つくばマラソン10km振り返り。
つくばマラソンは既に40回以上続いている伝統のあるマラソンで、記録が出やすく、東京からのアクセスが良いとあってかなりの人気大会。
また国際的にも認められるAIMS公認コースというのもあり、今年はこれで記録を狙おうかなとも考えていたのですが、例年と開催時期が変わり四国駅伝の前の週になってしまったので、一度体験するために10kmの部にエントリーしてみました。
ぐんまマラソンに続き、ここの10kmも公認コースで競技性が高いです。
1日目・レース前日夕方移動
午前中にまるRCのランニングスクールを終えて夕方に移動。
なんとなくホテルに着いてから夕食屋を探すのが面倒だったのと、食べ応えのあるものにしたい気分になったので、今回は羽田空港のカレースマイルの”三元豚の黒胡麻カツ“にしておきました。カレーもコクがあって元気がでます。
今回は東京宿泊で、浅草のサンルートホテルに宿泊。駅から徒歩7分の場所。
駅降りてすぐのお芋屋さんにフラフラ立ち寄りデザート購入。浅草は便利で食べ物屋さんも沢山あるので、探す必要ありませんでしたね。
ホテルの部屋はやや狭めでしたが、問題無く快適でした。
コンビニで朝食を購入し、つくばマラソンもゼッケンやランナーズチップは事前配布なので、これでもう準備バッチリ。
ちなみに今回はJALパックがセールと旅行支援(8000円割引+1000円クーポン付き)でほぼ10000円とかなり格安で移動できました。
二日目・レース当日&そのまま移動
6時頃に起床し、朝食を食べて出発。
浅草は駅の入り口が色々あって迷ってしまいましたが、「つくばエクスプレス」の乗り場はサンルートホテルのすぐ近くでした(涙)
これさえ乗ってしまえば、乗り換えなく40分で会場最寄りの「研究学園駅」に到着(運賃1100円)とかなり便利です。
レース当日につくばに移動するのは少し心配でしたが、10kmはフルより遅い9:55スタートというのもあって東京泊にしました。
駅はマラソン歓迎ムード。目の前に会場までのシャトルバス乗り場(有料270円)があり、ここの移動もとてもスムーズ。
ここで検温し、会場でリストバンドをもらいます。体調管理チェックシートは提出の必要はありませんでした。
便利な分、かなり混む事もあるそうなのでフルマラソン参加の場合だと注意が必要かもしれません(値段は高めですが、事前予約制で東京駅から直接会場までのシャトルバスという最も便利なルートも用意されていました)。
会場の筑波大学に到着。とにかく広い。
準備&荷物預け場所。10kmの部だからというのもありますが、場所取りに困ることはなく、ゆったり準備できました。
つくばマラソンは日本でウェーブスタート制を取り入れた先駆者的な大会でもあり、フルマラソンは数分毎にスタート時間をズラして次々と走り出し混雑を解消しています。
さすがのランナー目線の大会ですね。
トイレも沢山あってそれほど混まず。近くにロッカーもありました。
整列も混雑は全く無く、リラックス。妙にアナウンスのおじさんが面白い。「それでは皆さん、緊張していきましょう。」
マスコットの
レーススタート。
まず4〜5人ほどの集団に絞られ、1km通過は3分02秒ほど。
大学構内は時折デコボコの段差があるので注意。
ぐんまマラソンの10kmよりは全体の層が薄そうなのはわかりましたが、焦ってすぐ引き離しにいっていいものなのか迷いつつ、様子見をしていたら1人の選手が揺さぶりを開始。
瞬時に、“早い段階で勝負を動かしてくれてラッキーかも”と思いました。
集団がバラけて、ぼくも少し離れましたが、1kmほどかけて追いつき逆転。
その後もそれほど余裕は無さそうだったので引き離し3km過ぎには単独走になりました。
しかしどうも思ったようにリズムに乗れず、何か嫌な予感がよぎります。
多少無理して引き離してので、このままマイペースで走っていればまた呼吸も整ってくるのではと思いましたが、ペースは上がらず、折り返し地点ではあまり後ろと差がない。
6kmで時計を見て18分45秒程と、3:10/kmより少し速いくらいだったことがわかります。
努力感の割にペースが上がってない。
程なく後ろから上がってきた選手に追いつかれ、しばらくついていきましたが、かなり勢いに乗ってきて8km付近で離されてしまいます。
うーん、苦しい。動きが硬い。
コースはほぼフラットでしたが、ラスト1km手前できつめの上り坂。
あとはあまりもがかないようにと言い聞かせ、2位キープで走ります。
先週のぐんまよりは少し速いタイムで走れている感覚はあるけど…?
フィニッシュ目前、競技場に入る前の道。レース中はそれほど余裕がなかったものの、見どころである紅葉の景色はやはり素晴らしかったです。午後には風が強くなって落ち葉が凄い量で飛んでいました。さすがに少し滑りそう。
結果は31分32秒。
先週木曜より少しタイムが上がったのでそれはヨシ。しかし想定より戻りが悪く、練習もまだ脚が重く思うようにスピードが出せないので、この1週間はしっかり体調を整えて、スピードを上げていきたいです。
(つくばマラソンLIVE中継動画より)
レースが終わってインタビュー、「笑顔がすごく印象的ですね」と言っていただいたけど苦笑いの表情。
そのまま表彰式ステージも用意されているという珍しい進行でした。
結局優勝した斉藤選手には30秒近く離され、少し悔しい結果となりました。
今回も入賞で高知に少しでも成果を持って帰れたのは良かったけど。優勝賞品の仕事用のイス、欲しかった…。(2位は米5kg)
黄色いマスコットかわいい。
気温は20℃近くに上がっており、走り終わった後はジトっと汗がでましたが、コースは日陰が多いのでレース中はあまり気になりませんでした。
帰りも学園駅に行くシャトルバスで。かなりの行列。ここは1万人規模の大会らしい感じがしました。
完走後にもらったチョコとうまい棒でお腹を満たしました。
近くのイーアスというイオン的な所で軽食を食べ、浅草駅へ移動。
ホテルに預けておいた荷物を回収し、羽田空港へ。
帰りの飛行機が18:55→19:15発に遅延してしまったので、保安検査場に入る前に大好きなCuudのカレーうどんへ。
結構混んでいたので、ゆっくり食べてたら遅れそうになりました(汗)
ラウンジ入れなかったのと、1000円クーポン使い忘れてた…。
弾丸ツアーながら時間がカツカツというほどでもなく、アクセスの良さと、慣れたスマートな大会運営でとても気持ち良く参加できました。
多くのランナーに記録を狙うメインレースとして愛されているのがわかるレースでした。
コースがフラットで走りやすい大会に出たいけど、街中のマラソンはどうも集中できない…という人はこのつくばマラソンを本命として選んでみるのはどうでしょうか。
西日本のランナーで遠征初心者にもオススメしたい大会です。
ぼくも、次出る時はフルマラソンかな。
レース結果
10km・31分32秒(2位)
☆フラットコース、日陰多く、まさにタイムを狙う本命レース
☆会場までのアクセス良し
☆フルマラソンはウェーブスタート。ストレス少なくランナー目線の大会
△一万人規模なのでバスの混雑は気をつける。時間に余裕をもって
△出店等は無く、エンタメ要素は控えめ。紅葉と快適に走る事を楽しもう
↓今年は同日に開催されたおかやまマラソンも秋レースでは記録狙い本命としてはオススメの大会