まるランニングマガジン

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Takemaru Yamasaki マラソンランナー&プロランニングコーチ

高知発3泊5日タイ・バンセンハーフマラソン遠征を振り返っていく

初めてのタイ遠征、エリートランナーとして出場したバンセンハーフマラソン(WAシルバーラベル)移動、観光、大会の様子について振り返っていきます。

 

 

木曜夜〜金曜・移動日

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今回の飛行機の移動は全てJAL

LCCで安く行くか悩みましたが、エリートランナーとして現地でサポートしていただけるので、アクデント無く好調で辿り着けるよう自分の考えるベストの日程の航空券を購入しました。往復約6万円。マイルがつくのを考えると悪くない価格です(獲得マイルは少なめのチケットでしたが…)。

最終便で高知から羽田空港に移動。国際線ターミナルでグローバルwi-fiをレンタル(948円)。


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和テイスト、綺麗なイルミネーションが特徴の羽田国際線ターミナル。9月のシドニーに続いて2回目。


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タイ行きは0時のフライト。

機内食に備えてお腹空かせておきましたが、まだ時間があるのでカフェでミネストローネを注文。結構ボリュームあります。


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JALの国際線は初。機内エンタメ充実しています。


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機内食は何だろうと思いきや、予想外の菓子パンとおつまみ。

でも時間帯を考えるとこの方が良いのかもしれませんね。後でも食べれるし。


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朝食は結構しっかりしてました。


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現在の飛行状況の画面も細かい。さすがJAL国際線(?)

 


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フライト時間は約7時間でタイに到着。思ったより時間がかかると思いましたが、帰りの方が気流の関係で飛行時間が5時間半と行きよりだいぶ短くなります。

スワンナプーム空港」かなり広くて立派な国際空港です。


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大会スタッフから指定されていたタクシー乗り場へ。

本当にちゃんと乗れるか心配でしたが、無事話が通じました。

 

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タクシーが速い!時速100km超えていて、道も時折ガタガタしていてよく揺れるので、酔いそうになりましたが、早く目的地に着くならいいかと思い、我慢。

 でも「VIP」タクシーということで現地では高額で安心して乗れるタクシーのようです。乗る時に水ももらえるし運転手の人も優しく対応してくれました。


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約50分ほどでバンセンに到着

チョンブリ県バンセンを知っている日本の人はあまり多くないと思いますが、首都バンコクに最も近いビーチと言われており、タイの人に人気なローカル観光地のようです。


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今回泊まる大会オフィシャルホテルは「Bangsean Heritage Hottel」。


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なんとスタート&フィニッシュ地点まで徒歩0分!これは快適。

エキスポ会場もすぐ近くです。

調整練習をしているラフィネ陸上チームの治郎丸さんと森橋さんにもお会いしました。ぼく以外に日本から来ている選手がいるのは知らなかったです。


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チェックインまで時間があったので、早速ビーチを散歩に。

リゾート満載の雰囲気、一本道に屋台が沢山並んでいます。


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着いた日は空気が乾燥して気持ちよかったです。それほど人は多くなくのんびりした感じ、コンパクトなエリアで海外感を満喫でき、すぐにバンセンという場所が気に入りました。


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食事は主にホテルで提供していただきました。ありがたい。

誤って激辛ヌードルを頼んでしまい残してしまいましたが…。

レース前の腹痛トラブルは避けたいので、以降食事はなるべく気をつけました。

この後チェックインし、休んでから30分ほどジョギングへ。


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夕食の時間には他の海外招待選手とも顔合わせ。

この日の夕食は「トゥクトゥク」で移動して(だから写真ブレてます)近くのレストランに食べに行きました。


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ビュッフェスタイル。エチオピアグループと一緒に食べました。


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甘いものも少々いただきました。

 

 

土曜・最終調整、コース下見、記者会見、ルールミーティング


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朝起きて最終調整ジョギング後、ビュッフェ朝食。

フルーツがとてもみずみずしくフレッシュ。ホテルのパンもおいしかったです。

前日より朝から蒸し暑さがずいぶん増したように感じました。ちなみに相部屋のデビッドさんはこの日到着。


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9時半からコース下見の時間でしたが、なぜかアフリカの招待選手達はこの時間に朝食へ。時間に対する概念というか文化の違いを感じました。

結局30分遅れで出発。コースは動画で見た印象通り道は広く綺麗で走りやすそう。ただ思っていたよりはアップダウンがあるように思いました。

 

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途中色んな建物も見れて楽しかったです。


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一休みして、次はエキスポ会場に記者会見へ。

全てのエリート選手が壇上に上がるわけではなく、ぼくは椅子に座って見てました。


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出場選手紹介ボード。いつの間にぼくの写真も!久喜マラソンの時のもののようです。


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スタート地点前でみんな元気にジャンプして記念撮影。

 

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この後はテクニカルミーティングへ。

スペシャルドリンクも一応置けるようでした。ぼくはハーフでは置いた事が無いんだけど、知ってれば試してみてもよかったかな?

