まるランニングマガジン

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高知のマラソンランナー・山﨑竹丸が走る事をもっとディープに楽しむ情報を発信していきます。まるランニングクラブ代表

3度目の仙台国際ハーフマラソン振り返り[快晴、新コース]

3度目の仙台国際ハーフマラソン振り返り。

 

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レース振り返り

 

勝負レースだった長野マラソンから僅か3週間、あまり調整がうまく行かず、”走ってみないとわからない“という状態で臨む事になった(元々3月の東京マラソン後を想定してのエントリーだった)。

しかし昨年も自己ベストを出した相性の良い大会だし、競技場のアップやS組(持ちタイム70分以内のエリートの部)でほぼ最前列の整列と、万全の状態で競技に臨む事ができる。何より国内最大級のハーフマラソンの一つで、速い選手が沢山集まる機会を逃したくなかった。

 

日差しが強く、かなり気温が上がってきたように思えたが、風が冷たく乾燥している。

これが仙台の本来の気候なのかな。過去2回は雨〜曇りだったのであまり経験した事の無いカラッとした天気。

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整列すると木陰が爽やかで気持ち良い。今回は珍しく大学生も沢山エントリーしているので(4〜5月のハーフはトラックシーズンも始まるため冬と比べると集まる選手は少ない)、赤羽ハーフのように5kmを15分30〜40秒の集団ができるかもしれない。

 

レーススタート、最初のポジショニングはうまくいった。

先頭も視界に入るくらいの位置で、國學院の大学生やモンゴルのバトオチル選手の真後ろの位置に出る。このあたりが66分前後狙いの選手かな。狙ったような展開になりそう。

にも関わらず、ぼくは誤った選択をしてしまった。集団がバラけてきたあたりで、“自分のリズムを崩したくない”という心理が働いてしまった。

 

朝霧湖の時も考えたように、他の選手に振り回されない走りを試してみたかったのもあったが、前を追う選手には離され、気づいたらぼくは後ろに沢山の選手を引き連れていた。

 

ぼくはこんな大きな大会でマークされるほどの選手ではない。多分ぼくの中途半端なペースが、それほど調子が良くない選手には心地良く感じたのだろう。

 

このままでも行けるかなと思ったけど、向かい風が強くなり(予報では風速5mだった)だんだんリズムも崩れてきた。序盤なのでそう簡単に前の選手も落ちては来ないし、追えそうで追えない感じが力みを生じさせる。

 

せっかく速い選手の力を借りれる大会で、わざわざ自分の力を余分に浪費するような走りをしてしまった。

 

5kmの通過は15分56秒。やはり予定より遅く、なおかつリズムが悪いのできつく感じる。

なんだか色々と調子が狂ってきた。今日はぼくの日では無いのでは、という考えが頭をよぎり始めていた。

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また今年からのコース変更も懸念していた。せっかく2年も旧コースを走ったぼくにはあまり好ましくない変更。前から序盤は上り基調だったが、よりアップダウンがきつくなったように感じた。単に調子が良くなかっただけかもしれないが。

 

諦めるにはまだ速い。上りや向かい風がきつかっただけならまだ挽回できる可能性はある。

1人の選手が一気に前に出てきたので、なんとかこれについていって流れを変えたいと思ったが、これもぼくが長持ちせず離されてしまった。その後2人くらいの選手と一緒に走っていたが、また離される。

 

5-10kmが16分27秒。だんだんモチベーションも落ちてきたが、10-15kmは下りがとても多い区間。ここで踏ん張り最低限のタイムで抑えたい。やはりそろそろというか、後ろから追い上げてくる集団に抜かれる。引っ張っているのはミンスク市の交流選手か?やはり欧米の選手はイーブンでうまく走り後半追い上げてくる選手が多い。この集団は良いペースで走りやすかったけど、ここも長い時間は続かず交代。

ここから15kmまでが物凄く長く感じた。そしてこの5kmが17分02秒。ウソ!?いくらなんでも急に落ち過ぎだ。絶対距離間違っているんじゃないか…?

 

集中力はさらに低下し、しばらくして女性のトップに抜かれてしまう。もう抵抗できない。

全身に力が入らなくなり、急激にペースダウン。今度は歩く、途中棄権も本気で考え始めた。

 

だがこれはフルマラソンではない。気がついたらあと数km。たまにスピードを戻そうと試みるがまた落ちるを繰り返しヨロヨロとゴールに辿り着いた。タイムは71分台。もっと落ちているのではないかと感じていたので思ったよりはよかった。

 

終わった後は、倒れるほどはいかないものの、しばらくよろめいてしまった。確かに後半は精神力も尽きてしまったが、それだけが原因とは思えないほど身体は消耗していた。

やはり体調が万全でなく、何か異変が起きたのか?幸いクールダウンジョグをしていたら意外と身体が楽になったのだが、身体がレース中どういう状態になっていたのか詳しくはわからない。

 

とにかくぼくは心身共に頑張れる状態ではなく、せっかくのレベル高いレースで自分の持っている力さえ発揮する事はできなかった。エリートの部でふがいない走りをしてしまったのは本当に悔しい。

 

それでも、わざわざ仙台まで来たのは間違いだったとは思わなかった。やはり日本トップクラスの選手が集まるビッグレースはいつも大きな刺激になる。

ここでもっと戦えるようになりたいという、次に向けてのモチベーションを与えてくれる。

 

この悔しさを忘れず、これからの練習とレースに活かしていきたい。

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第29回仙台国際ハーフマラソン結果

71分41秒(78位)

(5kmLAP)15:59/16:27/17:02/18:23/3:50

気温17℃、湿度50%、風速5m

SORTIE MAGIC LT / ターサーソックス / POLAR M430

 

△コースワーストタイム…

 

次回は高知発LCC遠征・仙台編。お楽しみに。

 

↓昨年のレース振り返り 

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