初富山遠征、魚津しんきろうマラソン振り返り。
1日目:移動日(高知→伊丹→京都→敦賀→富山)
今回は15時頃から出発で、高知→大阪伊丹空港→京都駅→特急サンダーバードで福井県敦賀駅→新幹線で富山入りというルート。
利用する駅や空港は少し違うものの、先月のふくい桜マラソンと大体同じような行き方で、またすぐ戻ってきたのが不思議な感じでした。
さすがに午後出発で富山は相当遅くなり、ホテルのチェックイン時間期限ギリギリの20時半前に到着しました。
今回利用したホテルは「HOWE HOTEL TOYAMA」。
GW時期としては手頃な2泊で9000円。しかし部屋にシャワーとトイレが無いのは不便でした…(ホテル内に浴場、外出てすぐ隣にランドリーは有り。)
小腹が空いたので、夜食に名物ますのすしを買いました。いわゆるサーモンと同じ系統の味で、超うまいです。
ナンバーカードは事前配布なので準備バッチリ。
実は魚津しんきろうマラソンには2年前もエントリーしていたけどキャンセルしたり、前から出たかったけどタイミングが合わなかった大会でもありました。
ようやくここまで辿り着き、あとはぐっすり寝て移動の疲れをとりたい所。
2日目:レース日(夏日、富山湾鮨、富山ブラック)
レース開始は9:50。
魚津駅には電車で20分程度で簡単に移動できます。
会場となる「ありそドーム」。
待機場所は沢山の人で賑わっており、思ったより規模が大きく感じました。
"蜃気楼が見える街"として知られる魚津の土地を活かした眺めの良い海岸沿いの景色と、ほぼフラットな走りやすい陸連公認コース。
天気も良く最高のマラソン日和…と言いたい所立ったのですがスタート時点で気温が20℃を超える夏のような暑さになってしまいました。
レーススタート、序盤は前の方に位置して、引っ張ったり交代する展開。しかし5kmをマラソンペース程度の16分25秒通過であまり余裕がなく、後半が不安に。
折り返してすぐの給水で優勝候補の大橋選手が一気に飛び出して独走し、その後第二集団は途中でゲストの東海大の選手が追いついて、リズム良く引っ張ってくれたのですが、ここも食いつくのが精一杯。5-10kmは16分23秒でペースキープ。
次第に集団が分かれて、石川県のトップ選手である開上選手、一花選手と2位争いが開始。
しばらく耐えていたものの、14kmからは離れてそこからは大失速してしまいました。
ここまででパワーを出し尽くしたかのように、全く身体が動かない…。
1人抜かれて5位でフィニッシュ、タイムは70分37秒。
気温が25℃付近まで上がり、強豪選手も多かったので記録や順位はなんとも言えない所ではありますが、やはり後半のイメージはかなり悪く反省の残るレースになりました。
せっかくの石川勢や東海大の選手と走れる機会をもう少しうまく活かしたかったです。
大試合が続いた事による心身の疲れが残っているようなので、一旦リフレッシュも入れておきたいです。
表彰式は年代別順位でしたが、そのまま30代が総合上位でした。
幸い(?)、大会記録しか副賞は無かったようなので、あまり順位は影響無し。
レース後の補給に駅の隣の店にあった魚津ハトシというパンに魚のすり身を挟んで揚げたもの購入。
出来たてアツアツでカリっと香ばしく、大変美味しいB級グルメでした。
暑さと疲労でクタクタになり、ひとまずホテルに戻って休んで、夕方からゆっくり食べ歩きに出かける事にしました。駅直結のマルートへ。
富山湾鮨に加盟している「とやま鮨海富山」に行ってきました。
ぶり、カニ、のどぐろ、ホタルイカ、昆布と富山の海の幸を満喫。
もう一軒、行ってみたかった駅から歩いてすぐの「ガッツリ!えびすこ」へ。
総合格闘技PRIDEの日本人エースだった"最後の日本男児"小路晃さんが代表を務める富山ブラックのお店。
実はファンで、PRIDE25のアレックス・スティーブリング戦は特に感動しました。
富山ブラックは見かけ通り味が濃い!専用のお湯もついていて薄めて食べれるようになっていました。
しかしこれがクセになり、麺もモチモチで具材のボリュームもありかなり美味しかったです。
暑いマラソン後ならこの濃いスープも余計に染み渡りますね。
電鉄富山駅の方に珍しい地元食材のアイスの自販機があり、これをデザートにしました。
3日目:観光日(岩瀬、高岡)
次の日は路面電車に乗って適当に移動していたら、岩瀬に着き、船に乗って富山駅近くに戻れる「 岩瀬カナル会館」に行く事にしました。ここでお土産も購入。
ゆっくり移動して70分程かかるのですが、途中で「水のエレベーター」と言われる「中島閘門(なかじまこうもん)」を体験する事ができます。
中島閘門は、水位の高低差が約2.5mある箇所に位置し、二対の扉を交互に開閉することによって、水位を調整するパナマ運河方式の閘門。
ヨーロッパで発達した水運技術を取り入れています。
到着地点は広く美しい 「富岩運河環水公園」。
出店もあったり、休日に家族や友達と過ごすには最高の場所ですね。
ここのスターバックスカフェは「世界一美しいスタバ」と評されているそうです。
駅の周りも綺麗で、富山は上品な街並みという印象を受けました。
徐々に帰る道に移動しながら富山観光を続ける事にしました。
電車で20分ほど移動し、歴史都市と言われる高岡へ。高岡大仏。
高岡古城公園。
昼食に氷見うどん。稲庭うどんに近いような細くてモチっと食べやすい細麺。
国宝「瑞龍寺(ずいりゅうじ)」。
駅近くの名所を大体1時間程度で回れて、ここから新幹線の通っている「新高岡駅」へ移動。
しかし、なんだかんだ空港に行くまで乗り換えが多く、帰りの飛行機の時間ギリギリに。
幸い遅延もありなんとか間に合いました(急いでて途中で転んでしまいました…)
これで北陸の大会も全て走覇となりましたが、特に今回の富山遠征は移動時間は4時間半ほどで乗り換えも多く、これまでの遠征と比較しても秋田の次くらい長い道のりに感じました。
GWの繁忙期になりなるべく安いルートで行ったので、シンプルさでは東京からの移動の方が良いかもしれません。
北陸にしかない見所が沢山あり、マラソン遠征では時間が全然足りませんね。次はもう少し先の話になりそうですが、まだ行ってない所を今から考えるのが楽しみです。
レース結果
70分37秒(5位)
5km…16:25/16:23/16:38/1.0975km 21:08
☆初富山県レース
☆海岸のフラットコースを走る公認コース
☆気候的には難しい時期
走る都道府県制覇…45/47
↓片道6時間のよこてシティマラソン振り返り