国際級トップランナーへの挑戦。国際陸連シルバーラベル・ぎふ清流ハーフマラソンを振り返っていきます。
~前日移動編~
JR岐阜駅に到着。駅の中に案内の人もいて、受付会場行きのバスもスムーズに乗れました。
JR岐阜駅前の黄金の信長像。
ぎふ清流ハーフマラソンではこの近くも走ります。
受付会場の岐阜メモリアルセンターへ。スタート地点すぐ近くにある補助競技場。大会当日は招待選手(実業団と大学生)はここで整列することなく直前までウォーミングアップできます。羨ましい…
前日も出店していたので、餅系の店にフラフラっと立ち寄ってしまいました。
岐阜の郷土料理「五平餅」。味噌味のタレがついています。
受付後はホテルへ。名鉄岐阜駅で降りて移動。
今回泊まった「ビジネスホテル プラザ」は駅からちょっと歩くけど、場所を覚えればそれほどストレスの無い距離。
ホテルすぐ近くのA-MAXで買い物。餅も食べたので軽めで。
今回は移動はかなりストレス少なく行けました。
ただかなり日差しが出て気温が高くなったので、クーラー対策の服装にしてたから結構汗をかいてしまいました。
~レース当日編~
4:10起床、朝食(パン、バナナ、ヨーグルト)
6:00名鉄岐阜駅から大会会場へのシャトルバスで移動
7:48アップスタート
いつも心配なスタート前の整列、今回はなるべく早め早めの準備。
スタートからちょっと離れた所で流し(軽いダッシュ)をしていたら整列完了時刻前にオープニングセレモニーが始まっており、係の人から「裏から回って」と言われて冷や汗かきました。
(中日新聞速報号より)
スタートして初めはなんとか前のグループの最後方に喰らいついていったものの、キロ3分前後のペースで予想以上に身体がきつくすぐ後退。
すぐ近くにマラソン2時間10分台で走る選手を見つけ、そこについていたらライバル(?)女子トップのキルワ選手に追いつかれてしまいました。
またこの展開か…と思いきや、想定どおりの5km15:40秒台の通過で全く余裕がなく、このグループからも脱落。
とにかくキツくて、せっかく曇ったのにかなり暑さも感じ、喉の渇きもあって、名古屋シティマラソンで経験したような脱水症状が頭をよぎりました。
また給水コップがとりづらく(小さくて少量なのである程度のスピードで走るランナーにとっては掴みづらく、こぼれやすい)ここも苦戦。
10-15kmでガクンとペースを落としたものの、そこから後ろの選手に追いつかれたり、逆に前の大学生が近づいてきたりとレースの中で緩急をつけれて、なんとかそれ以上ズルズル落ちずに前を追いかけながらフィニッシュ。
ゴール後は今までハーフマラソンではなかったくらいダメージが大きく、立ち上がるのにしばらく時間がかかりました。
前日の暑い中での移動が影響してしまったのか?というのも考えました。
これまでの経験も踏まえて、気温が高くなりそうなハーフはもう少し体調を重視した調整法が必要になりそうです。
コース図
振り返ってみると、中盤は細かいアップダウンがありますが、全体的には走りやすく、なおかつ繁華街、城下町、長良川と景色が変わっていくとても楽しいコースだと思いました。
レース後トボトボ歩いていると、通りすがりのランナーから声をかけられ「あ、山﨑さんですよね!いつも丸亀ハーフで女子のトップについていってテレビに映っていて有名な!今回はBS生中継無くて残念ですねぇ」と言われる。
男子のトップについていって有名になれるよう精進します。
一応、学生・実業団を除く登録選手(No.500番台)では1番でした。
~レース後のお楽しみ~
気をとりなおして、恒例のレース後お楽しみ編へ。
上質なウインナーとスペアリブ、コリコリのホルモン、柔らかい飛騨牛串、練乳と生クリームがかかったけずりいちごetc,,,,、ビールもあったり、今の時期に合わせたような食べ物が多かったです。寒い時期の大会が多かったので新鮮でした。
