META:Time:Trials 岡山・中国地区予選レース振り返り。
メタタイムトライアルとは
この大会を簡単に説明すると、アシックス主催の非公認5000m大会が東京、大阪、福岡、北海道といった各地で行われ、予選の上位3名は東京の決勝大会に駒を進めるというもの。
中国地区予選も強豪揃いになり、また当日はかなりの高温が予想されているので、より駆け引きや勝負が重視されるレースになる。
決勝に進めば最新シューズ&ウェア、ランニングセンサー等豪華アイテムが支給されるというのもあり、非公認トラック大会ながらみんなギラギラした気持ちで臨んでくることは間違いない。
先週のレースは疲労が強く出て撃沈してしまったので練習を軽めにし、だいぶ元気は戻ってきた。
会場の倉敷陸上競技場に着くと、既にレースは最初の組から始まっており、MCの独特なポエム風(?)の実況が大会を独特な雰囲気に盛り上げていた。
選手紹介中は、なんと伝説の総合格闘技イベントPRIDEの入場テーマが。ダン、ダン、ダダン♪はあらゆるスポーツイベントで汎用性抜群。
(ちなみに1st Roundは勝手にぼくがPRIDE GPっぽくしたニセ大会名です)
もちろん、新作のメタスピードスカイ+/エッジ+の試し履きも実施中。
先に予約しておけばレースでも使える模様。
ぼくの使用シューズはもちろんメタスピードLD0。トラックはやはりスパイクでないと。
レース30分前までに受付を終わらせ、ゼッケンと参加賞のアミノサウルスサプリを受け取る。
ウォーミングアップへ。なんと気温は32〜33℃。
めちゃくちゃ暑いし、身体は既に温まっているのだが、心拍の方は適度な準備が必要なので体力を消耗しない程度に動かす。
高温の勝負レース
16時50分にレーススタート。
最初に引っ張るのは、大会ゲストとして参加のまるお製作所ツインズ(ランニング食堂さんと部長さん)。
2人とはよく同じレースも走るので、積極的にマークしていく。
1人選手が飛び出しており、後ろの大集団は大体1キロ3分ペース。
2000m過ぎにペースがやや落ち気味になった所で前に出た。1人逃げていた選手も吸収。
まだ余力ありと判断したものの、少し作戦が中途半端だったかもしれない。
3000m通過(9:03)と同時に、これまたよく同じレースで走る小田選手が一気のスパート。
これは急過ぎると無理に追わない。その後また後ろからPB14分前半でダントツの優勝候補と噂されていた豊田選手が前を追うようにスパート。
ここには頑張って着こうと思ったが無理だった。なんとか3位はキープ。豊田選手は独走状態に入る猛烈な勢い。
ぼくは3位集団を引っ張り続けたが、明らかにラストに脚は残ってなかった。
残り1周400m、猛然と後ろの選手達がスパート。くそー、ついていけない…。
結果は15:06.7で6位。残念ながら決勝大会進出することはできなかった。
2位は確保した小田選手は、3位の本田選手(800mPB1分53秒との事!)や4位の志賀選手のスプリントを警戒していたようで見事な作戦勝ちだった。
ぼくの無難にまとめたようなレース運びはやや中途半端だったかもしれない。
先週の状態を考えると、まずまず持ち直せたし、自分の力は出せたレースだったかなと思っている。
しかし終盤は猛暑で堪えていたとはいえ、スパートが全く切り替わってない。前はラスト400m60秒ほどで走ったので、ここだけで10秒以上離されている。3000mの走力を上げても“キック”の改善は複雑で難しいものだ。
まだまだ宿題は終わりそうも無い。
予想以上の熾烈な3枠争いになったが、レベルの高いレースを走れるのは最高のトレーニング。
そしてメタタイムトライアルを通じて新しい仲間ができたのは何より貴重な財産だ。
…まぁそれで決勝に行ければなお良かったんですけどね。
こちらもランチューバーをされている走る鍼灸師ひのっくすさんと。
せっかくなのでサイズ選びを悩んでいたメタスピードエッジを履いて流し。
今回は前作より0.5cmダウンの27.5cmで丁度に感じた。
だいぶシューズの推進力を感じるようになったものの、自分に合っているように感じる。
最初に行われた北海道と岡山の予選会の上位3名の結果。
見事決勝進出された皆さん、9月25日の東京決勝大会もがんばってください!
レース結果
5000m・15分06秒7(6位)
👟METASPEED LD0
アップシューズ▷ゲルキュムラス23
・アシックス主催の非公認トラック大会
・最高気温32℃
・決勝進出ならず…
結果サイトでは意外と細かいラップタイムが見れて面白いです。
META:Time:TrialsJAPAN series in 岡山-速報サイト
↓夏の勝負レースも面白いですね。2年前の国際予選。