まるランニングマガジン

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Kochi Marathon Runner Takemaru Yamasaki Official Blog まるランニングクラブ代表 Marathon 2:18:59(2019)/Half 67:02(2020)/5000m 14:48.22(2019)

待望の新作。超進化したソーティマジックLT2レビュー

今回のシューズレビューは長年ロードレースや練習で愛用してきたソーティマジックLTの新作を初代と比較しながら紹介していきます。

 

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初代ソーティマジックLT

 

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ターサーシリーズに似た形状のセパレートシューズに見えますが、ソールは全体的にかなり薄め。僅かに踵が厚くなっており前足部にはほとんどクッションがありません。

 

アシックスのソーティマジックシリーズは学生時代から使い続けた定番の商品で、2014年には最新版でより反発性の高い「ソーティマジックRP」、軽さ・耐久性・クッション・価格を重視したやや練習向きの「ソーティマジックLT」が発売。

RPは6代目までマイナーチェンジを繰り返していたのに比べ、LTは5年間バージョンアップする事無く続いてきました。

 

ぼくは練習で使いやすい性質、マラソンを考えると僅かにクッションのある「LT」を中心に使っていましたが、本当は履き心地や細かい作り込み等「RP」の方が好みでした。

 

短い距離の駅伝シューズの入門版という位置づけでもあったかもしれませんが、ぼく的にはどうせならマラソン向けの作りに振り切ってくれたらという気持ちもあり、シンプルで良いシューズだけど、もうひとつ物足りない。そんな印象ももっていました。

 

 

待望の続編が登場。「ソーティマジックLT2」

 

そして遂に5年越しで、待望のニューバージョン・「ソーティマジックLT2」が登場。

 

このLT2は前作を愛用していたぼくの要望を全て叶えてくれたような大幅な進化を遂げていました。

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初期のRPにあった外側のスポンジをつけフラットな形状に、ソール全体に厚みが増してより長距離で安心して使える作りに

 

さらに使ってみると新しい発見もありました。話題のライドシリーズのような僅かにつま先上がりの構造になっており、スピードとリズムに乗ってくると自然に脚が前に運ばれるような感覚になってきます。

ライドシリーズと同じく下り坂が走りやすく感じ、衝撃が逃されてダメージが残りにくくなったように感じました。

 

一方で、前作のLTと比べると反発性は少し弱まった感はあり、地面を強く蹴ろうとする意識が強すぎるとうまく走れないかもしれません。


使い始めはその蹴りにくさからスピード面は低下したように感じていましたが、うまく転がる感じがハマってくれば、モモ裏の筋肉を使って回転数が上がり、むしろマックススピードを引き出してくれるのではないかと思っています。
2月の丸亀ハーフでは集団のスピードに乗り、下り&追い風気味ながら10km通過を自己ベストより20秒近く速いタイムで走る事ができました。

 

ハーフ〜マラソンに適したクッション面だけでなく、うまく使えば短い距離のスピードアップにも役立つのではないかと、非常に可能性を感じています。まだまだ使い込んでいきたいです。

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貼り付け型インソールの真ん中には小さな穴が。熱を発散させるためでしょうか。アシックスらしい細かり拘りが感じられます。 

 

 

まとめ 

レビュー点数…10

初代LT・8

 

用途…インターバル、テンポ走、ロードレース(主にハーフ〜マラソン)

 

簡単に10点満点をつけていいのか悩みましたが、現時点の理想のシューズという事で。

今はタイムが飛躍的に向上する高額なスーパーシューズが全盛なので少し難しいポジションにはなってしまいましたが、こちらは1万円前後で購入可能で耐久性も比較的高く、レース&スピードトレーニングシューズとして非常にコストパフォーマンスにも優れた逸品だと思います。

 

初代LTは地面の食いつきはいいので、芝生や土道のスピード練習ではこちらを使っています。値段もかなり安くなったので練習用としてはさらに使いやすくなった言えそうです。

 

ソーティマジックLT2

 

▷ソーティマジックLT