東京マラソンに向けて、冬のレースシーズンが終わったので、この2ヶ月を振り返ってみました。
冬は伝統ある魅力的なロードレースあり、アジアの国際レースあり、地元の駅伝ありと、出たい大会が盛りだくさん。
例年通り、オーバーワークになり過ぎない程度に、経験を積みながらスピードを強化していくというテーマでレースをこなしていきました。
神戸マラソン2週間後のリレーマラソンでスピード練習を再開し、1週間後奈良マラソン10kmに出場。まだ速いスピードは出ないかなと思いましたが、安定した走りができました。
続いて、2019年最後のレース、初のタイ遠征。
シルバーラベルロードレースにエリートランナーとして出場させていただく幸運に恵まれましたが、厳しい条件の中8位という成績を残せ、自分の仕事が果たせた事が嬉しかったです。
やはり新しい挑戦はバタバタ慌しく感じるものですが、この後じっくり1ヶ月ほど練習に集中。32km走を3:45/km切り、1kmX7変化走3:05/3:40、3kmX4を3:10-12/kmと神戸前よりもさらに良い内容のポイント練習をこなす事ができました。
そして駅伝でレースシーズン再開。1区10kmで作戦通り5kmからペースアップを開始しましたが、突き放し切れず2位に終わりました。スローペースで慎重になり過ぎたのも反省点。
3回目の出場となったまるチームは目標の10位以内にあと50秒ほど届かず惜しくも12位でした。
2週間後の市町村駅伝5区9.2kmでは前回とは違いハイペースに。4位に終わりましたが、このコースの最高記録を20秒近く更新する事ができました。
丸亀ハーフに向けては最高のスピード練習になりました。
やっと東京マラソン2020の出場も正式に決定。ホッ。
東京前の最重要レースと位置づけていた丸亀ハーフ。
できれば66分台に突入したかった所ですが正式なグロスタイムでは僅かに届かず67:02で自己記録更新となりました。
序盤からハイペースに耐え、5kmを15分ほぼフラット、10kmを過去最高の30分40秒で通過できた事が大きな収穫だったと思っています。
しかし昨年より順位は20番以上下落(128位)。今のロードレースの高速化についていくのはなかなか大変ですが、着実に成長はできているし、引き続き励み鍛えるしかありません。
締めは1週間後の唐津10マイルロード。
佐賀県と言えばこのレース、以前から出てみたかったのですが、この時期は過密レースになるためなかなか踏み切れませんでした。
結果としては出て良かったと思います。2週連続長距離レースとしてはとても満足のいくタイムで走る事ができました。
・振り返ってみて
冬のレースシーズンを終えてみると、マラソンの大幅自己記録更新に向けては、もう少し短い距離の爆発力が欲しかったなという所で、ぼくらしい安定したパフォーマンスに終始したのかなと思っています。
そんな中、市町村駅伝や丸亀ハーフで“意識せず自然に”、今までに無いハイペースで走れた事が、前半が下りで速い入りが予想される東京マラソンに向けて自信になりました。
あとは神戸の前のように、レースが近づくにつれてより走りが研ぎ澄まされていくような感覚に仕上げていければ最高です。
東京マラソンまで、あと2週間。