まるランニングマガジン

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Takemaru Yamasaki マラソンランナー&プロランニングコーチ

第78回高新駅伝振り返り【完全リニューアル】

第78回高新駅伝振り返り。

 

 

遂に周回コース化し、リニューアル

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高知長距離No.1チームを決める高新駅伝も、時代の流れで遂に周回コース化

街中で普段競技レースを見る機会の無い人にも観戦を楽しんでもらえないのは残念だが、会場の東部総合運動場は家から5km程度で練習でもよく使うホームコース。

準備も楽で、応援もしやすいとメリットも沢山ある。

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区間設定もかなりシンプル化し、ぼくの走る1区は4.3kmの周回を2周する8.6kmとなった。

これまでは10kmだったのでマラソン選手にとっては若干不利になったと言えるかもしれないが、丸亀ハーフでのSUB-65:00に向けて、どんな展開でも3:00/km付近のペースでは走っておきたい所。

 

この日は気温が0℃前後で、ウォームアップ中手袋をつけていても手がガチガチに冷えてしまった。

 

極寒の1区8.6km

 

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9時レーススタート。まずはいつも競り合う久松選手が飛び出す展開。

薄着のユニフォームでペースを上げて走ると、あまりの寒さにすぐ呼吸やお腹の調子がおかしく感じてしまった。申し訳ないが、ここはしばらくこのまま引っ張ってもらいたい。

序盤は走りを整えることに集中した。


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集団はすぐに高知農業の市川選手も合わせて三人に。

3km過ぎ、久松選手が後ろに下がるような動きが見られたので交代。

だいぶリズムも良くなってきて、ぼくとしてもここから自分で押す事に異存はない。


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1周目通過の4.3kmは12分56秒。大体13分切りで行ければほぼ3:00/kmペースで目標通りだと思っていたので、良い感じ。これからは自分で押していって、もう1回12分台で走るぞ。

気温の低さには堪えていたものの、風は弱くイーブンペースで押していくには好条件と言えた。

 

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2周目に突入、最初のアップダウンを終えた所で久松選手が離れている事に気づいた。

思ったより早く高知農業との一騎打ちに突入。

距離も短いし、早めに削っておかなければ。走りながら、かなり良いスピードを維持できている手応えはあった。そろそろ離れてくれないだろうか...。

 

6km過ぎ、ポイントとなる最後の上り坂を終えても、市川選手は離れる様子はなく、なんだか雲行きが怪しくなってきた。さすがに引っ張り続けると疲れもでてきつくなってくる。

 

丁度前の日にYouTube中継で見た海外レースで優勝した選手が"先頭引っ張り続けた後、一旦後ろに下がってラスト1kmまで力を温存し、スパート"という作戦をしていたので早速それを真似て勝負をかける事にした。

 

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相手もまだ限界ではないとは思うが、このままいけばラスト勝負はかなりギリギリの争いになるだろう。ぼくは下がって気持ちの準備をしていた。

 

すると、ラスト1km付近の下り坂で、市川選手が一気の切り替え。

ここまでの余力があるとは想定外で、これには全く対応できなかった。

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硬くならないよう、なるべくリズムを保ったまま走ろうとしたが、差はグングン広がっていく。

 

一旦後ろに下がる作戦は、よほどスパートに自信が無いと難しかったようだ。結果論だがこれなら限界まで引っ張ってプッシュし続ければよかった。

 

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最終的には残り僅かな距離で15秒も差をつけられてしまった。

高校生の予想を超える底力の前に、完敗である。

 

タイムは25分56秒。平均3:00-01/kmペースで、設定通りで走り切れた。

気持ちよいくらいにスパートを決められて悔しさはあるものの、自分の走りとしては目標はクリアできたと言える。

 

12月の甲佐10マイルが終わってからは少し休んで、本格的なマラソン練習をスタート。

良い時よりスピードが落ちて(戻って)しまい、3:00/km付近のイーブンではいけるが、それより速いペースではうまく身体が反応できなくなってきた。

もちろん長い距離では勢いより淡々と押していくのが大切だが、それでもレベルの高いレースでは走れるスピードに幅があった方が様々な展開に対応しやすい。

 

丸亀ハーフに向けて、もう少しキレの面も磨いていきたい。

 

ハイレベルなスピード駅伝に。

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レースは今年も高知農業高校が1区の勢いをそのまま維持し圧勝。

まるRCチームは総合16位。

例年より参加チームも増えハイレベルになり、全7区間があっという間に進んでいったように感じた。

 

今回も新聞掲載の10位には届かなかったが、終盤の盛り返しもあったりと、これまでの高新駅伝とは違う見どころもあり楽しいレースができたと思う。

 

記念すべきリニューアル第1回目となる今回は、コースや区間設定以外にも、女子の参加(混成チーム)や後半区間の再スタート制、参加チームも運営に関わりながら大会を継続していくために様々な新しい試みが取り入れられていた。

 

寒い中から朝早くから応援に駆けつけてくださった皆さん、大会運営のサポートをしてくださった関係者の皆さん、大変ありがとうございました!

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レース結果

 

1区8.6km...25:56(区間2位)

1周4.3km12:56/13:00 ・ave.3:00-3:01/km

👟 METASPEED Edge Tokyo

 

まるRCチーム・2:07:19(総合16位)

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www.youtube.com

 

↓最後の県庁前スタートとなった前回の高新駅伝

www.takemarun.com