バルセロナマラソン遠征、レース当日とその後の観光の振り返り。
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5日目(日曜):レース当日、打ち上げ
4時50分に起床し、パンとヨーグルト、バナナの朝食。レース2時間前には龍馬マラソンでうまくいったエネ餅バーを食べて、70分前からホテルの周りをウォーミングアップ(14分ジョグ+流し2本)。
その後ツアーメンバーと合流し、8:30スタートの第1ウェーブの方々と移動。
想定以上に事が順調に進み、当日の気候も最高(8℃程度で微風、カラッとした天気)。
美しい街並みとレースの雰囲気を目の前にしてだいぶテンションが上がってきた。
レース前にみんなで記念撮影。特に混雑や迷子等のトラブルもなくスタートラインへ。
↓大歓声・熱狂のレース振り返りはこちらから
完走賞はメダルとフルーツ(オレンジとりんご)にスポーツドリンクとシンプル。
りんごをかじりながら、ヘロヘロの身体でホテルへ移動。
レースを終えて、おそるおそる足裏のキズパワーパットを剥がすと...アチャー、今まで見たことないくらい大変な事になっていた。
よくぞ最後まで持ってくれたものだ。テープを貼り直して歩くとこれまたびっくりくらい痛かった。
近くにお店で楽しみにしていたチェロスを購入。サクサク食感と疲れた身体にチョコレートが染み渡る。
甘いもの解禁で、ダークチョコジェラートも食べましたがこれも濃厚で美味しかった。
夜はヴィクトリーツアーの打ち上げ。海外マラソン好きの皆さんとゆっくり交流できました。
色んな料理が出て、やっぱりメインは大鍋のパエリア。この絵が既に映える。
たっぷりのお米とシーフードで炊き上げたパエリアは絶品。お腹いっぱいになった。
6日目(月曜):サグラダファミリア
バルセロナといえば、やはりサグラダファミリア。予約していた日本語案内ツアーへ。
これが足裏の激痛と、電車の方向を一度間違えてしまったため集合時間に数分遅刻してしまったがなんとか参加できた。(すみませんでした)
スペインの世界遺産サグラダファミリアは、天才建築家アントニ・ガウディの未完の傑作として知られ、天に伸びる塔と色彩豊かなステンドグラスが織りなすキリスト教の世界観が訪れる者を圧倒します。ガウディの作品群のうち、1984年にグエル公園、グエル邸、カサ・ミラが世界遺産になり、2005年にサグラダファミリア(生誕のファサードと地下礼拝堂)などが追加登録され、7つの建物から「アントニ・ガウディの作品群」が構成されています。世界中の人々が完成を待ち望む世界遺産サグラダファミリア、バルセロナ観光のハイライトとしてぜひ訪れたいスポットです。
写真スポットで記念撮影。
中もとてつもなく作り込まれており、芸術と受け継がれる人の意思の凄さを目の当たりにした。自分も死んでも残り進化し続けるようなモノを作ってみたいものだ。
エレベーターで塔の上に移動できる。
上からは長い階段を自らの足で降りていかないといけないので注意。足裏の激痛でとにかくひと苦労だった。
ここからは足の負担を抑えるためシティバスで移動する事に。真っ赤な色が特徴的で、屋根無し2階からの景色が気持ち良いが、さすがに季節的に寒い。
また結構時間がかかって、なかなか止まりたい所に降りれないため使い所が難しかった。
もうあまり歩けないと思った48時間チケットを買ってしまい44ユーロ(約7000円)の出費。ううう...
