まるランニングマガジン

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高知のマラソンランナー・山﨑竹丸が走る事をもっとディープに楽しむ情報を発信していきます

灼熱の高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン振り返り[リベンジへ]

2回目の高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン振り返り。

 

 

移動も上手く行き、久々に遠征の疲労はなく体調が良い。  

女子トップのキルワ選手にも離され、何も出来ずに終わった2年前。

この大会は当日競技のみに集中できる条件ではないのはわかっていたので、今回はおやじマンにサポートにもついてきてもらい万全の態勢、対策はしっかりできているつもりだった。

スタート~レース序盤


招待選手(男子約40~50名、女子20~30名)は、スタート地点前のサブトラックで直前まで悠々と準備ができるが、それ以外の選手はまともにウォーミングアップできる場所がなく、しかも40分以上前にはセレモニーが始まっているので、Aブロックは早めにスタート地点に集合しなければならずは近くにトイレもない。

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まぁ整列の早さに関しては競技性を重視してない規模の大きなマラソンではよくある事ではあるが、自分より速い選手と一緒に走りにきているぼくにとっては、ただでさえレベルの差があるのにこの条件はかなりキツイ。

 

この時期としては異例の最高気温30℃という予報。久々に帽子着用(蒸せるのとスピードが上がると気になるのであまり好きでない)、後ろ向きに被ってみた。

早めの整列の場合は暖かい方がやりやすいと思ってたけど、直前にトイレが近くなるのを恐れて水分補給ができず。

 

整列してから係の人の誘導に従って、ジリジリと前に出るのだが、すぐ静止されてなかなか進まない。

スタート数分前でやっと解放。だが係の人「なるべく招待選手には混ざらないでください!」

いやいやスタート直前になったらもう関係無いでしょ…まるで邪魔者扱い。

せっかく高まったテンションが下がってきた。少しでも前に行って1秒でもタイムを縮めたいし、1つでも上の順位に行きたいのに。

 

走る前からわかってたことを再確認しただけなのに、色々と集中力を欠いたままスタート。

招待選手の後ろは混雑していて、転倒している選手も。ここで躊躇してしまい、思うように前に出られず。ああ、早めに外側から出てればよかったかな。

 

スタートしてすぐ金華橋手前の上り坂、近くには女子トップと大塚製薬やモンゴル代表のバトオチル選手等、実業団も数名。ここの集団に着くか一瞬迷ったけど、前には川内優輝選手のいる大きな集団。

 

今日はチャレンジに来たんだ。ここは追うしかない。

しかし結果としてこの判断は失敗。

追いきれない中途半端なポジショニングになり、無駄な力を使う単独走で、5km手前の折り返しで後ろから追ってきた集団に掴まってしまった。

レベルが高いレースで走る時のいつもの展開になってしまったが仕方ない。

 

5km通過は15分30秒。一昨年出場した時より約20秒速い入りで明らかに前より余裕がある。少なくとも前回よりは良い走りができるはずだ。焦らず行こう。

 

ケニアのカルクワ選手が前に出て集団はバラけたが、近くにいた日体大の選手にへばりついて走る。とにかくここには死んでも離れないぞ。

 

ただこの選手もかなり消耗しているようで、細かいアップダウンから8km以降はそれほどペースが上がらない。

しかしここは無理してきたぼくは力を溜める場面だ。

 

レース後半

 

5-10km通過は16分23秒とそれなりにペースダウン。

前を行くカルクワ選手はまだ見える位置。

少しキツイけど…迷ったら、追う!前への挑戦が今回のテーマだろ。

下りでペースアップして抜け出しを試みる。

 

しかしまたしてもぼくのこの判断は裏目に出てしまった。


アップダウンを終えた直後に、このままゴールできるのかというような不安さえ頭をよぎるほどの、猛烈な疲労感が脚を襲ってきた。脱水の予兆か?

 

すぐさま日体大の選手に追いつかれ、後ろをつく展開に戻る。前のカルクワ選手とはここからドンドン差が開いていった。

 

このままのペースでいけば、後方の選手にも追いつかれてしまうかもしれない。

しかし今の状態では、近くにいる選手にへばりつくしか選択肢はなかった。

もう妙な欲を出すな、前の選手に運んでもらうことだけ考えろ。

 

ついに15km手前、ナンバー10000番代、つまりぼくと同じ一般参加の張選手に追いつかれてしまう(といってもこの選手は台湾代表のオリンピアンだったのだが)。

 

幸い、この後ペースアップは起きず、集団は3人でレースは進む。もうぼくはいっぱいいっぱいの状態。

10-15kmは16分47秒。ラソンペースより落ちてしまったが耐えるしかない。

集団から離れたら一気に気持ちが切れる。せめて16kmまで、ここまで来たらもう1km、あと1km…

 