高橋尚子像
サンプラザ中野さんのライブ。やっぱり生は迫力がすごい。
今回は身体のダメージが大きかったので、午後の観光はちょこっと散歩のみにして明日に備えることにしました。
夕食は楽しみにしていた名鉄岐阜駅のすぐ近くにある「真のナポリピッツァ協会」公認のお店「DA ACHIU(ダ・アチュ)」へ。
イタリアから空輸している水牛モッツァレラチーズを使ったスペシャルなマルゲリータピッツァ。
モチッとしてるけど中は意外と薄くて軽さもあってチーズの香りがすごい。
こちらはシンプルなマリナーラ。
~観光編~
朝5時頃に目が覚め、ジョギングへ。ついフラっと神社に立ち寄ったら変な山道に入ってしまい、時間を使ってしまいました。午後から天気が崩れる予報なので急がないとマズい。
今回は快適に移動するため、使わない荷物はホテルから自宅へ配送(料金は1500円ほど、次の日に家に届きました)。
目的地は標高329mの所にある岐阜城。
ホテルから数キロ歩いて岐阜公園に到着。ここまではそんなに遠く感じませんでした。
なんと土佐の偉人・板垣退助先生の像が。亡くなられた地が岐阜だったのですね。
ロープウェイもありますが、アスリートらしく歩いて登ることにしました。
”イノシシ出没注意”の看板。注意してても、本当に出たらどうすればいいんだろう。
頂上はまだ先。
岐阜城に到着し、展望台で記念撮影。天気もギリギリ大丈夫でした。
険しいルートを選んでいたようで1時間くらいかかったものの、達成感は格別です。クセになりそう。
展望レストランでお食事。
B級グルメの信長どて丼。みそ味のお肉が柔らかくておいしかったです。
リス村ではリスに餌をあげることができます。手に近づいて来たリスは思ったより大きかったです。
帰りは安全で速いロープウェイで。がんばって登ったけどロープウェイだと2~3分ほどで着いてしまいました。
この後、本格的に天気が悪くなってきたので、ボチボチ帰りの準備を始めることに。
もうちょっと色々見たかったけど、岐阜城でじゅうぶん楽しめました。
名鉄岐阜駅のすぐ近くにある「一兆屋」で名物ゆず塩ラーメンをいただきました。ゆずはやはり高知県産のようで、なんだか嬉しかったです。
残り時間はJR名古屋駅でお土産買ったりしながらブラブラ。最後に駅内にある「赤い鳥」でぎふハーフマラソンの参加賞に割引券がついていた親子丼を食べました。卵がふわとろ。
岐阜市は名古屋駅から20分ほどで着くのでとてもアクセスが良いです。大阪~大津(滋賀県)に行く時も思ったのですが、ここらへんは県外に壁がある高知県人にはかなり新鮮な感覚です。
市内は程よい都会度があり、観光も快適でした。
結論を言うと、岐阜県がとても気に入りました!また行きたいです。
まとめ
・第6回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン結果
1時間10分30秒(42位)
5km 15:48/16:45/17:26/16:50/3:43
🏆岐阜の大会初出場
🏆学生・実業団を除く登録選手(No.500番台)1位
・岐阜は名古屋のすぐ隣。FDAを活用すれば地方からも快適な移動
・駅についてからの案内もわかりやすい。当日も駅からシャトルバスで移動できる
・景色はとても変化があり他にはない楽しいコース
・陸連登録者にとってはアップ場所が少ない、整列時間が長い、給水コップが小さすぎて取りづらい…
・開催日が4月下旬に。気候的にかなり走りやすくなる?
・市内はほどよく都会で観光しやすい
・岐阜城は自分の脚で登るとさらに楽しい
・移動
(行き)FDA高知12:55→名古屋小牧空港→名古屋駅→岐阜駅
(帰り)岐阜駅→名古屋駅→FDA名古屋小牧空港→高知
バスで名古屋駅まで(700円・約30分)
JR名古屋駅→岐阜駅(470円・約20分)
11番乗り場の市内右ループバス→岐阜メモリアルセンター(約25分、210円)