福岡国際マラソンの準備やレース後の模様を振り返っていきます。
1日目・土曜(移動、最終調整、受付、準備)
午前中に高知からJALの飛行機でひとっ飛び。所要時間45分ほど。福岡空港は地下鉄で市内までの移動も短時間スピーディーです。
福岡はとても良いお天気。ただ日差しも強く、当日は少し気温が高くなりそう。
ホテルは福岡国際の時はいつも泊まっている「平和台ホテル大手門」。スタートの競技場や大濠公園に近く便利です。
近くのうどん屋で、皿うどんと団子汁、鳥ゴボウ握り食べました。ちょっと消化の悪い繊維質も多かったですが、根菜類は腹持ちが良く、身体が温まります。
お腹を落ち着かせて、16時前に大濠公園周辺で最後の30分ジョグと流し4本。
体調、脚の調子はまずまず良い感じ。
最終調整練習の後は、前日受付の西鉄グランドホテルへ。
参加者が86名と少ないため、あっという間に終わったそうです。ぼくは初め、チェックしなければいけないユニフォームとシューズをホテルに忘れてきてしまいました…。
東京や神戸マラソンで走ったライバル達と再開。すっかり各地で生まれた交流が薄くなってしまい悲しいですが、みなコロナ禍なりに楽しく目標をもってトレーニングしていたようです。川内よしき君と牛山さんポーズ。
よしき君はお兄さんと入れ替わりで公務員ランナーに。シューズ論等、いつも最新情報を独自の視点で教えてくれるので面白いです。
夕食はやよい軒でホッケ定食。ご飯もおかわり自由で、しっかり燃料補給できました。
ユニフォーム、給水の準備も終了して、後は寝るだけ。
なぜか今回は緊張感が強く、夜も何度も目が覚めてしまいました。
日曜レース日
ホテルの朝食は7年前来た時とは違い、パンのみになっており、ぼくにとっては後はコンビニでバナナとヨーグルトを買えば普段通りでよかったですが、少し量が少なかったような。
正午スタートなので、ひょっとしたらレース中で空腹感が出てしまったかもしれません。
昼スタートはいつもより時間に余裕があるのはよかったです。
スペシャルドリンクを9時〜9時半の間に預け、10時半に第一コール(これが他のマラソンとは違い、忘れてはいけない)、後は準備といった感じでした。
控室(更衣室)は、写真を撮り忘れましたが、いくつかの部屋に分かれて、子どもの頃やってた「マジカル頭脳パワー」の伝言バトルみたいにNo.順に各選手の間に仕切りの壁がありました。前どうだったか覚えてないのですが、感染症対策でしょうか?
他にも、バナナとアクエリアスが置かれていてレース後はありがたいサービスでした。
レース振り返りはこちら↓
レース後、牛山さんと。前回の東京と同じように、後半鮮やかにかわされて完敗してしまいました。
ちなみにぼく達が手に持ってるのは高知のお土産でまるRC公式スイーツ(?)の「田野屋塩二郎アーモンドサブレ」で、プチサイズなのでみんなで食べたり配ったりするのにもオススメです。
(頭文字D1巻 しげの秀一 講談社)
牛山さんはランニングのモチベーションを上げるバイブルとして「頭文字D」を読まれているという事で、ぼくも早速購入。ライバルの高性能なマシンに、テクニックで勝負する主人公の姿勢からはぼくも学べる部分がありそうです。
台湾の張さんにはお土産にオリジナルブランドのマスクをいただきました。
久々一緒のレース集団で走ったのはゴールドコースト以来2年ぶりで、お互い30km以降は難しいレースになりましたが今回も完敗。
張さんは五輪代表権獲得のため、14日の隔離期間もクリアし、色々な困難を乗り越えて福岡を走りにきたようで、胸が熱くなりました。
ふと、台北に行った楽しい思い出も蘇ってきます。来年こそは?
レース後の夜ご飯はおやじマン監督と、美味しい長浜ラーメンを食べに「長浜ナンバーワン」へ。
ラーメン以外にもステーキ等サイドメニューも充実していて、お腹いっぱい栄養補給できました。
高菜ラーメンと、チャーシュー丼。
月曜・帰るまでが遠征。Gotoクーポン
次の日の帰りの飛行機は9時発なので、あまり時間がなくバタバタ。
空港ではお待ちかねのGoto地域クーポン活用。
JALダイナミックパッケージ(飛行機+宿泊)では電子クーポンのみになるのですが、使えない店舗があったり、確認番号の入力等面倒で、やや使いにくく、最近SMSメールの登録が必要になったのも注意です。
今回は2人分の旅費で、35%割引で4万8000円、これになんと1万1000円もクーポンがついてきました。
さらに飛行機の遅延で、お詫びの2000円クーポンもいただき、予定よりゆっくりお土産を買えました。
お土産に袋のラーメンを買い溜め。見栄えは大雑把だけど、これがうまいのです。
最後に間食にフードコートへ。「RED BROOKLYN」でハンバーガー購入。注文を受けてから作る本格バーガーで美味しかったです。
タピオカミルクティー。
家、自分用に買ったモツ鍋を食べましたとさ。これでマラソン後のスタミナリカバリーもバッチリ。ちゃんちゃん。
今回も遊び要素は最小限の旅だったので、それほど見所は無かったかもしれませんが、ぼくとしては今のシンプルで緊張感のある遠征もなんだかいいな、と思っています。
コロナ禍の現在、海外招待選手無し、たかだか86人のマラソンを開催するのにも、大変な準備が必要なのが伝わってきました(もちろん福岡の大都会で開催され、かつ世間からの注目度も高い大会というのもありますが)。
福岡国際マラソンは世界中で数少ない、2020年も歴史を途切れらすこと無く開催された大会の一つになりました。
今回が特別な大会だからというだけでなく、改めて凄い大会に出させてもらっていたことを誇りに思います。
福岡国際マラソンを開催してくださった主催者、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。