まるランニングマガジン

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Takemaru Yamasaki マラソンランナー&プロランニングコーチ

3:00/kmペースに挑戦、第78回丸亀国際ハーフマラソン振り返り

丸亀国際ハーフマラソン振り返り。

11月に5000mで大幅に自己記録を更新する事ができ、夢のハーフ64分台が現実に手が届く調子に仕上がってきた。

 

 

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レース当日の気温は8〜10℃付近と丁度良さそうに思えたが、問題は風

まるRCメンバーの集合地点で、旗もなかなか立てれない程度の強風。気温以上に寒く感じる。

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この3年ほどは大変条件に恵まれていたものの、元々冷たい風が吹いても珍しくない時期。

 

覚悟は決めていたが、行きが追いで、帰りが向かい風という条件になんとなく嫌な予感はしていた....。

 

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メンバーみんなで集合写真。仲間といる事で緊張感のあるレース前にリラックスして気持ちを落ち着かせることができた。

 

ウォームアップを終えたら、登録Aの待機場所へ。

そんなに待ち時間は長くないが、上着を脱ぐとかなり身体が冷えてくる。

昨年はスタートラインまで9秒かかってしまったので、整列であまり後ろにならないように気をつける。

すると、近くに絶賛ブレイク中の高石選手(國學院・高知工業卒)を発見。

意外とそんな前に並んでないんだな、と思ったが、60分台を狙っているそうで、ここまで箱根から都道府県駅伝とハイレベルな連戦が続いている中で全然疲れを感じさせないフレッシュな表情。

若いって素晴らしい、無限の可能性に満ち溢れている。

 

5km14分台、10km自己ベストは想定通り

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うどん県チャンネル様より

 

さて、レーススタート。転倒・接触には気をつけつつも、このコースには慣れているのでそれなりにスムーズに前にいけた。

 

最初はどうしてもペースが速くなる。近くに同い年で目標にしている石川県勢の開上選手を発見。

こういう全国から速い選手が沢山集まっている大会では、走力を知っている選手が同じ集団にいるとありがたい。

 

いつもなら目安にしていた女子のトップ選手は完全に置き去りにし、3:00/kmを切るハイスピードで進んでいく巨大な集団に切り込んでいく。

 

途中で開上選手が後ろに下がったのがわかった。少し速すぎるだろうか?

 

5km通過、14:59。想定通り、14分台で通過。

大丈夫、甲佐で既に経験済みのペースだし、行きは下りかつ強い追い風。

 

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うチャンネル様より

 

この数ヶ月で大きくレベルアップした自分にとっては、これは適正ペースのはずだ。

 

過去を捨て去り、新しい領域へ向かっていく道筋が、確かに見えているように感じていた。

 

だが、5kmを過ぎても全く衰えない集団の勢いに、少しずつきつさは出てきていた。

後方に下がり、周りの選手がどう対応していくか伺っていると、段々大きな集団が遠ざかっていって、スピードの波に乗れなくなってくる。

 

少しづつ周りに人がいなくなっていき、気づいたら単独走に。元々ギリギリのペースだったから切り替えて前を追う人についていく余裕は無く、しかし近くにペースが合う人も無い。

 

8km過ぎからズルズルペースが落ちていく。自分の身体をしっかりコントロールできる余力の無い状態で、折り返したら強い向かい風が待っている。

完全な失敗レースのパターンだ。これはまずい。

 

10km通過は30:12(5-10km15:13)ベスト記録を2秒を上回るタイムでこれも事前に想定していた展開

まだ行ける、諦めたら本当にそこでレース終了だ。

 

 

向かい風に耐え抜く後半戦

 

今できるのは、後ろから抜いてくる選手にへばりついていく事。

なんとか2〜3人は一緒に行くリズムの合う選手が見つかり、ペースダウンは実感しながらも勝負の15kmまで耐える。やはり向かい風はかなりきつい。

 

10-15kmは15:53。大幅なペースダウンだが、15km通過は想定していた46:00からたった5秒遅れ。

最後までベストを尽くすんだ。

危機的な状況だった折り返してからの数kmよりはまだマシな状況になり、ペースが落ちたためか少し気分も回復してきた。

 

ただ、この5kmは上り中心で、ペースを維持しているつもりでも確実にタイムは落ちてくるので、最後まで気を抜かず攻めないといけない。

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近くの選手のペースアップで振り落とされそうになるが、すぐペースダウンしての追いついての繰り返し。

一体何をやっているんだと思ったけど、ひょっとしてぼくも同じ事をしているのでは?