あとは拠点のカタルーニャ広場の近場でスペイン食文化を楽しむことに。
"バル"を体験。カウンター越しに座るバー風の近い距離感のお店ながらしっかり食事もできる。
隣のドイツ人のあんちゃんが話しかけてきて、どうやらバルセロナマラソンをサブ4(3時間50分程度)で走ったとの事。たまたまランナーが隣同士の席。
パンの上にたっぷりのイベリコ豚の生ハムを乗せたタパス(=小皿料理)。
アルボンディカス(肉団子のトマトソース煮)。家庭料理的な親しみやすい味。
ホテルの近くでチェロスの名店を発見。昔ながらの職人感がある調理風景に食欲をそそられる。
人気で店内は満席だったので、揚げパンだけ購入。さすがに作りたてサックサクで香ばしい。
チョコレートも欲しくなったけど、これはこれで手軽なスナックとしてアリ。
「イルニオン アルミナンテ」からはチェックアウトし、2km程度移動して、再び節約のため「TOCバルセロナ」のドミトリー部屋に宿泊。
初日に泊まった時にわかったけど、着替えや荷物の整理、シャワーやトイレ等基本的な行動の一つ一つが面倒になるため、著しく滞在満足度が下がる事が実感できた。
ランニングは無しのバックパック一つで一晩過ごすくらいだったらいいし、このホテル自体は綺麗でちゃんとした所だった。
ちなみに帰りの飛行機は火曜の夜で、バルセロナ-仁川は月曜の便が無かったため。
時間はたっぷりあるが、ぼく的にはもう1日短くして満足度を高めていくのがベストかなと思った。
まぁ、これも勉強。
7日目(火曜):バルセロナ最終日。ビーチへ。
バルセロナにはグエル公園他多数の世界遺産、バルセロナ五輪マラソンでお馴染みのモンジュイックの丘や、フラメンコと魅力的な観光・エンタメがあったが、足痛を考えると昨日のような事前予約しないといけない所や時間のかかる場所は危険という事で、のんびりマイペースで周れるビーチ方面に行く事にした。
大きなスーツケースを有料ロッカーに預けて、最後のバルセロナ観光に出発。
4.5Eユーロで1時間ごとに0.5ユーロ追加だったかな。
案内に従って荷物を入れないといけないため、一度間違えてホテルの人に開けてもらった。
安いホテルだと結局色んな所で小さいお金や手間がかかってしまう。さらにこの後ちょっとしたトラブルが...。
すっかりお馴染みとなった365cafeで朝食。レースも終わったので思いっきり甘ったるそうなのにしてみたが、そんなにクドくはなく普通に美味しかった。
マラソンコースでは24km付近で通った「コロンブスの塔」。
ビーチのある「バルセロナータ」に到着。
ジョギングしたりビーチバレーしている人を横目で見つつゆったりお散歩。足裏の痛みは昨日よりはだいぶマシになった。
静かな感じで、時期的にまだオフシーズンといった雰囲気。
ベンチに座って、オレンジを食べながらひと休み。
このスペインのオレンジがびっくりするくらいジューシーで美味しい。ジュースより生で食べる方が好きかも。日本に持って帰りたかった。
ビーチの端の方まで歩いていく。新鮮なシーフードレストランも沢山あるが、ひとまずここは先を進む。
すぐ近くにはバルセロナ五輪村。
観光バスが待ち時間が結構長い。
そしてバスに乗って、忘れ物がないか確認すると、なんとクレジットカードが無い事に気づく。
あの、ロッカーに荷物を預けた時か⁉︎
どこかに置きっぱなしにしてたらやばいぞ。利用停止申請はそこを確認してからする事にした。
途中の停車地点で撮ったサン・パウ病院(世界遺産)。
しかし観光バスがやはり相当時間がかかってソワソワする。仕方なくホテルに1番近そうな場所で降りてダッシュ。足の裏が痛い。
ホテルに戻ると、ロッカーのクレジットカード差込口にはさすがに無い。支払いカードが無くても開ける事はできた。
すると、カードはスーツケースの上に乗っかっていた。
何はともあれ、よかった〜。大きなため息が出た。
よし....
帰ろう。
もうあまり欲張らず、ここまで来たら、後は無事高知に帰り着けたら初の欧州遠征は大成功だ。
締めにお土産に購入。さすが芸術の街だけあってオシャレでとてもセンスの良いものが多い。
定番のお土産はスーパーや24hコンビニでも売ってて土産屋より多少安かった。
カタルーニャ広場でチケットを購入し、AeroBusか(空港バス)に乗り込む。
こんにちははオラ、ありがとうはグラシアス、頑張れはバモス。1,2,3はウノ、ドス、トレス。
アディオス(さようなら)、バルセロナ!
〜ラスト、帰国までに続く〜