5年振りに帰ってきた、道後山クロカンパークのひろしまクロスカントリー8km振り返り。
“競技”としてのクロカンレースの洗礼
標高700mで爽やかな空気の中、広大な芝生を中国実業団のトップ選手と走れる貴重な機会。
2019年以来、県外ランナーの受け入れも再開しての本格再開です。
当日移動で、高知市からは車で約3時間30分の移動時間。6時出発で、コンビニ休憩もしても10時前には現地到着する事ができました。
スタート時間は年々少しづつ早くなっていて11時15分スタート。
日差しが出ると30℃前後まで気温が上がりますが、空気が乾燥しているので普段よりはだいぶ快適に感じます。
シューズはメタスピードLDをチョイス。柔らかい芝生だとカーボンプレート入りのスーパーシューズの反発はあまり活かせないとは思ったのですが、従来のスパイクシューズとどのように差が出るのか試してみました。
レーススタートして、序盤は実業団選手の前の方の集団に混ざってかなり良い感じ。
全体で3:20/kmを切るとそこそこ良い結果になり、最初の2kmは6分14秒ほどで通過。
よく一緒のレースで走るたけむらさんも近くにいて、これはこのまま行けるか?と思ったのですが、4kmくらいから一気にきつくなり、腹痛も起きて大失速。5km通過は16分43秒で既に3:20/kmペースはオーバー。
底が厚めで柔らかいスパイクは途中の急カーブで足首ひん曲がりそうで恐ろしかったです。
「あー、クロカンって最初は大丈夫だけど、疲れたら力んでも全然前に進まなくなるんだな」と”競技レース“としてのクロカンのきつさを再確認。
結果は5年前出た時より、1分近く遅い27分31秒登録ミス(?)で一般の部になっていたので順位は30位付近。
記録が重要なレースではないものの、明らかに失速したのは自分が1番よくわかっています。
練習不足がモロに出てしまいましたが、序盤は良い所も少しはあり、現状が確認できたので刺激入れできたのはよかったです。
レース後はすっかりヘロヘロになってしまいましたが、たなーさんのグループに混ぜてもらい、4:00/kmペースで8km走。
今の自分の状態には丁度良く、芝生ではなるべくリラックスして、丁寧に足を置いていく事を確認しながら走りました。
風が気持ち良く、時折曇ったりもするので、やはり距離を稼ぐ事自体は平地よりは断然楽でした。
終わった後は出店で栄養補給。
バナナスムージーが人気のお店。
ですが、身体をアイシングするためバナナジェラードをチョイス。最高のご褒美ですね。
前来た時よりはシューズショップ等のお店は少し減ったかなと思いました。沢山人を集めるのが目的の大会では無いと思いますが、今後も盛り上がってほしいですね。
すぐ近くの温泉で汗を流してスッキリ。レストランは貸切状態でした。
実業団選手の合宿所でガチレースのイメージもありますが、誰が参加しても楽しめる大会になっています。
今回は前日の夜も仕事があってバタバタするので参加は止めようかと思っていたのですが、久々に会った恩師から道後山クロカンパークで柔らかい走りを身につける事の重要性を改めて学び、どうせ暑い所にいても大した練習はできないので行ってみる事にしました。
もちろん一回走っただけで大きく変わる事はありませんが、ダラけた身体に喝!を入れれて本当に来て良かったです。
新シーズンもこれで正式にスタート!この一年も頑張るぞ。
レース結果
27分31秒(34位)
👟METASPEED LD LE
登録ミス(?)で一応一般2位
△5年前より50秒、6年前より30秒ほどタイムダウン