初秋田遠征、よこてシティハーフマラソン振り返り。
秋田県は県庁所在地の大きなマラソンが無く、有名で比較的アクセスの良い「田沢湖マラソン」はシルバーウィークで宿代が高く、気温も30℃付近まで上がるという事で悩んでいたら、1週間後に「よこてシティハーフマラソン」を発見。
少し遠くなるものの、程良い規模感で、涼しい所で走れば良いトレーニングになるという事でこちらをチョイスしました。
片道約6時間の移動
クラブの練習会を終えて、昼前に移動。
いつの間にかJALはタッチアンドゴーで直接保安検査場に行けるようになったので、さらに快適になりました。
飛行機乗り継ぎで秋田空港から横手市に行くのはなかなか面倒そう、という事で新幹線に。
新幹線代が高いので初めてお得なJTBパックツアーを試してみました。
東京駅できちんと乗車券を受け取れるか、そもそもどこでもらえるかが分かりづらく緊張しましたが、一旦改札を出て新幹線の予約の機械を発見。無事予定通り出発。
秋田新幹線「こまち」で大曲駅まで約3時間半。ここはめちゃくちゃ長く感じました。秋田は遠い…。
有名な田沢湖も通り過ぎていき…
大曲駅に到着。ここで在来線に乗り換えて、20分ほどでやっと横手駅に到着します。長距離を移動して、空気はだいぶ涼しくなっていました。
高知から約6時間かけて遂に横手に辿り着きました。
横手駅はお店もほとんど無い高知にもありそうな小さな駅でした。
辺りもうは真っ暗。田舎というほどではないですが、大きなビルも無く道路が広く見えます。四万十市あたりをもう少し街にしたような…。
徒歩5分で予約していた「クォードインyokote」に到着。
思った以上に良いホテルで、宿泊者無料のスパ付き。とても広くて冷水やサウナもあり、大変満足度が高かったです。
レース会場もすぐそこなので非常にオススメ。(往復新幹線・2泊3日のパックツアーで42500円。普通に新幹線のみ利用で34000円程かかるのでかなりお得感あり)
早速夕食は駅近で名物が食べられる「食い道楽」へ
「横手焼きそば」と「いぶりがっこ」を注文。
実は目玉焼きはニガテなのですが、これは食べやすく、麺もビールに合うようにしてるのかスルッといけました。
いぶりがっこは燻製させてつくる漬物。普通のたくあんよりコリコリ食べ応えがあります。
さらに店1番人気という鶏皮餃子。これがジューシーで本当に美味しかったです。
準備完了して後は寝るのみ。今回は初めて「メタスピードスカイプラス」を試す事にしました。
スタートは8時50分。
レース当日。カラッと爽やかな天候
5時半頃に起きて朝食をとり、会場に移動。ホテルから700mほどで会場の横手市体育館に到着。
久々の地方のロードレースの雰囲気に嬉しくなってきました。
待機場所の体育館が快適に使え、規模も1000人程度と程よい感じなので整列で特に気をつける事もなく、準備はストレスフリー。
アップジョグをしてる時にゲストの野口みずきさんを見かけました。
第3エイド、ハーフ先頭通過しました!#yokote #akita #横手#よこてシティハーフマラソン#ハーフマラソン#マラソン pic.twitter.com/fPqnFnuCsR
— よこてシティーハーフマラソン (@yokotemarathon) 2023年9月24日
レースは開始1km過ぎてから抜け出して、後は単独走。
空気はカラッと秋らしく気持ち良かったものの、日差しが非常に強かったので、帽子を着用して後半は頭に水をかけながら走りました。
10kmまでは3:20/kmペースでいけましたが、そこからやや脚が重くなり、無理せず3:25/km付近のペースをキープ。うーん、70分切りは無理かな。
スカイプラスの感触を確かめながら、なるべく前に乗り込むように意識して走りました。
ハーフ一位のランナーがゴーーーーール!!!🎊#yokote #akita #横手#よこてシティハーフマラソン#ハーフマラソン#マラソン pic.twitter.com/4RWHeXlysu
