シドニーマラソンレース振り返り。
昨年と同じく女子の先頭集団についていくプラン。故障明けの川内優輝選手もそこをターゲットにすると前日のSNSの投稿で確認した。
まだ休養明けからの基礎作りの段階なので、終盤までついていく事は厳しいが、せっかくの機会なので世界最高峰のトップアスリートについていきたい。
レース前日の模様はこちらから↓
ハッサン選手等世界トップの女子ランナーに挑戦

朝3時20分頃に起きて、JTBツアー朝食セットのおにぎり、バナナ、カステラ、バナナブレッドでレース前のエネルギー補給。
スタート会場に行くのに時間がかかるため、朝4時と早めのホテル出発。時間が無いので食べ物を詰め込んだのは良くなかったかも...

WMM化に伴い、大幅に拡大したマラソン参加者をスムーズに誘導するためにとられた細かいグループ分け。1番最初の組の6:30から、最後は1時間以上スタート時間が違うので注意が必要。(申請タイム順と思われる)
ぼくは第1グループのレッドエリアでスタート。
グループ分けが複雑になり、かつ外は暗く、スタート地点まで電車や結構歩かないといけないので現地JTBスタッフの方に案内してもらえるのはとても助かった。
シドニーマラソンは昨年までは9月中旬にやっていたので暑くなる年もあったが、3週間ほど早くなったため、季節が反対の8月末の早朝はほぼ真冬の寒さ(朝10℃以下)。
荷物預けはできないので、使い切り前提(沿道にあるウェアは寄付されるシステム)の上着を着ていたものの、それでもガタガタ震えるほど寒かったので、小走りのようにゆっくりのアップジョグを20分程行った。

スタート直前に同じくJTBマラソンアンバサダーで本日はペーサーを務めるサリーさんに再開。

レッドゾーンは6時31分スタートになっていたので前に行けるか少し心配だったが、レース開始直前にはなんとかほぼ先頭付近の位置まで移動できたので、時に問題無く走り始める事ができた。
早速、女子の先頭集団と川内選手の集団を目標にレースを進めていく。
いきなりパリ五輪金メダリストのシファン・ハッサン選手がペーサーと1km3分前半のペースでかっ飛ばしていく。序盤は急な下りなのでかなり前モモや膝周りに衝撃が響いた。
これにはさすがに周りの女子トップ選手も様子を伺いながら徐々にペースを上げていたので、ぼくもそこに合わせていった。
5kmは15分43秒とかなり速い!

その後ペースが落ち着き10-15kmは16分29秒。
なんとかついていけるが、坂が多く非常にきつい。しかも少し食事の消化時間が足りなかったのとレース前の冷えもあってか、腹痛が時折襲ってくる。
数週間前に故障の状態が悪化し心配だった川内選手だが、思ったより良い動きで楽についている。他にも何度が顔を合わせた事がある日本人選手やブリスベンで知り合った友人のエイダンも集団に。

全く人の心配をしている場合ではなく、集中できてない証拠である。この後も何度か離れたりくっついたりを繰り返していたが、10km過ぎからだいぶ楽になった。
と思いきや10-15kmはなんと17分18秒。予想以上のペースの上げ下げだ。これが世界の駆け引きか?

またペースが上がってきた所で強烈な腹痛が復活してしまい、遂に脱落。
ここからは地獄の始まり。止まったり走ったりの繰り返しに...。
動き続けていたら、いつかはそれなりに回復すると思ったが、30km付近は全く楽にならず、完走できるのか?という不安がよぎるほどだった。

35km過ぎからようやく回復傾向。脚を止める事無く、ジョギングペースで走り続ける事はできるようになった。
沿道は昨年を大きく上回る大声援。きっと時間帯の理由だけではないはず。
昨年は気づかなかったが、思ったよりすれ違いランナーも多く、改めてよりメジャーマラソンらしい華やかさを増すために考えられたコースなんだなと思った。

途中、父の知人の関係で知り合ったゆうこさんがボードを掲げて応援してくれて元気がでた。

中盤以降は坂が落ち着いてくるものの、40km付近で地味にきついアップダウンがあり、疲れた所でかなり効く。
ここまで失速すると、今まで見えなかったマラソンの景色が見えるもの。
"自分もベストは2時間18分台と言っても、ちょっとアクシデントがあったらスイスイ抜いてしまうサブ3付近のランナーもやはり速いんだな。"
"それに、3時間走るのもきついのに、これよりさらに2〜3時間もかけて完走する人もやっぱり凄いな"
などと考えながら走っていた。

終盤JTBの応援メンバーも発見。時間かかっちゃってごめんなさ〜いと苦笑い。

何気にラスト1km付近の下り坂も足が痛くてきつい。
やっとフィニッシュ地点のオペラハウスが見えた!

ものすごいランナーの数の中、過去ワースト、自身初の3時間超えでフィニッシュ。
できればもうちょっと気持ち良く走り切りたかった...。
今回は元々休養明けで、トレーニングの一環という位置付けではあったが、ついつい勝負レースと比べて自身のコンディション調整も気が抜けてしまうのは悪いクセ。
たまには痛い目に遭うのも気を引き締める上では大切だ。
レース結果
3時間06分02秒
(5km)15:43/16:29/17:18
※19km付近でストップ、以降ジョギング。
△過去ワーストタイム...
⭐︎WMM2/7完走
レース後は日本事務局主催の完走パーティへ。

レース後は一旦身体を休めて、17時から日本事務局が開催するポストイベントパーティに参加。泊まっているハイアットのすぐ近くのバーでの開催で助かりました。

飲食はワンドリンク&ビュッフェ形式。
レース前は脂っこいのでがっつきにくい名物のフィッシュ&チップスも沢山食べれて大満足。

スペシャルゲストに川内優輝選手が来ており、豪華賞品があたるじゃんけん大会はおおいに盛り上がりました(ぼくも水筒入れをGET)。
本調子じゃなくても、ファンサービスで大会の盛り上がりに貢献していて、ファンから尊敬されているのはさすがプロだと思いました。しっかり怪我治してください。

今や海外マラソン系ランチューバーとして定着したこわだくんとも会えました。10月にアムステルダムマラソンを走るそうでそれも羨ましい。
個人的にはマラソン大会の打ち上げイベントは共通の趣味を持つ人との出会いが魅力で、特に海外マラソン好きは面白い人が多いような気がします(笑)

この後もシドニーに来ていた海外マラソン好き仲間と約束して、パンケーキオンザロックスでカフェタイム。豪州の美味しいコーヒーもレース後は心置きなく飲めます。

こんなレース内容でも、苦労して自分の脚で獲得した2つめのワールドマラソンメジャーズ完走メダル。やはり嬉しいものです。
~次回がシドニーマラソン編ラスト、レース後に続く~