終盤、応援しているQちゃんこと高橋尚子さんを発見。苦悶の表情を浮かべて走っているぼくを見て一体何を考えているんだろう。鈴木洋平くんはハイタッチでもしていったのだろうか…

そんなしょうもない事を考えている時は、大抵集中力が切れかかっている頃だ。

 

遂に2人から少しづつ差が広がってしまう。

ここで気が抜けたのか、消耗が激し過ぎたのかはわからないが、残り3kmは失速したマラソンの35km以降のような、ハーフでは通常あり得ない深刻な脱力感が全身を纏っていた。

 

まずい、このままじゃ絶対後ろの選手がまた来る。特に女子トップに抜かれてテレビに映るのだけはなんとしても避けたい。

20km手前で一度はかわしたバトオチル選手と黒崎播磨の選手に抜かれてしまう。

とにかくあと1kmだ。もうゴールまで身体を運ぶしかない。

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結果は1時間9分31秒、37位。

なんとか女子トップには抜かれなかった。もしかしたら走り切れないかもしれないという危機もあった中で、まともにスパートできず、トラックに膝を着いてしばらく動けなくなる。

前回出場した時よりタイムは1分短縮、順位も5つ上げることができたが、終盤の失速で1時間8分台と順位をもう少し上げるチャンスを逃したのは実に残念だった。

 

スタート前水分補給がしっかりできなかったのと、戦術ミスによる数回の余分なペースアップが高温レースで身体を大きく消耗させてしまっただと思う。

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レース後愛知拠点のぬまちゃんず、かけのさん達と記念撮影。一般参加組健闘しました。

 

今回もレースから色んな事を学べた。

ただ、やはりレース前の準備に関してはどうにもならない所もあった。

 

本当はもう少し上の順位に行って言いたかったのだけど、一般参加の上位選手は招待選手の下位のグループの選手とはほとんど差が無いのことは、ある程度証明できたと思う。

高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンが、IAAFゴールドラベルで競技性も日本一だと謳うのなら、丸亀や仙台ハーフ、東京マラソンのようにタイムを基準としたエリートアスリート枠をきちんと設けてほしい。

 

そしたらなるべく毎年出れるようにしたい(基準タイムクリアできなかったらスッパリ諦めます)と思うので、Qちゃんどうかよろしくお願いいたしますm(__)m

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ぎふ清流ハーフマラソン結果

 

1時間9分30秒(37位)

5kmLAP…15:30/16:23/16:47/17:05/last1.0975km3:46

 

SORTIE MAGIC LT  // ターサーソックス POLAR M400 HR

 

泊まったホテル…コンフォートホテル岐阜

🏆コースベスト1分短縮、順位5つアップ

 

 

修行遠征

ぎふハーフは高知県から比較手アクセスの良い貴重な国際大会。

フジドリームエアライン(FDA)の飛行機で約1時間で名古屋空港に行き、そこから駅に移動して、およそ30分弱(片道470円)で到着。

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FDAではジュースだけでなく朝食用のパンが配られていました。

 

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前日受付が無ければ、土曜夜着でも行けるかも。

 

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受付会場では高橋尚子さんと野口みずきさんによるW金メダリストトークショーも行われていましたが、この日もかなり暑かったためすぐにホテルに戻りました。

 

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前日にポカリを沢山飲むというウォーターローディングで暑さ対策はしていました。

 

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今回はレースのみに集中し、ほぼ観光無しで当日日曜に帰る日程。

岐阜城行くのはとっても楽しかったのですが、今年は代わりにおやじマンに行ってもらいました(T . T)

 

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食事はほぼ全て岐阜駅内で。レース前は昼はステーキ丼、夜は東京で気に入ったサイゼリアのパスタで簡単に済ませました。

 

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レース後は昼食を食べてとっとと帰りの準備。岐阜駅で「おらが蕎麦」でつけ麺式の牛肉蕎麦を食べました。肉蕎麦始めてかも?オススメです。

 

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やっぱりスイーツ。養老軒でフルーツあんみつ食べちゃいました。ソフトクリーム付きで1000円くらい。水分も沢山とったし、さすがにお腹いっぱいです。

 

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名古屋空港は今まで見た空港の中でもコンパクトで超シンプル。効率重視なのでしょうか。早めに到着しても時間を潰すものがありません…。

 

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仕方なく?食べる食べる。味噌カツ定食食べて高知に帰りましたとさ。

それにしてもきついレースでした。試練の三連戦、果たして身体は持ち堪えてくれるのか…

 

NEXT RACE…5/3朝霧湖マラソン

 

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