— よこてシティーハーフマラソン (@yokotemarathon) 2023年9月24日
最後はそれなりに余力があり、71分台までは落としたくないという事でペースを上げて、なんとか滑り込み70分54秒でフィニッシュ。
日差しがキツいとはいえ、この時期としてはバッチリな気候、思った以上に道が綺麗でアップダウンが殆ど無く走りやすいコース。
丁度良い規模で気軽に公道のマラソン大会の雰囲気を味わえる。
まさにシーズン開始にはまさにうってつけのレースで、シンプルながら非常に万人向けの大会だと感じました。
レース30分後に表彰式。軽くダウンジョグしてすぐ開始でした。
優勝副賞はあきたこまち10kg。これはありがたい。
(総合順位ではなく年代部門別で同等に表彰されます)
会場でも横手焼きそば、肉巻ききりたんぽを購入。
無料配布の芋の子汁もいただきました。
デザートに秋田名物ババヘラアイス。
おばあちゃんがヘラですくうからというそのまんまのネーミング。さっぱりシャーベットに近く美味しかったです。
レース後はまたスパに入った後ゆっくり休んで、ベルリンマラソンをライブで追っていたらあっという間に夕方に。
きりたんぽを食べれる店がしまっており、ホテルの中のハンバーグ&ステーキレストランへ。お腹空いたので追加で頼んだマルゲリータピザも美味しかったです。
過ごしやすいホテルだったので感謝の意も込めてフル活用してみました。
翌日は横手城とふるさと村へ
朝はジョグ&観光日。
実は今更ながらスマホを購入したので、ランニング用のフィリップベルトに入れて写真撮りながら観光ラン。
目標は横手城。
横手城は、その昔朝倉城といい、1550年頃、現在の秋田県南部に勢力を築いた小野寺氏によって造られたと伝わります。横手城は朝倉山を包むように横手川が流れ、背後は山、また山と奥羽山脈につづく独立した一箇の要害に建てられた平山城です。城の普請は、石畳を用いないで土居削崖とし、土くずれを防ぐ土止めと、敵が這い登ることができないように韮(にら)を植えた築城だったので、別名「韮城」ともいいます。
1868年の戊辰戦争の際に横手城は落城し、二の丸跡には、昭和40年に三層の「天守閣様式の展望台(通称:横手城)」が建てられました。横手城跡は、現在横手公園として整備され、日々市内外の方々が訪れる憩いの場となっております。
横手公園内のSL。
この後もジョグで色々探索してから、一旦ホテルへ。
街中というほどゴミゴミしてなく、道が広くて走りやすいのでジョグしやすかったです。
残り時間はホテルから歩いて2km程の観光総合施設「ふるさと村」へ。
途中寄り道でもちもちの葛アイスと、香ばしいあっぱれ団子というのを購入。
ふるさと村の中にある「ワンダーキャッスル」と「秋田県立近代美術館」の見学へ。
子ども向け施設という感じでしたが、トリックアートやゲームのようなBGMが流れていたりなかなか楽しかったです。入場料700円。
近代美術館は無料で入れるエリアを一通り見ていきました。
さて、11時の開店時間になったのでメインの目的のグルメ館へ。
秋田名物稲庭うどんのお店に行きました。
そうめんを少し太くしたような見た目でツヤツヤもちもち上品な食感で美味しい。
来た甲斐がありました。
最後なので温かいのも頼んでしまいました。
帰りは駅行きバスの時間が合ったので(便数が少ないので注意)それに乗り、ホテルで荷物を回収してから帰りの電車に乗りました。
パックツアーの切符だと新幹線で途中下車はできないので、秋田の他の場所に行く事は困難。
横手観光は楽しめたのですが、それにしても今回の遠征は時間がかかり、移動時間の記憶の方が印象に残りました(苦笑)
やっと羽田空港。サクララウンジで軽く飲食も済まして予定通り高知行きの便へ。ちゃんちゃん。
かわいいサイズの優勝メダル。
おそらく最難関の秋田レースをクリアし、走る都道府県制覇は41/47。
レース結果
70:54(1位)
☆初秋田レース、初優勝
○フラットで走りやすいコース
○程よい規模、涼しくなる時期とシーズンインにうってつけ
↓前回の東北遠征は青森。