まるランニングマガジン

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Takemaru Yamasaki マラソンランナー&プロランニングコーチ

いくぞ65分台、香川丸亀国際ハーフマラソン2024振り返り【10回目の出場】

丸亀国際ハーフマラソン2024振り返り。今回は記念すべき10回目の出場。

 

 

万全の状態で臨む、10回目の丸亀ハーフ

 

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社会人ランナーになって全国各地のロードレースを走り続けてきたが、最も多く走っている丸亀ハーフはぼくにとって原点と言える大会だ。

 

目標は65分台。同じコースで40秒以上の更新は簡単ではないが、最近の記録の高速化を考えると何としても出しておきたい所。

1月に入って一気に調子が上がり、やっと確かな手応えをもって自己記録を狙うレースに臨むことができる。

嬉しさと緊張が程よくブレンドし、高いテンションで当日を迎えた。

 

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直前はまるメンバーでサブトラック近くに待機。高知から車で1時間半弱の丸亀は準ホームのような本当に有難い大会。

心配された雨も無く、やや寒いものの曇りで微風の好条件(スタート時の気温8℃程度)。ツイてるツイてる。

 

 

予定通り、65分台ペースでレースを進めていく

 

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レーススタート。

特に最初の混雑の影響は無く、軽快に飛び出してまずは自分のリズムで走る。

 

今回は女子トップ選手にベストが64分台のシェイラ・チェプキルイ選手(バンセンハーフでもラストまで競り合った選手)がいるので、その付近の集団でレースを進めていけば目標の65分台は狙えるのではないかというのが基本の作戦。

 

昨年も同じ集団で走った徳島の和田さんの背中が見えたので追いかけてみた所微妙に遠く、チラッと後ろを振り返ると女子トップのいる大きな集団とも結構離れた単独走になってしまった。

 

途中トップ選手の岡本直己選手と一緒になったが、一気に前に行ったので無理につくのはやめる。

 

和田さん達の前の集団は4人程度しかおらず、今追って序盤で体力消耗するより、妥協して後ろの集団に追いつかれるのを待つ事にした。

 

これだったら予定通り初めから女子トップ選手がいる大きな集団にいた方が良かったのに、中途半端な位置どりでリズムが悪くなってしまい反省点。

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5km通過は15分26秒、そして大きな女子トップグループに吸収される。

やはりここを目安としている選手も多く、人数が多くて走りやすそう。同じ高知勢の棚橋くん(K-UP)、岡山の浅野選手、台湾の周選手あたりも昨年競り合ったランナー。

 

一旦休んで、後ろで力を溜めたかったが、あまり前に出てくれる人もおらず、集団のペースは若干乗り切らない感じだったので前に出てペースを落とさないようにした。

 

5-10kmは15:41、10kmを31:08で通過。

30分台が理想だったが想定内のペース。

ただ、前半の無駄な動きが影響してか、最近の調子の割には余裕が無く感じた。風を感じるので、折り返して楽になればいいが。

 

折り返すと、徐々に前に出てペースアップを試みる選手が増えてくる。この辺りも例年通りか。

小刻みな坂と、ペースアップできつくなってきた。ここは我慢のしどころだ。

 

13km付近で集団にいた女子トップのオマレ選手とこちらは男子のルカ・ムセンビ選手のケニアコンビが協力するように一気にペースアップ。これには驚いた。

女子優勝候補筆頭のチェプキルイ選手は脱落、周りの一般ランナーも「こりゃついていけねーな」と呑気に会話していたが、ぼくはそれどころじゃないと必死に追っていく。

 

棚橋くんはすぐに前を追っていき動きが軽く、余裕がありそう。

ぼくはなんとか近くのランナーにしがみついていく。さすがに中盤で急にペースを上げすぎなので、我慢していれば一旦落ち着くのではないか。


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15km付近で予想通り、7名程度に絞られつつ再び集団に戻った。棚橋くんや浅野選手、周選手も生き残っている。実力が近いライバル達と本当の競り合いのゴングが鳴った。

 

 

