今回は日々のジョグシューズとして愛用しているGT-1000を紹介します。
アシックスの中でも長く続いている定番のシリーズで、ぼくも長い期間愛用しているシューズです。
程度なサポートと踵のフィット感、手頃な価格
GT-1000の良い所はしっかりクッションや安定性のあるジョグシューズでありながら、余分な機能がついてないシンプルな靴である事です。
兄弟シューズとも言えるGT-2000ニューヨークも履くのですが、こちらはもう少し色々なサポートがありガッチリした履き心地があります。
ぼくは余分な機能を削いだGT-1000シリーズの、足をしっかり守りつつもジョギングの心地良さを邪魔しない使用感がとても好きです。
ジョグは快適にできるけど、少しスピードを上げるとしんどいくらい”適度な重さ“を感じるシューズで走るのが、マラソンに必要な脚力強化にも繋がると思っています。
GT1000のもう一つ気に入っている所は、踵周りのフィット感が、GT-2000他同カテゴリーのジョグシューズと比べてとても良い事。
踵がひとまわりコンパクトになっており、一般的に日本人は踵が小さめでシューズの踵がフィットしにくいと聞きますが、ぼくも踵がしっかり合う方が好みです。
もう一つの魅力は、値段がリーズナブルな事で、定価は1万円前後で、前のバージョンが安売りされていると5000円前後で購入できる事もあります。
やはりジョグシューズは一番消耗するものなので、何足か買って、日ごとに履き分けたりするとよりフレッシュな感覚で使えます。
欠点としては、安いゆえに素材の耐久性があまり無いのか、クッションたっぷりのジョグシューズと比べると、ソールの感覚が”スカスカ“に感じるのが早いような気はします。つい使いこんでしまいがちですが、ソールがしっかり削れたら交換した方がいいですね。
レビュー(9代目&10代目)
シリーズがモデルチェンジもそれなりにしており、9代目では踵部のゲルが強調された感じになり、持ち味のシンプルな履き心地をジャマしない程度に、気持ち良い柔らかさが感じられるようになりました。
内側はDUOMAXで固められており、ぼくは扁平足で足の内側に負担のかかりやすいフォームなので、走り方に適した構造になっています。
裏側のソールは接地すると少しブニョっとした弾力性の感じられる素材になっています。
こちらは記念すべき10代目。
ミッドソールにラインがあり、少しつま先上がりで「ライドシリーズ」の機能を取り入れているようにも見えます。
ゲルとアウトソールは同じような見かけで、使用感はそれほど変わっていません。
主な変更はアッパーとの事でしたが、元々自分に合っているのでフィット感も大きな違いは感じませんでした。
安心できるシリーズ
最近はジョギング用の靴も色んな面白いものが出ていますが、ぼくにはこのGT-1000が安心できる相棒です。
これを履いて外に出て、自分の一番気持ち良いペースでジョギングをすると、走る喜びの原点を思い出させてくれます。
GT-1000を愛用し始めてからは、ほとんど大きな故障はしておらず、毎日の練習を支えてくれるGT-1000がぼくの健康に大いに貢献してくれている事は間違いないです。
これからもお世話になります。
まとめ
レビュー点数… B+(9、10代目)
用途…ジョギング(自分の場合は4:30〜5:00/km)
◎フィット感、価格
◯安定性、クッション
-耐久性、反発
△軽量性