 

 

日曜レース日&アフター

 

 レース振り返りはこちら。

www.takemarun.com

 

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バンセンハーフは予想以上に完成された素晴らしいイベントで、今回貴重な機会を与えてくださったスタッフのティーさん(バンダナの方)には本当に感謝です。感想を伝えると「日本の人ドンドン誘ってよ!特に、ユウキ!(川内優輝選手)」と言われました。さすが。

一般参加のランナーがもらえる食事チケットを一枚いただき、ゴールエリアでチキン入りライスもいただきました。(アイス引き換え券もあったようです)


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レース後のホテルの朝食。解放されて楽しい瞬間。


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生のフルーツやジュースも念のため摂り過ぎは注意していましたが、レース後は心おきなく。


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スタッフの人からおやつもいただきました。もち米にあんことタイは和菓子みたいなスイーツも沢山あるのが面白いです。カンボジアでもこんな感じなのあったな。

最後まで優しいおもてなしに感謝です。


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その後どうしてもアイスが買いたくなり、コンビニで購入。


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後はビーチでのんびり。

ちなみにこの席は有料制で30バーツ(1バーツ3.5円ほど)徴収されました。

 

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あっという間に夕方。


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アイシングついでに海に入ってみましたが、海自体はそんなに綺麗な感じではないです。

みんな入ってたし、そこまで汚いという事ではありませんでしたが。

この後、月曜は丸々移動日ということもあって、8kmほどジョグもしておきました。


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夜はせっかくなので屋台にもよってみました。シーフード食べたかったので、エビとカニを指指し、一匹づつかと思いきや皿ごとで、500バーツと結構お金がかかりました…。

ホテルのランチで食べたシーフードパスタも美味しくて、やはり海の近くということでシーフードが新鮮で食べ応えがありました。


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ホテルの隣のカフェ(併設?)でデザート。さすがにレースと暑さの疲れが出てきたのか、色々夜の街を歩き回って見物する余裕はありませんでした。


あと、ホテルの生活はおおむね快適だったのですが、最終日の夜は特に蚊が凄かったです

そういえばカンボジアでも蚊取り線香がいると言われてたのを思い出しました…。

非常に 寝苦しかったです。次は忘れないようにせねば。

 

月曜・帰国日

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日本に帰国する飛行機は9時55分発。ということで、ホテル6時出発で、この日は1日移動日となりました。

ちなみに、その日のうちに最終便で高知に帰れる日程で、乗り継ぎ時間が1時間ちょっとしか無かったので念のため荷物は預けず、全部機内持込としました。


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悪から守ってくれという鬼神の像がいくつも立っています。


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お土産購入後、タイバーツを日本円に換金し、朝食にタイ式のラーメンを食べました。

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手荷物検査を終えた後のエリアもレストラン、お土産売り場と充実していました。急いで買い物する必要は無さそうですね。


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出発前にタイ式タピオカミルクティー購入。


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JAL国際線、帰りの飛行機の方は機内食の回数は1回のみでしたが、内容はだいぶ豪華でした。みそ汁がうれしい。


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デザートにハーゲンダッツ、軽食用にミニアップルパイももらいました。

 

降りてすぐに「乗り継ぎ乗車票」をもらえたので、無料連絡バスではなくモノレールで国内線ターミナルまで素早く移動できました。

地方から行くには時間を有効に使える無駄の少ない日程で行けたのではないかと思います。LCCで安く行くのもいいですが、やはり信頼と安心の日本航空で快適な旅でした。

 

微笑みの国タイ、日本企業も多いようで、思っている以上に親しみやすく感じました。

大会側としてもアジア人に活躍してほしい気持ちもあるようなので、これから日本の選手がエリートレースをもっと盛り上げていければいいなと思います。

早くも次行くのが楽しみです。

 

 

(※バンセンやその近くの事はあまり載っていませんでした…) 

 

東南アジア遠征は2回目でした。

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