ゴールドコーストマラソン遠征、出発からレースまでを振り返り。
1日目:移動日(カンタス便、サクララウンジ初体験)
今回はエリートアスリートとしての参加が決定。ブリスベン行きが木曜運休になっていたのもあり、思い切って他の日本の招待選手達と一緒に行動できる水曜出発で行く事を決めました(いつもより1日早い)。
また、ハーフマラソンの部が土曜開催になったので、高知から一緒に参加の三谷選手(初参加)も十分準備の時間がとれます。
高知夕方発→羽田夜発→ブリスベンと効率良い時間帯。
JALとカンタスのコードシェア便で荷物も最終目的地まで運んでくれて楽ちんです。
そして国際線の保安検査場を通過すると、待ってました!JGC会員となって初の国際線サクララウンジ(JALのビジネスクラスラウンジ)に訪問。
昨年の飛行機修行を経て、JAL&ワンワールドグループの生涯上級会員となりました。同行者1人OK。
さすがに高級感溢れる内装です。
噂の名物ビーフカレー。お店のような本格的な味付けでお肉もゴロゴロ入っててかなりうまい!サラダつき。
ラウンジの雰囲気で美味しくなるのかと思いましたが、普通にクオリティが高かったです。
あまりにも美味しかったので、おかわりしてしまいました。デザートにティラミスもつけて。
もちろんシャワーも使用可能。でしたが、アプリで予約するシステムで20〜30人の予約待ち状況でした。
機内泊前にサッパリしておこうと思いましたが断念。何はともあれ出発前とてもリラックスできました。
機内食は食べずに睡眠に集中するつもりでしたが、やっぱり声をかけられると気になったので少し食べようかなと思ってポークを注文したら品切れで、なぜかお詫びにチキンとベジタリアンパスタの両方いただく事に。
カンタスは結構ボリュームがあるのでお腹いっぱい。自分的にはベジタリアンパスタの方が美味しかったです。
朝の到着直前に朝食の時間。パンとフルーツ中心かと思いきや、ここも謎のボリューミー。
有難いけど、朝食としてはちょっと重たかったような。
美しい朝焼けの風景が見えてきました。
いよいよオーストラリアに到着。国際線のこのワクワクが堪りませんね。
なお、カンタスは座席指定が有料なのですが、ここでもJGCの恩恵を受けて同行者含めて比較的前方の座席を無料で確保。しかも近くの席が空いてたので、2人で広く使って有効活用しましたが、やっぱり今回も機内ではほとんど寝れませんでした…。
2日目:到着。ほぐしジョグ、ASICS EXPOへ。
カンタス直行便の到着はゴールドコーストでは無く、クイーンズランド州の州都ブリスベン空港。
ゴールドコースト市内までは車で1時間ちょっとかかります。
今回はエリートアスリート用送迎車に乗って。かっこいい。
エリートアスリート・関係者の拠点となる「QTゴールドコースト」はゴールドコーストの良さげなホテルでよくあるコンドミニアム(キッチン等ついていて長期滞在しやすいタイプ)ではなく、お洒落な感じの1〜2人部屋が中心。
到着して少し休んだら、川内優輝選手に誘っていただき、ほぐしジョグへ。
エリート選手のグループでは、コモディイイダの金子選手と「チーム埼玉&高知」で行動はよく一緒にさせていただきました。
川内選手がチョイスしたのは、ホテルからマラソンのスタート地点である「サウスポート」方面に行く、ぼくもお気に入りのトレイル道コース。毎週土曜に5kmを走る「パークラン」イベントでもこの辺りを走ります。
7kmほど進むと、穴場スポット的な見晴らしの良いビーチに到着し、丁度そこで折り返しました。最高の景色です。
4年前に合宿でいっぱい走って、のんびり暮らした幸せな日々を思い出しました。やっと帰ってきたんだなぁ。
午後は大会エキスポの見学へ。初日の平日木曜にも関わらず、激混みでした。入るのに時間がかかりましたが、今まで以上の盛り上がりで嬉しかったです。
会場は思った以上にアシックスが全面に押し出されていました。なかなか壮観です。
有名な「GEL-KAYANO」シューズを作った伝説の職人、茅野さんもご来場されたそうです。
せっかくなので、アシックスに盛り上げてくれた感謝の気持ちも込めて帽子やタンクトップを購入していきました。
ゴールドコーストらしいフォトスポットで記念撮影。
出口には、ぼくも映ってました。(見つかりましたか?)
一瞬「ひょっとして元気な協賛がアシックスくらいしかいないのかな?」と悪い深読みをしてしまいましたが、そんな事はなく、他にも色々な出展スペースがありました。
なんとシドニーマラソンのブースの抽選でエントリー無料権を獲得。今年は無理かな〜。勿体無い。
夕食はエリートアスリートのみんなでイタリアンレストランの「アルフレスコ」へ。
ここは以前も行ったことあるんですが、かなり美味しい店で、店員の方々の雰囲気も良く、大会前のカーボローディングにもオススメです。
オーストラリアは麺類は柔らか過ぎたりするんですが、ここはパスタもピザも全部美味しいです。
夜のゴールドコーストの街並み。
3日目:刺激走、下見、記者会見
ぐっすり寝れて6時半頃に起床、前日のジョグコースと反対のブロードビーチ方面に向かって往復10kmほどジョグ、プラス1km刺激走(3分切り)を行いました。
コースはランナーで溢れており、大会の雰囲気がますます高まってきて、これだこれ!という気持ちになりました。
泊まっているQTゴールドコーストの朝食。割引無しだと49ドルの豪勢なビュッフェで、目移りしてしまいましたが、好き放題食べるのはマラソンの後のお楽しみにする事にしました。
その後11時からの招待選手の記者会見に出席。約1時間半程度で、日本勢、アフリカ勢、地元勢やレジェンドランナーが集まって、とても面白かったです。細かい準備まで、大会関係者が力を入れているのがわかります。
前回王者の福田選手、川内選手等の質疑応答。ピリピリという感じではなく、笑いありでなんとなくリラックスしてるのが豪州らしい感じがします。
国内勢で期待のリアム・アダムス選手と記念撮影。五輪代表マラソン選手ですが、フルタイム勤務をしている36歳のベテラン選手。
とても気さくで、4年振りにも関わらず、あちらから覚えていて話しかけてくれてとても嬉しかったです。(なんと日曜のマラソンでは自己記録大幅更新の2時間8分台で3位!大変刺激になりました)
ランチはせっかくなので、海の見えるカフェで。“ワギュウバーガー”しっかり食べ応えあって美味しかったです。
午後はトラムでマラソン会場のサウスポート方面に移動し、下見と足りない物の買い物へ。
もうだいぶ会場の設営は出来上がってました。明日の早朝から大会が始まるのでそりゃそうか。
買い物は「オーストラリアン・フェア・ショッピングセンター」へ。中にはダイソーは日本語医療センターもあり、日本人も安心。
この辺りはアジア人が多く、また観光地というよりは生活感がある雰囲気になっています。
さて、明日土曜は三谷選手が出場するハーフマラソン。
〜続く〜