5回目の高新駅伝振り返り。
なんとなく語呂が良い気がしただけで、記事タイトルに深い意味やテーマ性は無い。
高新駅伝はクラブチーム、大学生、高校生チームが合計8人で42.195kmを走る高知恒例の駅伝大会。
9時スタート。身体を動かしても調子は普通に良い。
昨年メタスピードエッジの効果を遂に発揮し、10kmベストを大幅に上回るタイムを出したのがこのレース。
コースはほぼフラットで、風も穏やかになる事が多く好条件になりやすい。ここで良いイメージを作って2023年に弾みをつけたい所だ。
出遅れで…
スタート前、最近時計のボタンが潰れ気味で誤作動。あ、ヤバっと思ったらレースが始まってしまう。
しかも慌ててる時に限って、グレくんがぶっ飛ばし、それを高校トップの2人も積極的に追う。
少し前と離れてしまったが、ここで急に反応するとまた身体が固まってしまう。
さすがにこれだけ飛ばせば落ちてくるだろう。じっくり追っていこう。
思えば、ここでもう今日のレースは終わってしまったようなものだった。
グレくんに高知農ナガサキくんがピッタリついていき、少し離れて高知ロードでも競り合ったタナベくんが数秒前。
この数秒がなかなか縮まらず、粘っていたらあっちが落ちてくるはずだと思ったがどうもうまくいかない。
高校生はみな後ろを気にするではなく、全国を見据えてより速いタイムに挑戦しているのだ。
次第にぼくは消耗し、5kmから明確に3位と距離が空いていくのがわかった。後ろには全く誰もおらず、ひたすら4位を単独走。
この展開で嫌になってタイムが落ちていくというのは1番嫌なパターンだ。
とにかく粘って走ったが、さらに8kmから一気に前が遠ざかる。チームのみんなが少しでも楽に走れるよう、数秒でも稼ぐことを考えるんだ。
我慢して走り続けるしかない。やっと自走者が見えてきた。
力入れっぱなしの難しい10kmレースになった。
結果は30分51秒で4位。昨年より28秒タイムを落としてしまった。
ほぼ単独走でコース自己2番目のタイムが出せたのは唯一の救いか。
しかし勝負に全く加わることができないまま10kmが終わる大変悔しいレース内容だった。
高校生は成長し続けているし、常に自分の新たな可能性を信じ前を向いて走っている。
ベテランが過去の経験を追うだけの狡い走りでは、この程度が精一杯なのだろう。
油断があったというのも正直な所だし、今回は良いクスリにはなった。未知に挑戦する勇気が必要だ。
今年のまるRCは堅実に順位キープ。
まるRCチームは少しずつ順位を落とすも5区終了時12位からはほぼ安定し、最終結果は2時間27分29秒で14位。
昨年より1つ順位を落としてしまったものの、準エース級メンバーの入れ替わりがあった中、ぼくもタイムを落としてしまったので、みんなほぼ全員目標タイムクリアでとても良い結果を出せたと思う。
みんな晴れやかな表情で、チームとして良いレースができたと改めて感じた。
競技者向けの駅伝大会を走るのはなかなかできない経験だし、これを楽しんで今後のレースにも活かせてもらえればコーチとしてはこれ以上嬉しいことはない。
メンバーが大きく入れ替わり新体制になった前回、安定した結果が出せた今回、次はさらにもうちょっと面白いレースができるかも?と考えたりもしている。
沢山の応援ありがとうございました!来年のまるRCチームもどうぞ乞うご期待ください。
レース結果
1区10km・30分51秒(4位)
まるRCチーム…2時間27分29秒(14位)
↓昨年のレース振り返り