ロックンロールマラソンinサンノゼ遠征後編。
前編↓
日曜:レース日、午後はサンフランシスコへ。
レース振り返り記事はこちら↓
朝は真っ暗だった会場もレース後はすっかり明るくなり、走り終えたランナーが流れている音楽や家族、友人との交流をゆったり楽しんでいました。
エキスポでビプスにドリンク引き換え券がついていました。ロックンロールという事で景気付けにビールをチョイス。
走っているランナーの風景。晴天とどこまでも平坦なコース。どのランナーにも走りやすく好まれそうです。
サンノゼには街のいたる所にあるストリートアートがあり、どれも凄く細かくて美しく見入ってしまいます。
昼食は「the Habit」へ。ここもカリフォルニア州を代表するハンバーガーチェーン店。
ここは炭火焼きが特徴で、とにかく肉が香ばしい!野菜もしっかり食べ応えがあります。
先日食べたIN &OUTバーガーと甲乙付け難い美味しさでした。
噂通り、現地の物価の高さは凄まじかったですが、ハンバーガーは比較的リーズナブルに満足できるのも嬉しかったです。
そのまま友人の車に乗って、サンフランシスコの街へ。
最大の名所・ゴールデンゲートブリッジが1番良く見える地点へ。観光客が沢山集まっていました。普段は霧が出ている事が多いようなのですが、快晴過ぎて最高に綺麗に見えました。
昔日本でも人気になったホームドラマ「フルハウス」の舞台になっていたという住宅街へ。
広い公園でのんびりしている人が沢山いて、ぼく達もしばらく日陰で寝転がって休みました。
スローライフという感じでいいですね。
夕方には最も観光客が集まるエリアである漁港「フィッシャーマンズ・ワーフ」へ。
シーフードレストランが有名ですが、他にも様々なショップがあり、散歩するだけでも楽しいです。
セガがサンフランシスコに拠点を移していた事があってソニックのぬいぐるみが大人気。
日が沈み、雰囲気の良い所で記念撮影。それらしい感じになりました。
肌寒くなってきて、お腹も空いた所で、お待ちかねのシーフードレストランへ。
名物のクラムチャウダーとカラマリ(エビのフライ)が最高。
さらに贅沢なアメリカ式ブイヤベース、チョッピーノもシェアして。魚介の旨みがたまりません。ちょっと食べるのが大変ですが、カニに必死でかぶりつきました。
観光に楽しい大都市のサンフランシスコ。
しかし噂には聞いていましたが、コロナ禍の影響でシャッター街のようなエリアも増え、そこはホームレスや何か不審な行動をしている人や団体もチラホラ...。
カリフォルニア州の光と闇も感じられました。
月曜:Apple、Google観光、移動日
本日は最終日。夕方の飛行機まで程よく時間があるので、朝に1時間ほどジョグしてから、シリコンバレーを代表するテクノロジー企業を見学に行く事にしました。
まずはAppleパークへ。
と言っても会社の中全てわけではなく、広い敷地の中に観光エリアがあります。限定のお土産を購入。
置かれているiPadを模型にかざすと、アップルパーク全体が見える仕掛け。
次はGoogleへ。なぜか建物に棒高跳びの絵。
こちらも観光センターの中で、オシャレな構造にGoogle製品が置かれてあり、お土産売り場の他にカフェも併設しています。
街の喧騒から離れ、一見素朴でのどかな場所なのですが、このように一箇所に世界最先端の大企業が集結。
「まるで長距離のケニアみたいだね」と言うと、友達にはすぐ陸上に当てはめてしまうなと笑われましたが、確かに米国のビジネスの激しい競争にはスポーツ要素もあるようです。
最後にお洒落ショッピングエリアでお買い物。
裕福な人達はカオスな都会から少し離れた場所を好むようになっているみたいです。
ニュージーランドのサッカー選手が設立したというシューズ&アパレルのAllbirds。
本社はサンフランシスコで、シリコンバレー界隈のリッチな方々に人気に。
デザインが良く、かつとても歩きやすい。財布のヒモが緩くなって買っちゃいました。
ランチにメキシコのブリトーを食べて、いよいよ出発の時間が近づいてきました。
サンフランシスコ空港はあっという間に到着。さすが車大国のアメリカは道路が広く車の移動が本当に快適。
お土産を合わせるとさすがに持ち込み手荷物の重量は7kgオーバーしてしまい、見逃してはくれず追加料金を払って預ける事に。当日手数料が加算され、9500円は痛い...
さすがに帰りは受託荷物を予め予約しておくか、機内持ち込み荷物の重量を追加しておくと費用が抑えられそうです。
サンフランシスコ空港はプライオリティパスで使えるラウンジ3つのうち2つが時間外、唯一使えるチャイナエアラインのラウンジはあまり広くない上に大混雑していたので断念しました。
また、成田行きの帰りの飛行機はなんと満員。行きはガラガラだったので不思議な感じです。
帰りの方が長い11時間のフライト、窓際でトイレに行くのがしんどかったけど、慣れたのか思ったより時間が経つのが早く感じられました。
火〜水曜:帰国。
今度は時差があるため次の日の20時に成田空港に到着。火曜日はどこへ行ったんだ?という感覚。
空港内のカプセルホテル9hで一泊、次の日昼のジェットスターで高知に帰る日程です。着いたその日に帰れれば無駄が無く理想的でしたがLCC利用で悪くない日程。
ゆったり朝練をして、プライオリティパスでぼでじゅうを食べて帰りました。
※利用者が多過ぎたためかプライオリティパスを利用しての国内の飲食は10月いっぱいで終了となる予定。残念...
今回も無事ジムに完走メダル到着。ちゃんちゃん。
初のアメリカ遠征まとめ
今回のアメリカ遠征をまとめると
・大会会場に近い友人宅に泊まれて、レースや観光をサポートしてもらえた
・エリートアスリートエントリーで参加費無料&最前列整列
・フラットなコースで走りやすく、レベルもちょうど良い。
・ZIPAIRで往復8万円(+α有り)、高知からの乗り継ぎも利用しやすい時間帯。
と総合的に恵まれた部分が多く、北米長距離遠征とは思えないほど費用と心身の負担少なく快適に走れました。
心配した16時間の時差も、朝のレースでも眠たくなりにくいのと、日本から時間が戻って余裕ができる(木曜夜出発するのに木曜到着)を考えると意外と悪くないのかな?と思いました。
物価の高さはさすがに冷や汗ものでしたが、スーパーやハンバーガーを活用しつつ楽しくアメリカ名物を満喫できました。
ブログを読んで参考になりにくい部分もいくつかあると思いますが、ロックンロールマラソンシリーズは中規模な大会で幅広いランナーにとって気軽にエントリーしやすい大会なのではと思いました。
大都市メジャーマラソンは費用や出場の準備が大変ですし、かといってあまりにローカル大会で案内や情報がわかりにくいと不安ですよね。
アメリカは意外と遠くない!という事で、以前よりグッと身近に感じられるようになった気がします。
日本のランナーもぜひロックンロールマラソン走りに行ってみませんか?
〜初アメリカ上陸、ロックンロールマラソンinサンノゼ遠征編・完〜
各地シリーズ見るだけでも楽しいです。マドリードやマニラとアメリカ以外にもあります。
↓前回のシドニーマラソン遠征