まるランニングマガジン

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Takemaru Yamasaki マラソンランナー&プロランニングコーチ

冷たい雨の龍馬脱藩マラソン(10km)振り返り。

龍馬脱藩マラソン振り返り。

 

 

梼原(ゆすはら)町で毎年10月上旬に開催される大会。種目はマラソン/ハーフ/10kmと充実しており、特にタフなコースであるマラソンの部を完走したランナーは真の脱藩認定者となるため県外から挑戦にくるランナーも少なくありません。

 

ぼくはこれまでハーフで3回、昨年初めて10kmを走り、今年も連戦が続くのでトレーニングと調整を兼ねて10kmの部に出場しました。

 

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今回はあいにくの雨、標高も500m程度あるため、しつこい残暑から一転して一気に15℃を下回る寒いレースになりました。

時間まで"まる旗"を立てて、男性用更衣室で待機していました。

スタート50分前程から意を決して走りに行き、びしゃ濡れでウォーミングアップ完了。

 

 

冷たい雨の脱藩マラソン

 

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小雨になるのを期待していましたが、冷たい雨が降り続ける中レースはスタート。

勢いよく飛び出し、昨年と同じく独走状態に。

 

昨年のタイムは33分53秒で、その時よりは調子は良く感じたのでスピードに乗ってそのまま押していこうかと思いましたが、やはり何度走ってもこのコースの上り坂はきつい!

5km通過は16分40秒付近。このままいけば33分中盤では走れそう。

 

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(公式HPより)

 

1kmフラット→2〜3kmまで上り、4〜5km過ぎ急な下り坂→折り返しというのが大体のコースの特徴。

 

特に終盤のトンネルに向かう急坂は全身が痺れてきます。独走と言えど、ここはすれ違いの仲間や応援の声に応える余裕も無く。

反発をもらってポンポン走っていたメタスピードスカイプラスも急な上りでは前足部の厚みが少し走りにくく感じました。

 

しかしこれで集中力が切れて走りを崩してしまうと一気にペースが落ちてしまうので、最近意識している表情を緩めて、なるべくリラックスを心がけて走りました。

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終盤の下りでリズムを取り戻し、カーブで先導者を追い越した勢いでスパート!

最後は上り坂で締めます。


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タイムは33分22秒。

平地と比べるといまいちピンとこないタイムではありますが、非常にタフなコースのため昨年比較で30秒記録を短縮することができました。


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クールダウンジョグもびしょ濡れで終えて表彰式へ。

レース後はさすがに身体が冷えましたが、走ってる時はそこまで寒さは感じず、涼しい状態で良いトレーニングができてよかったです。


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参加賞にはお弁当券、会場の割引券、「雲の上温泉」の無料入浴券がついていてお得。

今回は昨年はあったコロナ対策の行動制限も無くなり、大会全体の雰囲気も明るくなったように感じられて嬉しかったです。

 

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温泉はもちろん混んでいて順番待ちになりましたが、しっかり身体を温めて満足して帰りました。

宿毛マラソン以来5ヶ月ぶりの県内レース参加。久々に大勢の仲間が集まり、楽しく賑やかな雰囲気が懐かしく感じました。

 

この3年で再開できてない高知の大会も少なくないですが、高知のマラソン大会がこれからもランナーにとって身近に参加できるものであってほしいです。

大会関係者の皆さん、冷たい雨の中長時間のサポートありがとうございました。

 

レース結果

 

10km・32分22秒(1位)

 

☆昨年の記録を30秒短縮!

 

昨年の脱藩マラソンはこんな感じでした↓

www.takemarun.com