杯10km
- WEEK.2(12/28-1/3)Hills
- WEEK.3(1/4-10)寒波到来。Hills
- WEEK.4(1/11-17)200s、3kmX4
- WEEK.5(1/18-24)イージー週
- WEEK.6(1/25-31)5kmX3、34km
- WEEK.7 (2/1-7)窪川ロード
- WEEK.8(2/8-14)ハードトレーニング終了。
- WEEK.9(2/15-21)高知龍馬リレーマラソン。
- WEEK.10(2/22-28)びわ湖マラソンWEEK
- まとめ
2 week Off-Recovery
(12/7-13)…木、土 練習会、日 まる30K(5:30-40/kmペーサー)(Total.45km)
(12/14-20)…(Total.60km)
今回のマラソンはかなり失速し、お腹やお尻も攣ったりしたためか、ダメージが大きく、体調もあまり良くなかったのでしっかり休んだ。右ハムの張りも強い。
30km練習会のペーサーでも結構疲れた。
防府マラソン他各地大会のテレビ中継を見て、気分を盛り上げる。
WEEK.1(12/21-27)練習再開、川内杯10km
月 AM 18km
火 AM 22km
水 AM 1kmX4(3:03~09",r90")+1'hillX6 w-up/c-d10k PM 8km
木 AM 12km PM 8km 練習会
金 高知〜久喜移動 PM 8km
土 AM 14km PM 8km
日 川内杯10km(31:33) w-up/c-d 10k
Total.138km
今週から通常通りの練習再開。まずは1kmと坂を混ぜたインターバル、タイムは今ひとつで少し身体が重い感じ。
これで本番は行けると思ったものの、甘かった。直前にもう一本短い刺激を入れていれば少し変わったかもしれない。
川内選手や速い選手と一緒に走れる機会を活かせなかったのは悔しいが、こういうのもレースに出てみないとわからないので、やはり走ってよかったと思っている。
後半の粘りはまずまず、やはり課題は入りのスピード。マラソンに向けた練習に入る前に、まずは落ちたスピードのケアもしっかりしておきたい。
Gotoキャンペーンのおかげで沢山お土産が買えました。
WEEK.2(12/28-1/3)Hills
月 AM 20km
火 AM 20km MR(4:30/k)
水 AM 13km PM 12km まるRC年納め練習会
木 AM 800mhillX7 w-up/c-d12k
金 AM 22km
土 AM 28km(3:55/km) w-up/c-d2k 660mXC
日 AM 12km PM 13km まるRC年初め練習会
Total.163km
レース疲れと寒さあり、あまりタイムに拘らない坂道インターバルに。
週末ロングはクロカンを走っておきたかったので春野へ。ロングも余裕のあるペースで走って、最後だけ少し上げた。
まだちょっと年末年始モードでのんびりしており、次のマラソンまでそんなに時間も無いが、まずは坂道、ファルトレクを利用しつつ身体作り、動き作りから始めていきたい。
WEEK.3(1/4-10)寒波到来。Hills
月 AM 20km
火 AM 16k(4:28/k)+1'on-1'offX6+2kc-d(T23k) PM ランステgym
水 AM 20km
木 AM 800mhillX7 w-up/c-d10k PM 8km 練習会
金 AM 18km
土 AM 20km PM 8km 練習会
日 AM 32km(3:53/km) w-up1k
Total.171km
火曜は疲労が残っているのを感じていたので、ミディアムペースラン+ファルトレクで軽く刺激。
木曜から史上最高レベルの寒波が到来。とても速いペースで走る気になれなかったので、引き続き坂道インターバルで繋いだ。
日曜も少し寒さが緩んだものの、最初はなかなか身体が動かず4:00/km程度で、このままだと脚が重い状態が続いてしまいそうな感覚があったので、後半は3:20-30/km程度に上げて少し走りを整える。
徐々に暖かくなりそうなので、これから短いスピードや、マラソン用の練習を増やしていきたい。
WEEK.4(1/11-17)200s、3kmX4
月 AM 21km まるRC20km走
火 AM 200mX20(34"r65"jog)w-up/c-d12k PM ランステgym
水 AM 20km
木 AM 3kmX4(R1km3:50) w-up/c-d10k PM 8km トラックナイト
金 AM 18km
土 AM 18km PM 10km ランスクール
日 AM 32km(3:49/k)last5k3:35/k w-up1k
3kX4…9'26/9'26/9'37/9'37・T16k3:20/k)河川敷GPS
Total.172km
一旦速い動きを思いだすために200mインターバルで刺激入れ。やはり動きづらかったものの、これでリズムが良くなってくるのを期待。
木曜は気合入れたハーフ〜マラソン用インターバルで、天気も良く、昨年のとても良い状態の時と同じか、僅かに良い内容でできた。
日曜のロング走はそれほどリズムに乗れず、最後にペースを上げて終わりましたが、これも先週よりは少しずつ良くなってきている。
