シューズレビュー始めました。
今回は紹介するのはグライドライド。走効率を高める機能を機能構造を有した話題の新シリーズです。
神戸マラソンで試し履きした時に、履き心地がよかったのと、赤色のカラーリングも気に入り、たまたまネットでセールクーポンを見つけたタイミングで購入しました。
使用感
厚底な見た目通りクッション性はタップリ。
グニャグニャ柔らかいという感じでもなく、ソフトで優しい感じなのが好印象でした。
一方で接地した時の厚みと、母指球から爪先上がりの構造になる所にあたっての”プラスチック感“というか何か入っている感じが、どうしても従来の靴と比べて違和感を覚えてしまいます。
この”ロッカー構造“と呼ばれるつま先上がりの形状がライドシリーズの特徴で、足首のエネルギーを節約し、自然と転がっていくように足が前に出ていくと言われています。
なんというか、初めは慣れない厚みの違和感が勝っていたのですが、徐々にこの靴に”ハマってくる“と足が地面を強く蹴らなくても勝手に転がっていくような感覚を得る事ができます。
その時、回転が速くなるピッチ走法を意識しやすくなるのですが、チョコチョコとした“すり足走り”というわけではなく、大きな力を発揮するハムストリングやお尻の筋肉をよく使って、自然と上体もよく使ってグイグイと前に進むようなイメージで走れます。
ただなんとなくこのリズムが出ないまま、いつも使っているジョグシューズより遅いペースでジョグを終えてしまう事もあります。
この優しいクッションとロッカー構造は特に下り坂で負担が軽減されるように感じます。一方で、つま先上がりの部分が少し足の爪に負担がかかっているように感じる事もありました。
しばらく使用して
アッパーの履き心地はとても好印象。柔らかい接地感は気持ちよいのですが、厚底+不安定という組み合わせは、ぼくの扁平足で内側に倒れこみやすい足で、たまに足首に負担を感じる時がありました。
薄い靴になれた競技者ランナーの中には接地の違和感が先立つ人もいるかもしれません。
一方で、このクッションは脚をしっかり休めたい時、アスファルトの走行距離が多くなる時はとても有効に活用できます。
値段は定価17600円で、あまり安売り販売もせずジョグ用シューズとしては高級品でしたが、最近はセール価格もよく見かけるようになりました。
だいぶ使い込んだ所、シューズの耐久性は恐ろしく高いという事がわかりました。
幅広いレベルのランナーのトレーニングにオススメできるシューズです。
まとめ
レビュー点数…C+
用途…イージージョグ〜モデラートラン(ぼくの場合4:00~5:00/km)
◎クッション、耐久度
◯フィット感
-グリップ
△価格、反発
×接地感、安定性
※このレビューはあくまで自分に合ってるかというのが基準となっています。
二代目は安定性が増して、マイルドな仕上がりになりました。