まるランニングマガジン

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高知のマラソンランナー・山﨑竹丸が走る事をもっとディープに楽しむ情報を発信していきます

リベンジ達成!2度目の龍馬脱藩マラソン振り返り【コース記録約5分更新!🏆】

 「人間!つまずくのは恥ずかしいことじゃない!立ち上がらない事が・・・恥ずかしいんだぞ!」

by両津勘吉

 

日体記録会10000mが無くなり、ぼくは秋の大きな目標の一つを突然見失ってしまった。

長距離ランナーのスケジュールは繊細だ。特に高知ではチャンスはそれほど多くないし、一度の故障やちょっとした予期せぬアクシデントでたちまち予定が狂ってしまうこともある。

ほぼ大きな大会のエントリーは終わっており、代わりに目的に適った違うレースに出る事は難しい。高島平ロードレースも諦め、ローカルレースも脱藩ハーフ1本に絞った。10月はもう大会が無い。

 

 なぜか失敗は続き、家のテレビが壊れ、メンバーから頼まれたユニフォームを間違えて女子用を買い、記録会の申し込みでトラブルを起こし、レース前冷たいお茶を買うつもりが間違えて暖かいミルクティーを買ってしまい、その後焦って熱いお茶を買ってしまった。

どうもぼくには“これをしたら、次はこうなるかもしれない”というのを予測をする能力が著しく欠けているようだ。

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考えたら疲れてきた。たまにはなにもかも投げ出したくなる時もある。マラソンでも、疲れたら立ち止まりたくなる事もあるだろう。

それでも…人間は死ぬまで完全に止まることはできない。呼吸も、心臓も、世の中の流れも常に動き続けている(余談だが、よく言われる20分以上走らないと脂肪が燃えないというのも誤りで、ヒトは安静時も絶えず脂肪を燃やしている)。

必要なだけ落ち込んだら、またリスタート。

 

ぼくは2年前実質自己ワースト記録となってしまった脱藩ハーフマラソンで、大幅コース記録を更新することに決めた。

 

気持ちを切り替え…というより、このやりようがない鬱憤、負のパワー、全てこの大会にぶつける(八つ当たり)することにしたのだ。

 

かつて、これほど強い覚悟を持ってローカルレースに臨んだことはない。

当日は例年より気温が高めになったが、カンボジアや四国選手権を経験したぼくにとってはどうってことない暑さ。

 

ぼくはスタート直後から誰も寄せつけないつもりで飛び出した。

 

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レース展開 

 
5km通過は17分23秒。うーん、体感的には16分台くらいでは走ったはずなんだけど…。標高が多少関係してるのかなんのかわからないが、一昨年は5kmラップ全て18分台、できれば1分づつ縮めて走れればいいかなと思っていたが、やはり簡単ではなさそうだ。

 

途中から思ったよりも早く、30分前にスタートしたフルのランナーが見えてきた。

コースはきついが、先が見にくいカーブは少なく道幅もそれなりに広いので、ガンガン抜いていく。

なんか気持ちいいな。スイッチが入ったのか、脚のリズムがどんどん良くなってきた。5-10kmを17分18秒でカバー。



ただ少々調子に乗ってしまったためか、ここからはジワジワきつさが出てきた。

それでもハーフの折り返しすれ違いで他のランナーからパワーをもらい、きつくなったり調子が出たりを繰り返しながら15km通過。この5kmを17分16秒

あれ、さすがに落ちたと思ったけど下りが多かったのかな?ここまで来れば、もうこのまま押せそうだ。

 

ここからは30分後にスタートした10kmの部ランナーとすれ違ったり追い抜いたりしながら、ゴールを目指す。
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いよいよ最大の難関、トンネル前の長くきつい坂に突入。ここは本当に心が折れそうになったがなんとかクリア。残り2-3kmは下りが多かった。

 

