バンセンハーフマラソン遠征・後編。レース後から帰国するまでを振り返っていきます。
4日目(日曜)レース後、バンコクへ移動
レース振り返り記事はこちら↓
走り終えると汗ビッチョリ。預けた荷物を受け取り、室内のクーラーで一旦身体を冷やしました。
ゼッケンのQRコード?を読み取るとこのような画面が登場します。ハイテクバンセンハーフマラソン。
レース後にもらえるフード券は超充実!お腹いっぱい食べれますし、自分でどのテントを選ぶかもワクワクして楽しいですね。
フードスペースは走り終わったランナーで大変賑わっていました。
まずは暑さでやられた身体を冷やすためアイス券を使用、なんとガリガリ君でした。さすが日本が誇るアイスです。
スイートポテトボール。
甘いカフェオレ。走り終わった後の即効の糖質補給には嬉しいです。
行列になっていた所にはコーンで作った”食べれるカップ“のカフェオレも。
エコを意識しているのでしょうかね。カップは結構硬めに作られてました。
みんなその辺で座ったりしながら自由に食べてました。海外マラソンらしさというかタイらしさ満点。
食事マークのチケットではよりしっかりした料理がいただけます。水餃子。
こちらはタイ風の焼きそば。お腹いっぱい。どれも食べやすく、大変おいしゅうございました。
あまりビーチにいる時間はありませんでしたが、ホッとひと息海を見ながら休憩しました。
ちなみにバンセンの海はそこまで綺麗ではないです。
TYさんのお勤め先である「SUPERSPORTS」の看板の前で記念撮影。
この後、「上位100位以内のランナー」全員がもらえるという、お猿の人形をもらいにいきました。結構な大きさで、LCCなので持って帰るのは大変ですが、まぁいいか。
ハーフ日本歴代2位の藤本拓さん、藤本翼さん、ランインフルエンサーのまかランさん等と一緒に記念撮影。プーマのイベントの関係で今回出場となったようです。
エリートではなく一般の部でエントリーした年代別優勝者には立派なトロフィーも。
スーパースポーツの皆さんと記念撮影。
この後は一旦ホテルに戻って、プールアイシングしたり休憩してからチェックアウトし、バンコクへ移動。
ホテルの居心地の良さに加え、従業員の方がとても親切・フレンドリーで大変良い滞在期間となりました。コップンクラップ(タイ語で男性言葉のありがとう)。
バンコクに到着。
1番大きなエントリー会社であるTHAI RUNの前で記念撮影。
TYさんにプレゼントしたまるTシャツ着てくれました。
電車(BTS)でショッピングエリアのサイアムに移動。
タイの電車のシステムは改札を通過するためのコインを買うのとカードを買うの2つのパターンがありました。
カードはSUICAのようなものでなく、切符と同じで駅から出る時に入れると出てこなくなります。
居酒屋やドン・キホーテ等日本のお店が思ったより沢山あって親近感が持てます。
巨大な複合施設であるセントラルワールドを少し見学してから、ホテルに移動。
サラデーン駅に移動し、駅すぐ近くの「PULA」という所に宿泊しました。
スケジュールがよくわかってなかったのですが、ここでTYさんとはお別れ。1人で行動する事に。
TYさんとは本当にSNSでたまたま知り合っただけの関係で、4年前もエリートランナーとしての流れを手続きしてもらって殆ど会う時間は少ししかなかったのですが、今回の遠征では現地でのサポートを個人でしっかりしてくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
拙い英語で色々話もできて楽しかったです。今度は高知龍馬マラソンでもお待ちしております。
”バンコクの代々木公園“的なルンピニー公園が目と鼻の先とあって、ここで次の日朝ランをする事に決めました。
それにしても交通量が凄いし、どのタイミングで歩行者が渡れるのかよくわからない。
命がけの横断歩道。これが東南アジアか。
夜の街を散策。どこか怪しいきらびやかさが独特で、魅力に取り憑かれる人が多い理由がわかってきました。
夜市(ナイトマーケット)をブラブラ。その辺で声をかけられます。
蒸し暑い夜にはさっぱりマンゴースムージー。かなり量たっぷり。
レース後なので少々スパイシーなものも良いだろうと、夕食はトムヤンクンを注文。
辛いだけでなく、魚介類のダシとココナッツオイルのまろやかさがコラボして最高にうまい!
