今回は、以前から興味があった台北のランニングステーション「RUN BASE」に行ってきた模様を紹介します。
台北のランステは日本の皇居のランニング文化を参考にしたそうで、高知県という地方でランニングコーチをしているぼくには東京以上に参考になる部分もあるのではないかと思っていました。
到着した次の日の朝、6時半頃に起きて台北駅に移動。
ランステのある「大安森林公園駅」はよく使う赤の淡水信義線で象山方面へ4駅ほど行った所にあります。アクセスはとても簡単。公園の中では市民の方々がスポーツ、太極拳、ダンス等をしていました。
ランステは駅から500mほど離れた所にありました。
カフェスペースに、ヨガ等のフィットネススペースも完全に併設されているのがぼくが東京で見たとは違う所でした。
150元(約500円ほど)でロッカーとシャワーとが使えます。店内BGMは日本の歌も流れていました。
250元でフットバスが使えるコースもあるそうです。
ゴールドコーストやぎふハーフでも競り合った台北のエース、張嘉晢選手(先日ベルリンマラソンで2時間17分)はランステの顧問を務めているそうで、置いてあった雑誌の表紙にもなっていたり影響力の高さを感じます。
リラックススペースでは海外選手がよく使っているのを見かける「ROLL RECOVERY」というマッサージアイテムが置いてありました。これが思った以上に効く!これウチにも欲しいな。
では、レース前の最終調整も兼ねて、公園周辺ジョグ開始。
公園の中も土道があったりしましたが、散歩してたりする人も多いので、どちらかというと公園周辺を周回コースのようにして走る方が走りやすかったです。1周2km程度はありました。信号も一つあったけどほとんど止まる事は無かったような。
なんと途中でランニング教室的なイベントをしている張選手を発見しました。
そんなこんなで1時間弱走って終了。
練習後はせっかくなのでカフェで朝食を。
ユニークなのが、ワールドマラソンメジャーズ(世界6大マラソン)に関連したメニューが提供されている事です。
ニューヨーク=お昼の洋食ブランチ的なメニュー
日本=カレーとか普通にご飯もの
シカゴ=朝の洋食メニュー、サラダ等
ベルリン=最速コースにちなんですぐ食べれるもの、トーストやシリアル等
ロンドン=紅茶、コーヒー
ボストン=スムージー
その他=張選手スペシャルのお茶等
といった具合です。面白いですよね。
日本の有名選手のサインも沢山飾ってありました。
ぼくはベルリンのピーナッツバタートーストを注文。それとサーモンサラダをみんなでシェアしました。パンがしっかり香ばしく焼き上げられていてとても美味しかったです。
食後に張選手スペシャルのお茶を注文。蜂蜜が入っていたり色々調合されて身体に良さそうなお味。
張選手も教室後カフェでくつろいでいて、一緒に記念撮影(この時、オリジナルブランドのフォームローラーをプレゼントでいただきました)。
カリスマ的な魅力を持ち、現役エリート選手ながらランニング界を盛り上げる様々な活動をしている張さん、台北マラソン界のパイオニア的存在になっているのも納得です。また一緒のレースで走れるのも楽しみです。
隣ではトランポリンエクササイズ。結構きつそう。
アジアの都市独特の賑やかさから一旦ブレイクし、オシャレな雰囲気でくつろげる空間としてもオススメですね。
これからさらに旅ランの地としても人気を集めていきそうな台湾。大会前の最終調整、観光も兼ねてぜひ台北のランステRUN BASEに行ってみませんか?
▷森林跑站 RunBase 官方網站 - 跑者的第二個家(公式サイト)
レース振り返りはこちらから↓