ロックンロールサンノゼハーフマラソン遠征完結編。
7日目(月):アメリカならではのハイキング体験

最終日は友人とレースのリフレッシュも兼ねてハイキングへ。
アメリカは山歩きやトレランに最高のスポットがいくらでもあるとの事でしたが、日本とは全く違うスケール感にただただ驚かされました。

山歩きの後はまた車で移動して「ランチョ・サン・アントニオ保護区」へ。このあたりはメキシコ領だったためスペイン語の地名が非常に多いです。(そもそもSan Jose=スペイン読みでサンホセもそうですね)
ここは比較的平地が多く、散歩している人や結構なスピードで走るランナーも何人か見かけました。なんとトレイル道は24マイル(38km)以上に渡るようです。

こんな所で走り込みできれば最高の気分かつ、鍛えるのにもうってつけでしょうね。
"シリコンバレー"と言われるこのあたりはAppleやGoogle等世界最高のテクノロジー企業が集まっていますが、テーマパークのような娯楽は少ない印象。
ですが、広大な自然に囲まれて家族や友人と過ごす人達の表情を見ていると、実に豊かな人生ではないかと思いました。

程よく身体を動かしてお腹が空いたら、またハンバーガー巡りへ。
Chick-fil-A(チックフィレ)というチキン専門のバーガーチェーンで、日本人的にはあまり馴染みはありませんが1店舗あたり売り上げは全米飲食トップというメジャーなお店です。
創業者がクリスチャンのため大人気チェーンにも関わらず日曜が休業日というのも特徴。
チキンという事でくどさが無くて食べやすく、「IN-N-OUT」のように毎日でも食べたくなる美味しさでした。
ワッフル型のフライドポテトも食べ応えがあってグッド。

午後はフライトの時間までのんびり過ごす事にしました。ユナイテッドの帰りの便は夜11:45と遅め。偏西風の影響で帰りのフライドは2時間弱長くなり、さらに時差で火曜日が無くなってしまうのがなんとも奇妙な感覚です。

夕方5時頃にジョグに行くと、まだ日差しは強く乾燥していて喉がカラカラ。
1時間早まるサマータイムの影響もありますが、午前中は涼しいのに夕方は遅くまで暑かったり日本と気候がだいぶ違います。
夕食はメキシコ料理をテイクアウト。ボリュームが凄く米や野菜、肉と栄養満点で全部食べたらお腹パンパン。味もとても美味しいですが、日本ではなぜかメキシコ料理はあまりメジャーではないですね。

サンフランシスコ空港へ移動。プライオリティパスが使えるラウンジに行こうかと思いましたが、ユナイテッドの乗り場とラウンジが同じ場所に固まっていて、他のラウンジは長い通路を歩いて移動しないといけなかったのでやめておきました。
ある意味合理的なのかもしれませんが、他の空港に比べてちょっと不便に感じました。

代わりにプライオリティパスが使えるレストランでアイスを注文。フライトまでの時間を潰しました。

出発してすぐの機内食。試しにヌードルを頼んでみましたが、なぜか甘いタレのようなものがかかっておりマズかったです。なぜこんな味つけにするのか謎。

オーディブルのネタも切れ、少し寝たり、音楽を聴いたり、フライトマップを見たりしながらなんとか13時間経過。
長い長いフライトを締めくくるのは朝食のフルーツとパンケーキ。
今回の機内食はいまひとつ口に合わないものが多かったですが、これはとても美味しかったです。
まずくなりようがない気もしますが、パンケーキにはブルーベリーが入っていてもちもちクレープのような食感。
8日目(火-水):台北経由、帰国

帰りも高知行きのタイガーエア台湾。桃園空港に到着して約4時間後の出発とちょうど良い間隔。
今回も一旦預けた荷物を受け取るため台湾への入国審査が必要でしたが、行きのオンライン登録したアライバルカードがそのまま使えました。
心配だった機内持ち込み荷物も9.8kgでギリギリセーフ(タイガーエアは10kgまで)。

朝食を食べにプラザプレミアムラウンジへ(プライオリティパス利用)。

ビュッフェ形式かつ、台湾名物の牛肉麺をその場で注文できるサービスが嬉しかったです。

豆醬(トウジャン)もつけて台湾らしくしてみました。

量が少なめだったので、ルーロン飯も注文。やはり台湾のご飯は美味しい。

フライトの時間。やはり高知行きは帰りも満員。

長い旅を終え、遂に高知が見えてきました。
到着後、入国検査で長時間待ちとなり、飛行機が少し遅れたのもありますが予定より1時間ほど空港を出るのが遅くなってしまいました。
今回初めて高知-台北線を利用してみましたが、まだまだ正式な国際線ターミナルが完成するまで大変そうです。

2度目の挑戦となったロックンロールマラソン。
友人の仕事の関係で来年以降は難しいかもとの事で、記念に一緒に走れたのも良い思い出になりました。
一人でも行ってみようかなと思える本当に良い大会です。成田からサンノゼ直行便もあるので秋のメインレース前の仕上げにどうでしょう?日本のランナーにもぜひこの"ロックンロールランニングシリーズ"を体験してほしいです。
-ロックンロールサンノゼ遠征編・完-
▷地球の歩き方サンフランシスコとシリコンバレー2025~2026
↓昨年は全然違うルートで移動。スタンフォード大学の見学もしました。