10-15kmは15:41。さすがに頑張った甲斐があり、中だるみしそうな区間で僅かながらペースアップ。15km通過は46:49とノルマの46分台はクリアした。f:id:takemaru-yamasaki:20240205202901j:image

だが丸亀ハーフのコースはここからが山場。

1番しんどい所で橋のアップダウン、さらにダラダラして上りが確実にペースダウンを促していく。

何回走っても、ここでペース維持させるのは難しい。

やはり前を行っていたオマレ選手も疲れが出て、だんだん近づいてきた。

 

ここまででだいぶ体力を消耗していたぼくはついていくので精一杯。

18km付近で少しペースが落ちてフッと身体が楽になったものの、20km手前のペースアップには対応できず、遂に集団から脱落。

 

まだそれほど差は無く、ここは20km通過タイムを見て、65分台目指して身体を奮い起こそうとしたが、タイムは62:44

ぼくはラスト1.0975kmを3分20秒切りで走った事は一度も無い、今の余力ではとても無理だ。

 

タイム意識は硬さを生んでしまい、集団に離された事も重なって完全に身体が固まってしまった。

上体が力みブレて遅れていく悪いクセが出る。


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一気に集団から距離を開けられ、最後はスピードが上がらないまま、競技場に飛び込んでいく。

女子トップのテープが見えたので、つい遠慮してだいぶ大回りでフィニッシュしてしまった。

 

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正式タイムは66分16秒。自己ベストを28秒更新!

もちろん自己ベストはランナーにとっていつでも格別に嬉しいものである。

しかし正直な所、最近の期待値を考えるともう少し速いタイムを出しておきたかった。

 

レース序盤の判断はあまり良くなかったし、65分台、ライバルの集団、女子トップにあと一歩で届かなかった最後の走りは悔しさが残る。

 

ただ全体的に見てまずまずの良いレースはできたと思うし、28秒は決して小さくはない記録の更新。毎回満足のいくレースをできるわけがないので、これが今の実力だったのだと思う。

 

今回の反省をこれからの練習に活かし、次は余裕で65分台を目指せる状態を作っていくだけである。

 

今年に入り、まずは一つ停滞の壁は破れた。

ここから大きな飛躍をしていくためには、レースも練習ももう一歩、アグレッシブに攻めていく事が必要だ。

 

何回手痛い敗北を喫しても、自分自身が成長できていればまだまだ陸上を楽しむことができる。

 

 

レース結果

 

66分16秒(PB・167位、NET -4)

 

👟METASPEED EDGE +

 

(5km)15:26/15:42/15:41/15:50/3:32

☆15km通過ベスト46:49

☆20km通過ベスト62:44

☆3年連続PB更新、4年連続コースベスト更新

 

NEXT RACE…2/18高知龍馬マラソン

 

レース後はうどん、骨付き地鶏

 

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近場だとついさっさと帰ってしまうのですが、久々にレース後は出店エリアにも行ってきました。

川内選手、金さん、有森さん達豪華メンバーのトークショー。川内選手は今回は負傷で70分台。実はぼくにとってはパンダラン以来の先着だったけど、怪我が心配…。


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大塚製薬のスペースではボディメンテゼリーが無料配布。太っ腹。

アシックスも協賛でしたが、お店は見つけれず。


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丸亀と言えばうどん。でも寒い時はお店に入ってゆっくり食べるほうが良いかも(汗)

こがね製麺所の100円うどんは人気過ぎて買えませんでした。

石川県ハーフ最強ランナーの福田選手(今回は63:41!)に遭遇して海外マラソンの話で盛り上がりました。


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もう一つの名物、骨付き地鶏も購入。こちらはなかなか食べる機会が少ないので、出店で手軽に購入できて有り難かったです。

食べ応えたっぷりでうまい。コロッケも美味しかったです。

 

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帰って録画でぼくも確認。かなり映ってました。やはり動きが少し硬く、特に後半の走りは良くなかった…。

来年はテレビに映らない位置で走るのが目標です。

 

 

www.takemarun.com