すっかりタイ料理が好きになったようです。
後は、串をつまみながら、せつないステージ演奏を聞いてたそがれてました。
夜市で憧れのムエタイセットを発見、1000バーツの所を200バーツ割引してもらい、つい購入してしまいました。いつ使うんだ。
ホテルのすぐ横にマッサージ店があり、以前のカンボジア遠征が懐かしくなったので、お腹が落ち着いてから行ってみました。
タイ式マッサージを初体験。結構足で乗っかったりするので、めちゃくちゃ痛いとかではありませんが、なかなかハードでうどんの生地になったような気分になりました。
60分、しっかりほぐしてもらい1000円弱。お手軽に楽しめました。
5日目・月曜
朝は6時半頃からルンピニー公園でジョギング。この日も蒸し暑かったですが、この日はそこそこ快適に感じました。
沢山の人がジョギングしたり、太極拳的な運動をしたりと台北の公園を思い出します。
途中なんとでっかいトカゲを発見!ビックリしましたが大変おとなしく、どうやら公園の名物
的なトカゲのようです。
爽やかな噴水の見える景色。
歴史のある広大な公園で、時計台等、辺りの見学も楽しみながら走れます。
汗かいた後はやっぱりフルーツスムージー。
とことこ散策。有名な観光スポットである王宮エリアに行こうかと考えたのですが、まだ公共交通機関の使い方もしっかり理解しておらず、渋滞等万が一のトラブルを考えて、早めに空港に移動する事にしました。
ちょっと後悔もありますが、次のお楽しみにとっておきます。
ホテル最寄りのサラデーン駅からスワンナプーム空港に行くには、まずサイアム駅で乗り換え、次にパヤータイ駅でスワンナプーム空港行きの電車に乗ります。乗り換えの時間も含めて計1時間ほどで到着。
初めは電車のシステムに慣れておらず、乗り換えも2回必要なため、駅の人に聞いてもよくわからず、その辺を行ったり来たりして大混乱。
タクシーを使おうか悩みましたが、実際うまく移動が進んでいくこととても簡単なことがわかりました。
次からもう安心して利用できそうです。(ちなみに王宮まではすぐ隣のシーロム駅から乗ってサナームチャイ駅で降りるとすぐ到着)
だいぶもたつきながら空港に着きましたが、それでも深夜便なのでだいぶ時間に余裕があり、3時間前のチェックインまで重い荷物を背負って時間を潰す必要がでてきました。
密かに超楽しみにしていたプライオリティパス利用のラウンジも保安検査を完全に抜けてからでないと利用できません。やはりそう甘くないか。
ぶらぶらとフードコート見学へ。
1階にあるマジックフードコートではカードにお金をチャージして購入する珍しいシステム。
空港のものがどれも高いのはタイでも変わらずですが、このフードコートでは安くタイ料理を食べることができます。これはありがたい。
200タイバーツをチャージ(700円くらい)したら色々注文できました。
タイではよくオムライスのような料理が食べられてるようで、トムヤンクンと一緒に注文。
定番デザートのカーオ・ニァオ・マムアン。なんとも覚えにくい名前ですが、もち米とマンゴーを組み合わせたシンプルに美味しいオヤツです。タイではマンゴーが思う存分食べれるのは本当に嬉しいですし、甘いもち米との相性も大変グッド。
壮観な世界各国の飛行スケジュール。帰りは夜1時15分の日本の航空会社ピーチを利用します。
なんとか時間を潰して、チェックイン。
出国審査を終え、限られた時間で、お目当てのラウンジへダッシュ。
実はスワンナプーム空港はプライオリティパス天国で、これさえ持っていればLCC利用でも色んな航空会社のラウンジを利用することができます。
評判が良いと聞いていたターキッシュエアラインのラウンジへ。落ち着いた高級感のある部屋。
もちろん1番の目的はお食事。
フライト前にちゃんとした夕食がとれました。パスタやスープとどれも美味しく満足。
デザートもしっかり。濃いめのトルココーヒー。