 

終盤の大きなアップダウンである16km過ぎの土器川の橋でペースを落とさないようグッと力を込めたが、坂が終わったらすぐ引き離した選手に追いつかれてしまった。

 

みんな消耗と向かい風の中でもがきながら、なんとか必死で走っており、ペース維持が困難になっているのだ。腕振りも硬くなってきて、身体をうまく制御できていない。

 

19km付近で時計を見てなんとかこの5kmを15分台でいけるかと思ったが、20km通過が62:13(15-20km16:08)

ここで設定タイムの61分30~40秒を大きく超えてしまった。

 

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だが、ここまで頑張ったんだから、なんとか最低限自己ベストだけは持って帰りたい。

幸い最後のスパートには脚はうまく反応し、悪くない切り替えができた。

 

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うどん県チャンネル様より

 

タイムは65分38秒。昨年の自己記録を10秒更新。

昨年は丁度良いペースの集団に乗り切って初の65分台を達成するほぼ完璧なレースだったのに比べると、今年はそれより遥かに速いペースに挑戦した全く内容の違うレース。

大きな目標であった64分台には届かず悔しい気持ちも強いが、結果に納得はしている。

 

10回以上走って初めて、ようやく"本当の丸亀ハーフ"を体験できたような気がする。

 

ここで結果を残す選手は、現在のトラックの持ちタイムなど頭から消して、貪欲に攻めて成り上がろうとする精神力の強い強者ばかり。

 

ここ数ヶ月で大きくレベルアップできていたつもりだったが、まだまだ足りない部分が多いと感じた。

理想に近づけたと思ったら、ゴールはもっと遥か遠い所だったような気持ちだ。

 

それでも、あの輝かしい3:00/km切りペースの集団と、10km手前までは一緒に走れていた時の感覚を思い出すと、また挑戦したいという気持ちが昂ってくる。

 

まだまだぼくは走る事を止めれそうにない。

 

 

レース結果

 

65:38(PB・243位、NET-7)

(5km)14:59/15:13/15:53/16:08/3:25

10km30:12、15km46:05

⭐︎4年連続自己記録更新

👟METASPEED EDGE TOKYO

 

 

ジャパンプレミアハーフシリーズもスタート

 

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今年の丸亀ハーフは例年以上に参加者が多く感じられ、かなり会場が混み合っていましたが、年々楽しい雰囲気になっていて嬉しいです。

レース後に買った海鮮天丼。なかなか豪華で美味しかった。


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今年からハーフを盛り上げる企画として"ジャパンプレミアハーフシリーズ"がスタート。

丸亀、名古屋、ぎふ清流、仙台、札幌、東京レガシーの6大会をシリーズ化し、参加する事で特典やアスリートはランキング争いができます。

 

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ちなみに今回の結果でエイジポイントランキング4位になってました!ただ、6大会全部出ないとポイント上位をキープするのは難しいかも。

▷ジャパンプレミアハーフ公式サイト


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せっかくなので、定番のうどんも。いつも売り切れになってるこがね製麺所で買えました。

 

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受付でもらえる参加賞。なんと丸亀ハーフのオリジナルうどん(乾麺)をGET。

 

進化していく丸亀ハーフ。四国、そして日本を代表するハーフマラソンとしてこれからも素晴らしい大会であり続けてほしいなと思いました。

 

↓完璧なレースだった昨年の丸亀ハーフ

www.takemarun.com