高知中長距離記録会振り返り。
1500m追試レース
県選手権で1500mのPB更新に後1秒届かず、追試的にもう一度挑戦。
今回スパイクはメタスピードLDをチョイス。長距離特化型スパイクではあるが、トラックはきっちりこれで全て記録を更新しておきたいという気持ちも強かった。
練習はロードの走り込みが中心だが、少しづつ400m64秒(1500m4分フラット)付近のペースに慣れてきているのを感じていた。(でもやっぱりレース前は緊張する)
1500mで実績のあるK-upのミタニくんが引っ張ってくれるので、とにかく行ける所までついていってみるプランでレーススタート。
他にライバルもおらず、ぼくにとってはペースメーカーがついてベストを安全に狙いに行く贅沢な試合だ。
しかし台風接近で天気が崩れたためか、気温が高く風も強い。
レースは64〜65秒くらいで進んでいく。少し遅い気もするが、ベストを狙うにはちょうど良いし、ぼくとしても後半崩れないように慎重な気持ちでついていった。
しかし短い距離のレースだと、0コンマ数秒が積み重なっていくもの。
1000m通過が2分42〜43秒。アレ、少し遅い?
でも、後半で急に硬くなって置いていかれる恐さがあり、つい前に出れなくなってしまう。
1200mで一瞬きつさを感じて離されそうになったが、ミタニ君もきつそうですぐ追いつく。
あれ、どうしよう前に出た方がいいのかな?
気がついたらラスト200m、ここが1番向かい風が強い所でまだ余裕は残ってるけど行き切れない。
ラスト100m、3分50秒とアナウンス、あー、間に合わないー!
最後の数十mは慌てて追い込んで、先頭とほとんど同時にフィニッシュ。
結果は4分05秒16。前回の県選手権と0.11秒しか変わらないタイムでまたしても自己記録更新には1秒届かず。
振り返ってみると、最後まで消極的過ぎたというか、レース前に決めたプランを変える事ができなかったし、そもそも長距離レースと違って考えてたらあっという間に終わってしまい、どうしようもなかった。
今回の感覚だと、少なくとも PBは更新できる状態にあったと思う。しかしレース展開や一瞬の判断で思うように力が発揮できない。なんとも言えないもどかしさが残ってしまうが、ここが長距離レースとは違う1500mの難しさだと痛感した。
ぼくはマラソンが本業なので、1500mは最低でももう一度自己記録は出せればいいなと思っていたけど、やはり走る度に新たな発見があり、また挑戦してみたくなる。
そりゃ中学時代は沢山1500mは走っていたけど、今となってはルーキーみたいなもの。
30半ばになっても学びながら新しい種目にチャレンジ。〜したら引退、という気持ちよりずっと前向きに楽しくできるだろう。
3000mはこれまた凄いレースだった。トラックへの未練の炎が燻りつつも、一旦まずはマラソンに集中…。
レース結果
4分05秒16(2位)
👟METASPEED LD
400m…64“8/65”1/64“8/50”
800m2:09.38
1000m2:41-42
1200m3:14.92
△PB挑戦再度失敗…
↓昨年7月の記録会はもっとパッとしない展開でした。