今の所マラソン以外に重要なレースが無くても順調に調子が上がっている模様。
やはりこの時期は体重増え気味(寒いとすぐお腹が空く…)。
WEEK.5(1/18-24)イージー週
月 AM 16km
火 AM 22k-MR(4:15/k)
水 AM 18km PM 10 km
木 AM 18km MR(4:16/k) PM 8km 練習会
金 AM 18km
土 PM 10km 雨
日 AM 26km(3:53/k) PM7 昼まで雨 ランスクール
Total.152km
3週間しっかり練習できたので、スピード練習は入れない落とし週。
リズム良いジョグ(モデラートラン)と、週末に追い込まない26km走だけ入れておいた。
厳しい寒さが落ち着いて過ごしやすくなってきたものの、週末は雨が降り続けて少し残念な感じに。
2回のモデラートランはどちらも気持ち良く走れたけど、やはりエボライド(木曜はDSトレーナーで)のコロコロ脚が進む感じがハマると楽しい。
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あっという間に、マラソン練習も終盤へ。
WEEK.6(1/25-31)5kmX3、34km
月 AM 500mX10(1:30,r65"jog)w-up/c-d10k PM 8km
火 AM 18km PM ランステgym
水 AM 22km
木 AM 5kmX3(3:12/k、r1k3:50)w-up/c-d10k 河川敷GPS PM8 練習会
金 AM 16km
土 AM 18km PM 10km 練習会
日 AM 34km(3:43/k) w-up1k
Total.181km 月走行距離752km
おそらくびわ湖前の1番ハードな週。
ここ数年はマラソンやハーフを短期間で何度も走ることも少なくなかったので、マラソントレーニングも意図的に抑えることが多かったのですが、トラック重視で臨んだ福岡ではマラソン特有練習の不足を実感。
久々に5kmX3と32kmを超えるロング走を入れてしっかりマラソン仕様の身体を作っていくことを意識した。
どちらも走りやすい気温だったのもあり、ある程度余裕を残せて終われた。じっくり練習が積めて月間走行距離もここ2年で最高。
河川敷のマラソンインターバルはGPS測定なのでやや不正確なものの、2.6km毎に折り返すので結構きつく、3本共ほぼ16分で維持できるようになって嬉しい。
しかし周りの高速化も、自分の目標ももう昔とは違う。
WEEK.7 (2/1-7)窪川ロード
月 AM 18km 山コース
火 AM 500mX10(r65",1:37-1:27,last1:24)w-up/c-d12k PMランステgym
水 AM 22km MR(4:21/k)
木 AM 18km PM 9km 練習会
金 AM 10km+1k(2:54)+1kc-d PM 10km
土 AM 18km PM 10km
日 AM窪川ロードレース10km(31:39)w-up/c-d10k
Total.158km
レースまではそれなりに距離を稼ぎつつも、スピード系は短めの内容であまり追い込まないように。
500mX10はかなり強い風で、向い風の部分は3:10/kを超えるペースになってしまったが、せっかくなのでラスト1本は追い風を活かして2:50/kを切るペースでカバー。
家の周りは風が強くなりやすいので、たまにはこういうのもアリと割り切る。
窪川ロードは最初は悪くなかったものの、後半競り合いで力尽き、タイムもいまひとつになってしまったのでやや課題の残るレースとなった。練習は順調なので、びわ湖に向けて足りない部分の刺激になったと思いたい。
ハードなマラソン練習は残り1週間だけ。もう一度気合を入れて仕上げたい。
WEEK.8(2/8-14)ハードトレーニング終了。
月 AM 18km
火 AM 20kMR(4:15/k)+1'X8+1.5kc-d(26k) PMランステgym
水 AM 18km PM 8km
木 AM 15km MR(4:20/k) PM 9km 練習会
金 AM 1kmX10(3:05,r85") w-up/c-d12k
土 AM 18km PM 10km ランスクール
日 AM 32km(3:51/km)春野クロカン w-up1k
Total.181km
暖かい日が多くなり、身体が動きやすくなってきた。
火曜のミディアムロングランはエヴォライドでスイスイ。
多少レースの疲れも感じたので、金曜まで待ってしっかり良い内容でこなしたい1kmインターバル。この日は無風で特に気象条件が良く、ほぼ全て3分05秒で揃えれた(8〜9本目はちょっと遅れそうだったので、ついショートダッシュして合わしたけど)
全く無理はせず、上体の力も抜けて、余裕を持ってこなせた。
日曜は締めのクロカンロング走。そんなに無理はしないようにしたが、久々のクロカンはきつく感じる。これでロードだけでは得られない後半のスタミナやリラックスを最後に身体に染みつかせるのが目的。
距離もしっかり走り、もうやるべきハードトレーニングはほとんど終えた。
残り2週間、これからは調子を引き上げる練習に移行していく。
WEEK.9(2/15-21)高知龍馬リレーマラソン。
月 AM 16km
火 AM 500mX10(90"・r65")
