高知ロードレース10km振り返り。
NAHAマラソンから中6日での挑戦
伝統ある高新ロードレースが高知ロードにリニューアルとなってから初出場(中身はあまり変わらない)。
そして今回はNAHAマラソンから1週間後での出場。
まぁ世の中には色んなランナーがいるけど、ぼくにとっては初めての実験だった。
盛岡マラソン11日後のぐんまマラソン10km、つくばマラソン10km共にベストより1分以上遅い31分30秒かかる凡走に終わっている。
脚の状態が良くなければ普通に欠場しようと思っていたが、数日で疲労はそれほど感じなくなり、前日にジョグをした感じで今日はいけるのではないかと思った。優勝候補筆頭のひさまつ君が欠場との事で、うまくいけば優勝も狙えるかもしれない。
ロードレースとしては珍しい14時スタート。走りやすい東部周回コースは他の大会でもよく活用されるようになったので、時間の確保が大変そうだ。
ぼくにとっても(歩道を走っているが)自分やチームの練習場所としてよく使っていいるので、庭のように慣れたコースである。
レース開始して、いつも通り中央高のグレ君が飛び出し、少し離れて優勝候補のみたにくん、高知工業のたなべ君と3人で集団を形成。
今回から高校生10kmも新設され、一緒に走ることになった。
風が強いのと、マラソンの疲れを考慮して入りのスピードで硬くなってしまわないことだけを注意して、集団の力を使ってじっくり後半勝負するのがレースプランだった。
初めの1kmは少し速かったので時間をかけて追いつき、その後は自分にとって丁度良いペースでレースが進んでくれた。
上体が硬くなる感じも無く、動きは良い。やはり調子は問題無さそうだ。
風の影響で細かいペースの上げ下げがあり、3人で交代しながらレースを進める。
ぼくは追い風の所では引っ張り、向かい風では出てもらうベテランらしい作戦(?)で、体力を温存して5km通過。
勝負しか考えてなかったので時計は見なかったが、15分15〜20秒程度で通過していたと思う。
ここまできたら、長い距離はぼくに分があるのではないだろうか。上り坂で軽くペースを上げて、相手の余力をうかがってみる。うーん、2人とも結構余裕がありそう。
逆にここから2人が積極的に仕掛けてきた。これはきつい。
少し離されてしまい万事休すかと思ったが、風もあってスパートが長続きはしないのでなんとかギリギリの所で追いつく。
そして、最後の上り坂でレースが動いた。たなべ君が明らか勝負のスパートを仕掛けてきた。独走していたグレくんが失速し5秒程度差まで詰まっていたのも影響したのだろう。
3人の集団がバラけた。これは勝負所だと確信し、ぼくもここで全力を使い切る覚悟で高校生についていく。
ぼくの今回の目標はあくまで一般の部で優勝する事。そして今ここで重要なのは、1500m3:52のみたに君にラスト勝負に持ち込まれない事だ。
前の力を借りて、出来る限り引き離す。さすがにラストは切り替える力は残ってなかったが、無事一般の部トップでフィニッシュすることができた。
グレくんには13秒、たなべ君には8秒離されてしまったので、そこは謙虚に控えめのバンザイにしておいた。
やはり倒れ込むぼく。最終的には後続を大きく引き離すことはできたものの、今回も相当きついレースだった。
NAHAマラソンは悪条件に苦しめられ途中で歩くハメになってしまったが、その代わりにうまく力を出し切ることができなかったようで、結果的にはメインの高知龍馬マラソンを考えると最高のスタートが切れたことになる。
正式結果。タイムは全く気にしてなかったが、このコースのベストを17秒ほど更新するなかなかの好記録だった。
まるRCメンバーや練習会に参加してくれているメンバーも、入賞者等好成績で嬉しかったです。
5年ぶりに戻ってきた高新ロードから続く伝統あるトロフィー。なんだか立派過ぎてあちこちグラグラしているのが怖いんですけど…。
レース結果
10km・30分47秒(1位)
☆コースベスト
☆リニューアルしてから初優勝
↓前回優勝した時は、おかやまマラソンの2週間後でした。