秋の大勝負、大田原マラソンのレポートについて書いていきます。
那須与一の銅像の前で記念撮影
初めての"優待選手"としての出場
本日、18:00~『大田原温泉ホテル龍城苑』において「招待・優待選手歓迎レセプション」を行いました。 招待・優待選手の皆様の熱い走りに期待しましょう!!
Posted by 大田原マラソン大会 on 2015年11月22日
今まで福岡国際やびわ湖マラソンといった大きなマラソンでのレセプションも何度か経験してきましたが、初めて招待選手に近い形での出席という事でとてもドキドキしていました。
しかし、ごく一部の関係者のみのこじんまりした感じになり、正直ちょっと拍子抜けしてしまいました。
どうやら前の年まではもっと盛大にやっていたようですが、かなり夜遅くまで時間がかかっており選手の負担が大きく、経費削減もあって今の形になったようです。
確かに主催者側の自己満足になってしまっては本末転倒。
ただ元々かなり人見知りするタイプな上に、選手・関係者共に関東勢の顔見知りばかりでアウェー感が半端無く、居心地はあまりよくなかったですね…(;^_^A
高知龍馬マラソンで一緒に走った板垣選手がいたので少し安心しました。色々な大会が走って強敵(とも)が増えるのもマラソンの魅力です。
レース前も暖かい控室でお土産付きというVIP待遇
本当にありがとうございました。
いやいやしかしこれからが本番。やはり熱いレースを展開するのが優待選手の役目というものです。
レース前にあの東大卒ランナーとして有名な松本翔選手とちょっとお話。「多分キロ3:10より遅いペースにはならないと思いますよ」と…。うーん。
実際のレースでは優勝候補筆頭の五十嵐選手が飛び出し、予想をさらに上回る3:00/kmを切るようなハイペースでスタート。
や、やばい。
後ろをチラっと振り返るとあっという間に後続は見えなくなってる。
でもここでマイペースの無難な走りを選択したら、なんのために大田原まで来たのか。
もう後悔したくない。とにかくこのレベルを体験しないことには始まらない。
ぼくは行ける所までついていく事に決めました。
とにかく寒かった…レース前の誤算
前を走るランナーのキレ・スピード感は後ろから見ても惚れ惚れするほど。板垣さんもやっぱり凄い。
ぼくにとってはギリギリのスピートでしたが、次第に集団が分かれて丁度良いペースの第二集団が形成され、勇気の選択が報われたように思いました。
しかしそれもつかの間、この第2集団もあっという間に崩れ、前を引っ張る選手とぼくのみになりました。
さらに15km手前あたりから雨が強くなり、いつの間にか前の選手からもズルズル離されていき、あとはほとんど一人旅に。
天気予報では曇り~小雨で、アップしている時は雨は降っておらず寒さを感じなかったのでアームウォーマーや手袋等は身に着けませんでした。これが大誤算。
冷たい雨と風を浴びながら、次第に4:00/kmペースまで落ちていき、30km付近の直線がずっと続く田んぼ道は応援も少なく、「これは大会なんだろうか?」というような不思議な感覚を味わいました。
35km以降は脚も棒になり、ただ完走を目指すのみの冷凍ゾンビ状態になりました。
ボロボロ抜かれて最終的には目標からほど遠い14位という結果に終わりましたが、完走できてホッとしたというのが正直な所でした。
レース前の故障で練習がうまく行かず、優待選手の重圧もあって本当に困難な道のりでした。
一旦今までのやり方を整理して、少し軌道修正していく必要がありそうです。
レース動画。2分30秒あたり、後半の冷凍ゾンビ状態が結構映っています…
宇都宮といえば、やっぱり餃子
天気が悪かったのもあり、あまり観光していく余裕はありませんでしたが、しっかり宇都宮で餃子は楽しんできました。
駅すぐ近くの宇都宮餃子館。様々な種類の餃子が食べられる食べ比べセットがオススメ。
大会結果&まとめ
大田原マラソン2015
結果…2時間37分47秒(14位)
(5km)16:01/16:15/16:21/17:34/17:51/20:04/20:44/22:22/10:28
HALF1:10:02-1:27:45
優待選手(2時間25分以内で申請可)はVIP待遇
雨、風が強い時は寒さ対策に注意
25kmからの延々と続く田んぼ道は1人旅になると精神的に辛い。
前半下り、後半上り。勢いに任せていくと後半はかなりキツイ。
全体的に前半走りやすく、後半が難しいコースと言えそう。対策も含めしっかり準備しておきたい。
今度来る時は宇都宮周辺で泊まってはしご餃子したい