水 AM 18km PM 8km
木 AM 26kmLR(4:13/k) PM8 トラックナイト
金 AM 16km
土 AM 18km PM 10km ランスクール
日 リレーマラソン(1.3kmX6、4:00±)
Total.156km
リレーマラソンに出るので、いつものマラソン前と少し調整を変えた。
木曜に最後のインターバル、日曜に最後のロング走をやっていたのを入れ替え。
これだけなので、そんなに影響無いと思いたいが。
最近ハマっている500mインターバルも気持ち良くできた。
順調に練習が積め、どこも痛い所は無く、好調。少し疲労が出てきたと感じる程度か。
そろそろマラソンで新しい自分が出せるのではないか、楽しみ。
WEEK.10(2/22-28)びわ湖マラソンWEEK
月 AM 16km 月曜昼〜水曜昼までカーボオフ
火 AM 5kmTR(16:14) w-up/c-d10k 強風、GPS
水 AM 16km 61kg
木 AM 16km
金 PM 8k+1kFast(2:52)+1kc-d
土 PM 32'jog 移動
日 びわ湖マラソン(2:20:40)w-up15'+80-100mX4
HALF67:05-73:35 25km、30km、35km PB
Total.125km
最後の1週間はいつも通りの調整。前の日曜がリレーマラソンという普段との違いはありましたが、調整はうまくいき体調は万全のように感じた。
Try!asics!の企画で提供していただいたメタレーサーは、初めはレースで履く気はなかったが、流ししても全く違和感無く、金曜に1km1本を薄底とほぼ同じ感覚で走れたので、使用決定。スピードが出て、脚に優しく、よく馴染むと感触はかなり良かった。
やはり後ろの集団から行けばよかったなぁ、と。しばらく次の機会も無さそうで、こういう1試合の重さもマラソンの魅力ではあるけど。
まとめ
9週間走行距離…1470km(163km/ave)
Long run…34km、32kmX3、28km、26kmX2
Best Workout…5kmX3(3:12/km)
レース/ワークアウトシューズ…ソーティマジックLT2
マラソン本番メタレーサー
福岡国際の結果を受け、ようやく将来的には新世代シューズに切り替えることを決断。
好きなメーカーと協力できれば自分の中で納得できると考え、年末から知り合いのツテをあたったり、これからのプランを練って行動していきました。
ただ、とりあえずもうしばらくは従来の薄底シューズで頑張ってみようとも思っていたので、びわ湖の準備はそのまま薄底のソーティマジックLT2中心で。
1月から自然と調子が上がり、マラソンレースペースインターバルもこれまでで1番良い内容、かなり良い状態でマラソン本番を迎えることができました。
前回のマラソンからの準備期間は少し短めだったのでしたが、やはりこの時期に身体が仕上がってくる周期が、自分の中である程度確立されているようです。
ハーフマラソンを全く走れていないので、ロードでのレース勘、スピードを持続させる能力は少し落ちていたかもしれません。
びわ湖マラソンを直前に控えて、TRY!ASICS!アンバサダーとして活動させていただくことが正式に決定。初めに提供していただいたのがアシックスの初代カーボンプレート入りシューズのメタレーサー。
これも何かの運命かと思い、自分の気持ちを切り替えるために本番でいきなり使う事に決定。
メタレーサーはほとんど従来の薄底シューズと変わらない感触で、使いやすくとても良いシューズでした。
しかし、さすがに履き慣らしが足らなかったかもしれないのと、後になってわかりましたが、他社厚底と比較するとバネのような弾む反発はほとんど無かったので、劇的に記録が伸びるシューズではないというのがわかりました。
今回もやはりこの1年のレースの課題だった、初めに飛ばし過ぎるという失敗で後半は大きく失速(ハーフの通過67:05、ベストと3秒しか変わらない)。
ぼくにとっては2時間20分台はまずまずのタイムですが、今回のびわ湖は空前の好記録ラッシュで、順位はなんと179位。先頭は日本人初の2時間4分台、ライバルも2時間16分前後が続出し、またしても悔しい結果となってしまいました。
厚底騒動が始まってから、シューズのルールの変更やそれによる混乱は未だに続いてますが、結局根幹の部分は変わっていません。
いくら現状のルールに不満があっても、自分がそのフィールドで活躍し続けたい、もっと上を目指したいのなら、今の環境に合わせていかないと、選手としてはそこで終わってしまいます。
ぼくの中では陸上競技はずっと公平で、自分の身体一つで戦える価値観が好きだったのですが、他の競技と比べても恵まれていたその環境に甘えてしまったような気がします。
これから自分自身の意地で招いてしまった2年間の停滞を取り返していかなければいけません。
川内優輝選手が新しいアシックスのプロトタイプシューズで自己記録を8年ぶりに1分近く更新し、長い苦戦から抜け出したのは本当に痛快で嬉しかったです。
取り残されてしまったぶん、逆襲するモチベーションで頑張るのもそれはそれで面白いかも。
なにはともあれ、春からぼくの新しい挑戦がスタートしました。
つづく
↓コロナ禍&スーパーシューズ編その2(前回の記事)