日本屈指の国際ハーフマラソン、丸亀国際ハーフマラソンの振り返りです。
高速コースの秘密
img via: iaaf Course record for Kuira at Marugame Half Marathon
国内屈指の高速コースとして有名な丸亀国際ハーフマラソンですが、前半下り・後半が上り気味で、走ってみると意外にアップダウンを感じる人もいるかもしれません。
ぼくも毎回最初は思った以上のハイペースで通過しており、ラスト5kmはペースダウンするペース配分になっています。
このスタイルがハーフマラソンという種目の性質に合っているのでしょうか。
トップランナーにとってはペースメーカーについて淡々と走るマラソンとは違い、ハーフは最初で勢いをつけてそのリズムをなるべくキープするという形で好記録が誕生することが多い印象があります。
あとは結構道が狭いので、序盤からスピードに乗ってる感も感じやすいです。
経験の浅いランナーはこのスタイルでは厳しいので後半の上りも考えて走りましょう。ある程度走り込んだランナーは勢いに任せていっちゃった方が楽しいかも?
はじめて大規模なロードレースの楽しさを教えてくれた大会
競技場に入ってラスト200m。野尻あずさ選手のサポートに来ていたGenさんに撮っていただきました。
ぼくにとってはハーフマラソンデビュー戦がこの丸亀国際ハーフマラソンでした。
有名な大会ということも知っていますが、一般の市民ランナーの人達も沢山出場し、応援も沢山ある規模の大きいロードレースのお祭り的な楽しさをこの大会で知ることになります。
デビュー戦が10分台、次の年が9分台、その次の年がマラソンデビュー前の絶好調の状態で7分台という記録を残せました。
その後は故障や調整不足もあり、10~11分台の凡走が続き、トップ選手と走れるA登録グループからは外れてしまうことになります。
そして昨年の大阪ハーフマラソンで念願の自己記録を更新し、丸亀ハーフA登録の標準記録も突破したのでした。帰ってきたぞ!
・レース結果
1時間8分02秒(ネットタイム1時間7分56秒) 登録A男子118位/206
5km 15:45/16:04/16:19/16:24/3:29
丸亀国際ハーフマラソン全結果
今回もテレビに映りまくってしまったようで…目立つ意図は全く無いのですが(;^_^A
終盤まで競り合った女子トップのユニス・キルワ選手、粘りも切り替えも強いランナーでした。さすが世界陸上のメダリストです。
ただ、ラストの競技場に入る手前で、キルワ選手がちょっとだけ道を間違えかけた隙をついてスパートしてしまいました(笑)
レース内容の自己評価は85点。とても満足しています。
せっかくの丸亀ハーフで万全の状態に持っていけなかったのは残念な部分もありますが、ハムストリングスの慢性的な張りから立ち直って2~3週間ほどの期間でここまで持っていけたのにはかなり手ごたえを感じました。
過去に2回67分台を出した時は本当に絶好調の時期でしたが、その後は少し出し切ってしまったような疲労が出てしまいました。
今回は終盤まで疲労感が少なく、一番しんどい15km以降の上りもしっかり走れてマラソンに繋がるレースになったのではないかと思います。
後になって思うと、A登録の68分が切れなかったのはとても残念。ネットタイムでは切っているのですが、丸亀はオーバーペースで失敗していたのでビビって後ろでスタートし過ぎたか…市町村駅伝で競り合った芝選手は一つ前のグループで走っていました。
とにかく今は身体もフレッシュで、これからのレースが楽しみな状態です。
びわ湖まで残り一か月、しっかり調整して初の2時間20分切りを狙います!
えっ、いいんですか!?言わずと知れた五輪代表ランナー藤原新選手のゼッケン。なんか選手控室でご一緒して、お話した後にいただいちゃいました。
せっかくのなので、金太郎スポーツクラブに飾らせていただきます。東京マラソンがんばってください!
Yanadaプロジェクトで記念撮影。さきえさんは75分台の大幅自己新!
徳島エリートランナーの皆さんと!
今回は多度津にある「麦のさと」へ。香川のうどんではちょっと意外な細麺でしたが美味しかったですよ。
・まとめ
国際陸連シルバーラベル。日本一のハーフマラソン
国内外から有名なあの選手やあの選手も来ますよ!
高速レースの秘密は前半の下り坂と狭い道幅
競技者も初心者ランナーもみんなが楽しめる大会
うどんを食べて帰るまでがレース
丸亀国際ハーフマラソンホームページ