上りで腕振りが力んでしまったのか、下りで急に右の背中あたりに強い痛みが出る。もう少しの我慢。

ラストスパートは全力、時計をチラ見すると…まだ1時間12分台!予想以上のタイム。

いつのまにか痛みも消えており、ラストは全力スプリント。

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一昨年優勝した時のタイムをほぼ5分上回る、自分としても手応えバッチリ、会心の走りだった。

嬉しくてゴール前はガッツポーズとまるポーズのセットになった。

 

あー、スッキリした。これでぼくの八つあたりは終了。

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本当は今の調子を全国レベルの大会にぶつけたかったけど、 前を向き、おかやまマラソンに集中してあと1ヶ月調整していきたい。

 

 

レース後は、応援、スイーツ、温泉、スイーツ

 

レース後は大会の雰囲気を満喫しつつ、まるRCメンバーフルマラソン組の帰りを待っていました。

楽しくあっという間の時間でした。

 フルの部は龍馬も実際に脱藩する時に通ったと言われるトレイル道も含むかなり過酷なコース。でも一度走ってみたい魅力があります。

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レース後はお弁当と豚汁付き。
さすがに内蔵も疲れていましたが、ゆず入りの豚汁が染み渡りました。

 

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そしてやっぱり甘い物。出店で買ったクッキーシュークリーム、えらい中身が飛び出てきましたが期待どおりカスタードが効いておいしかったです。ちなみに参加賞には100円割引券が2枚ついてます。

 

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出店でアイスクリンが売り切れていたので、ちょっと移動して近くのお店で白桃ソフトクリームを購入。

気さくなお店の人とビジネストークがはじまる。

「兄ちゃん、はるな愛さんは最後まで走ったんかいな?」

「知りまへんがな」

「兄ちゃん、芸能人は地方のドサ周りが1番儲かりまっせ」

「ほんまでっか?ぼく、ランニングコーチやってますねん」

「兄ちゃん、全国回っていっぱい儲けてや」

白桃ソフトクリーム、レース後はやはりフルーティな味が嬉しく、美味しかったです。

(※喋り方は一部脚色されています)

 

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全て終わった後は定番の「雲の上温泉」でリカバリー。

こちらは参加賞に無料券がついており、マラソン後のランナーが沢山来てましたが激混みというほどではなく、ゆったり浸かって来ました。

 

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温泉後はさっぱりアイスクリンが食べたくなってしまいました。食べ過ぎ(^_^;)

 

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温泉後は建物見学。温泉は「雲の上ホテル」と繋がっています。新国立競技場のデザインでも話題になった建築家の隅研吾さんが設計した木造のお洒落なお宿、梼原町に訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。

雲の上のホテル | ここは雲の上のまち[ゆすはら]

 

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お目当てのお土産「雲の上チーズケーキ」は売り切れ(涙)。

 

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優勝の副賞は地元の人が作ってくれた「津野山神楽」の絵。梼原町らしいアーティスティックな副賞ですね。

まるランステに飾っておきます。マラソンの賞品って説明しないとわからなさそうだけど…

 津野山神楽│梼原町観光情報


レース後は、もう脱藩ハーフはやりきった、次出るなら今回のタイムが基準になるのがしんどい、と思ってたけど、色々な地域のマラソンでコースとの戦い、自分との戦いも楽しくやりがいがあるものです。過酷なフルマラソンに何度も挑戦してる人もきっとそういう気持ちなのでしょうね。


今まで走った中で最もタイムが出にくいと思われる龍馬脱藩マラソン、ハーフ”サブテン(1:10切り)”を目標に、来年もトライしてみようかな。

 

失敗に落ち込むのも、過去の栄光に酔いしれるのも、そんなに時間はかけていられない。

ぼくらは今を生きているのだから。

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レース結果

 

 

龍馬脱藩マラソン・ハーフの部

1時間12分41秒(1位)

17:23/17:18/17:16?/6.0975km20:40(5km換算16:59)

SORTIE MAGIC LT  //プロパッドRソックスPOLAR M400 HR  

🏆コース自己記録を約5分更新! 

 

NEXT RACE…おかやまマラソン

 

・一昨年出場した時のレポート

www.takemarun.com