東京マラソンの日が迫ってきました。
コロナウイルスの影響が拡大し規模縮小が決定、あまりに異様な雰囲気の今大会ですが、今は絶対に無事開催されるつもりで準備を進めています。
唐津10マイルが終わった後は、やや動きが重いように感じられたので、不足していたロング走を入れつつも、ショートインターバルで刺激を入れ動きを作っていきました。
レースのスピードアップと回復を重視したので練習量はそれほどではありませんでしたが、故障の予兆も体調不良も無く、健康な状態で練習を積めたのが何よりです。
最終調整の1.5kmインターバル、5kmテスト走は神戸前の内容を上回るものでした。
確実に力がついているのに手応えを感じつつ、大きなゴールである2時間16分33秒(高知県記録)はそう簡単ではない事も認識しています。
レース展開としては、最初の下りでハイペースになるのが予想されるので、冷静に対処し、うまく自分に合った良い集団を見つけることが鍵になると思っています。
神戸では30kmまで高知県記録ペースで走ることができました。とにかく1kmでも長くペースを維持し、少しでも高知県記録に近づきたいです。
条件に恵まれ、今ある力を全て出し切れば決して不可能なタイムでは無いと思っていますが、より現実的な目標として2時間17分台もぼくにとっては素晴らしい記録です。
目標設定タイムは2:16:30〜2:17:59としたいと思います。
憧れのランナー、ビクトル・ロスリン選手。
マラソンが盛んで無いスイスでコーチをつけず独学で練習し、2008年の東京マラソンで優勝、北京五輪は6位入賞。
その後病気と足の手術で一時休養するも、2012年の東京マラソンで5位に入り再び五輪出場を果たした不屈のランナーです。
ぼくもロスリン選手のように、五輪イヤーに東京マラソンをエリートランナーとして出場するのを夢見て、1人で黙々と練習を積んできました(気づけば12年…)。今回それが叶い、とても嬉しいです。