ダナンマラソンレース振り返り。
初ベトナムレース、マラソン1週間後の連戦。

今回はありがたい事に”ドラゴンランナー”、いわゆるエリート枠でエントリーさせていただき、ホームページにも掲載してもらえた。
ダナンの名所であるドラゴンブリッジ(ロン橋)にちなんだ名称で、ちなみぼくも辰年生まれである。
持ちタイムトップの坪井選手が出ないという情報があり、ぼくがこの中ではダントツの優勝候補に。
しかし、かがわマラソンから僅か1週間後でこの数日はレストか軽いジョグしかしてない。
体感としてはそこまで大きなダメージは残ってなかったが、出来れば体力を温存しながらラストスパートで決着をつけたいと考えていた。

レース開始はなんと4:30。ギリギリまで寝ようかと思ったが、丁度1時過ぎから世界室内の3000mレースがLIVEでやっていたので早起きしてテンションを上げていく。
朝食はバナナとヨーグルト、パンを少しといつも通りの内容でやや控えめ。その後少し横になって胃を休めた。
やはり早めに食事をとっておくと十分に消化時間がとれるのでコンディションもうまく整っていった。

3時半頃からアップ開始。ホテルからスタート地点まで1kmも無くとても便利。
朝の気温は22~23℃付近との事だったが、結構蒸し暑く感じた。

整列はすぐ前に入れてもらえるので、スタート時間ギリギリまで準備できるが、以前走ったカンボジアのレースで予定時間より数分前にスタートした事があったので、用心のため早めに待機。暖かいので薄着で待っていても問題はなかった。
高温多湿、タフな優勝争い
心配は杞憂に終わり、定刻通りレーススタート。
最初に一人が飛び出したが、落ち着いて6人の集団になる。
2km過ぎに最初の折り返しをした後、道が狭く後続のランナーをしばらくよけながら走るというアクシデントが発生したが、なんとか1km程度でそのエリアは終わった。
やや荒削りな運営体制、まだ暗いのもあり、なるべく集団で走って一人で変な所にいってしまわないよう慎重に走る事にした。

前を引っ張るのはドラゴンランナーのジェームス選手。持ちタイムは1時間10分台で、今回は一番のライバルになると思われた。
レースは3:30/km付近で進み、スローペースではあったが、暑さを考えると6人の集団がなかなか崩れないのは予想外だった。

意外にも優勝候補のジェームスが最初に脱落。
さらに他の選手がペースをアップを仕掛けてきて、徐々に集団のふるい落としが始まる。
12~14kmかけてコースで唯一の目立ったアップダウンである長い橋(Thuan Phuoc Bridge)を過ぎると、優勝争いは3人に絞られた。

どうやら他の二人はドラゴンランナーに登録してない日本人ランナーで、赤いハチマチの平井選手は今年のびわ湖マラソン優勝、白い大会公式タンクトップの増田選手はハーフのベスト66分台だったようだ。
走っている時は情報がなく、せいぜい1時間10分くらいの選手ではないかと思っていた。
聞いてないよ〜。

二人ともかなり手強く、積極的に仕掛けていた増田選手がラスト3km付近で脱落。
その後は平井選手のスパートがかなりきつく、ぼくももう少しで耐えきれなくなりそうな所だったが、あちらの呼吸が苦しくなってきたのに気づき、ラスト1.5kmで全力のスパートを仕掛けて引き離す事に成功した。

しかし、最後まで油断はできない。フィニッシュゲートが遠く感じる。
ここまできたらなんとしても優勝賞金を勝ちとるぞ!
ラスト500mで振り返るとやはりそれほど離れてない。相手を諦めさせるためにさらに全力のスパート。

なんとか逃げ切った!派手な演出の優勝者フィニッシュ。
タイムは1時間12分10秒。一見マラソンペースよりだいぶ遅い記録に思えるが、数字だけではわからない濃密な争いだった。

大会公式SNSでもアップしていただいてました。なぜかチョップ風。

終わってすぐ、バテバテになって倒れ込んだ。
本当は早い段階で独走になるのが理想的で、ラスト勝負になってももう少し楽に勝てるかと思っていたが、まさかここまで死力を尽くすレースになるとは。
やはり、海外レースは甘くない。

苦労しただけに喜びもひとしお。
きつい中でも海外レースで優勝できたのはぼくも実力がついてきた事と、運も回ってきたのだなと感じた。
秋から短い距離の自己記録更新、マラソン連戦と常に最高のパフォーマンスを追い求める厳しいレースが続いた。
一旦心身をリフレッシュさせてから、シーズン最後の目標向けてがんばりたい。

5km優勝者の女性ランナーと記念撮影。ニッコリ😄
レース結果
1時間12分10秒(1位)
👟METASPEED EDGE PARIS
⭐︎初ベトナムレース・初優勝
⭐︎9年振り海外レース優勝
〜ダナン移動・観光編に続く〜
↓初めて海外レースで優勝したカンボジアの思い出