スイーツが美味しいというエールフランスのラウンジにハシゴしようかと考えましたが、ここもLCCなので何かトラブルがあってはいけないとなるべく出発エリア付近で待機するようにしました。さらばエクレア(ToT)/~~~
しかし結局早めどころか出発が遅延してしまいだいぶ待ちぼうけに。
空港では早めに行動したらしたで違う想定外が起きるという、新たな課題ができました。また次への反省ということで…。
ピーチは日本の航空会社で、何かあった時の連絡等は海外系の会社より安心できそうです。
ただ噂に聞いていましたが、機内がかなり狭めで、まるで国内線のようでした。
帰りは偏西風の関係で40分ほど早く5時間40分くらいで関空に到着するのですが、ウトウトするにもなかなか苦しくしんどかったです。
やはり広い方がいいですよね。ほぼ同価格ならぼくはエアアジアを選ぶことになりそうです。
今回は初めてTrip.comという海外チケット会社を利用。ここの行きがエアアジア、帰りがピーチという日程が1番安かったからですが、海外チケット会社の中には対応等評判が悪く少し不安もありました。
しかしアプリを使えば簡単に予約や予定の確認等できて、むしろ航空会社より使いやすいくらいに感じました。また利用したいです。
6日目(火曜)帰国、神戸からバスで高知へ
帰国後もエアロプラザ内ラウンジの「NODOKA」が使えたので朝食食べつつ、一旦帰りの日程を整理。
バスの時間が間に合わなかったら帰りはマイルで飛行機予約して帰ろうと思っていたのですが、特典航空券は前日までしか発行できないのが判明し、慌てて移動。
11時に神戸空港までのフェリーに乗り、少し出発が遅れて急いで三宮駅行きのポートライナーに乗車。
帰ってからジムの教室の時間もあるので、なんとか12時14分発のバスに乗りたい。
ダッシュしてギリギリ間に合いました。バスは出発5分前くらいでもチケット買えるんですね。
また4時間程度の移動時間となってしまいましたが、大型バスで間隔も広いのでそんなに苦痛もなく無事高知に辿り着きました。
荷物パンパンで苦労して持って帰ってきたおさるさん。なんだか愛着が湧いてきます。
4年前よりずっと気を遣わなけれいけない事が多く、なんだか大冒険を終えたようで家に着くとドッと疲れました。
とは言え、やりがいのある旅だったとも言えますし、とても充実感のあるタイ遠征になりました。
主な費用、まとめ
関空-バンコク47140円(エアアジア&ピーチ、追加サービス無し)
B2ホテル10586円+その他バンコク宿泊6000円
神戸→関空高速船往復3000円、バス6400円(行きの高知→神戸はマイル)
計73126円
これに細かい移動や食費がかかりますが、TYさんにだいぶサポートしていただきましたし、比較的タイは物価も安いので、遠めの県外遠征程度の費用に収まりました。
直前でも航空券は割と安いままでしたし、宿泊日数もう少し減らしたりは可能そうです。
昨年(2022)は国際線が増えても、まだ便が少なかったり、値段が倍近くになったりと問題点が多かったですが、この数ヶ月でグッと選択肢が増え、海外遠征にも明るい未来が見えてきました。
台湾等近場の海外遠征にハマった人は新たな刺激を求めて、ぜひタイをオススメしたいです。
馴染みやすさと異国情緒が程よいバランス、歴史的な観光スポットやビーチと各地に見所が沢山あり、街をブラブラ歩くだけでもショッピングやナイトマーケットやマッサージと楽しめます。
競技としても、記録面ではよほど気候に恵まれた時でないと厳しい条件にはなりますが、アジアで世界クラスのイベントを体験するなかなか無い機会なのて、若いランナーにもぜひ一度経験してほしいですね。
大会に興味がある人は、何か役に立てる事があれば喜んで協力させていただきます。
-バンセンハーフマラソン遠征編・完-
↓招待選手と一緒に行動した4年前の遠征は今回とは全く違うものでした。