8月20日土曜日、「第17回ひろしまクロスカントリー」に出場してきました。
リオ五輪を観るために家に張り付きたい時期ではありますが、この大会は広島の強豪実業団選手と走れるのが特徴の一つであり、またクロスカントリーの大会自体も貴重なので、どうしても雰囲気を味わっておきたかったのです。
道後山クロカンパークは学生時代も何度合宿で訪れた場所で、強豪実業団・学生チームも頻繁に利用する本当に充実したトレーニング施設です。
広い広い芝生のコースは本当に気持ち良いです。
駐車場からシャトルバスで会場に移動。
招待選手の紹介。
やっぱりいいですよね~クロカン。
先に3キロと5キロの部がスタート。なぜかレース中に「日本リレー、アジア新で銀メダルを獲得しました!」とのアナウンス。うわ~録画してきたのにぃ。まさかの大会会場でのネタバレ。
メインの8kmのスタート時間は12時。気温が非常に高くなり、何度もアナウンスで注意を呼び掛けていました。土曜開催なので設定が難しい所ですが、もう少し涼しい時間帯にできるといいですね。
とは言っても高原なので日陰は涼しく、やはり平地とはだいぶ風が違いました。
スタート。横長に広がり、トラック中距離のようなポジション取りが始まるのもクロカンの特徴です。
コースは周回コースを、2kmコース→3kmコース×2と言った感じです。
やはりトップのスピードは圧倒的です。優勝したディランゴ選手にとってはここのクロカンは平地とさして変わらないようなものかもしれません。
ぼくはと言うと、序盤は意外と高位置につけたのですが、2周目以降は動きもバラバラになりかなり失速…
結果は28分02秒で44位、普段のテンポ走ペース以下になってしまいました。
いっぱいいっぱいになってしまうと、後はコースとの戦いに。アップダウンに苦しめられ、芝生をとらえる脚の力が入らなくなっていきます。
芝生を裸足でクールダウンジョグした後は恒例のタイム。
ガチガチの競技者向け大会というわけではなく、出店もありお楽しみ抽選会もあるのもこの大会の魅力です。
家族連れの参加も多かったですね。
その場で手打ちそばを作ってくれるお店がありました。
ブルーベリースムージー、果肉タップリ入れてておいしかったです。
脚も内臓も燃やした後はやっぱりジェラート。牧場ミルクと生チョコ。うまし。
お楽しみ抽選会ではさすがに汗見川マラソンに続いて当選というわけにはいきませんでした。
お肉とかバックパックとか色々な賞品が提供されていました。
近くの川も入れます。
なんですが、汗も流しに施設内にある「すずらんの湯」へ。昔合宿でも利用した所です。
そんなに混んでなくて快適でした。
今回は食べませんでしたが、名物のひばごん丼は一食の価値あり。
出たい大会は自分のスケジュールに合わせてくれません。
休養期間明けでトレーニングが詰めていない状態でしたが、クロスカントリーの大会はぼくにとっては憧れの舞台です。
陸上を始めたばかりの頃、海外のランナーが芝生を駆け抜ける光景は世界への興味をより一層深めてくれました。
リオ五輪でも中長距離種目でメダルを量産しているアメリカでは学生時代の秋~冬は駅伝ではなくクロスカントリーのチーム戦に取り組んでいます。
まだまだ日本ではクロスカントリーの大会の認知度は低いですが、クロカン施設さえあればロード大会よりも開催しやすく、トラックより敷居が低いと思いますし、ぜひ色んな人が楽しんで走れるクロカンレースがもっと広まればいいなと思っています。
・結果…8km・28分07秒(44位)
☆強豪実業団や学生も合宿で頻繁に使用する充実した施設
☆招待選手も数多く出場。トップランナーの走りが間近で体感できる
☆競技者向けというわけではなく、出店やお楽しみ抽選会もあり、家族連れの参加も多く楽しい雰囲気
☆真夏の昼間開催なので暑さ対策は注意。高原なので日陰は涼しい
☆とにかくクロカンは最高