まるランニングマガジン

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Takemaru Yamasaki マラソンランナー&プロランニングコーチ

ハイレベルな公認ロードレース、ぐんまマラソン10km振り返り。【世界遺産】

初群馬県レースとなったぐんまマラソン10km振り返り。

 

 

 

1日目・移動&観光日

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いつも教室を終えて夕方から移動する事が多いですが、今回は9時45分の飛行機で出発。

東京駅に行き、新幹線に乗って50分ほどで高崎駅に到着。

新幹線を使わなければ運賃はだいぶ2000円ほど安くなりますが、所要時間約2時間と近そうでそれなりに時間はかかりますね。

ここは時間効率を重視しました。


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まずホテルに行き荷物を預けて、高崎駅ビルモントレー5階のレストランで昼食。群馬ランチで、名物のオランダコロッケを食べました。

ここまでで14時くらい。


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今回は時間に余裕があるので、行きたかった「富岡製糸場」へ。

高崎駅の上州電鉄に乗り、約40分ほどかけて「上州富岡駅」で下車します。


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駅から歩いて1kmほどで到着(道間違えたのでもう少し近い)。

 


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富岡製糸場は世界遺産に登録された名所で、100年以上も前からこんなに精密で複雑な機械が使われていたのを見て非常に感銘を受けました。改めて日本の技術力は本当に凄かったんだなというのがわかります。

 

場所も行きやすいので群馬遠征の際は、ぜひ足を運んでみる事をお薦めします。


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夕方頃にホテルに戻り、最終調整のジョギングを8km。もう空は暗くなっていましたが、駅の周辺は明るいので問題無し。

練習後はまた同じレストランエリアのはらっぱで高崎はパスタの街と言われているらしく店の1番人気メニューの赤唐辛子とガーリック、トマトソース)を食べました。

チーズもたっぷりでかなり食べ応えがあって美味しかったです。(しかし次の日落とし穴が…)


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今回もゼッケンが事前発送なので、これで準備完了。華やかなマラソンエキスポを見るのも楽しいですが、やはりこのシステムの方が時間のストレスが少なくなり遠征組には快適ではありますね。

ホテルは駅直結の「アーバンホテル高崎」。駅から近いので、レース当日チェックアウト後にスーツケーツを預けるのも含めてとても便利でした。

 

 

2日目・レース当日&移動

 

当日は高崎駅から大会用リムジンバスで会場の正田醤油スタジアム(前橋市)まで移動。所要時間40分程度と結構かかるので早めの準備で出発。群馬県は新幹線ですぐ行ける高崎市が栄えていて都会的な感じですが、ぐんまマラソンは県庁所在地である前橋市の中心を走ります。

 

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バスの停車場から歩いて会場に向かっていると、突然にお腹の調子が悪くなり大変でした(なんとか1番近いトイレが混んでなくて間に合う)。

前日のパスタで赤唐辛子スープも飲み干してしまったので、完全に刺激物でやられてしまいました

初歩的なレース前の禁忌(タブー)を観光気分で忘れてしまいましたが、たまには知識だけでなく身を持って体験するのも大切な事ですね(?)

 

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会場はかなり広くて、準備もしやすく快適。サッカー場の芝生をアップで使えるのはなかなか贅沢。

 

Sブロックがあるので整列も楽チン。

チアガールの皆さんのダンスが素晴らしく、気持ちが昂りました。

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さて、レーススタート。

1人若くて元気がありそうな選手が飛び出して、3:00/km切りペース。

まだ盛岡マラソン後は1km一本程度しかスピードを入れれてないため序盤は不安があり、思ったより速い展開でいきなりキツい。

しかも気づいたら、集団は8名ほどになっており、なかなか全体のレベルも高いと思いました。

 

着いたり、離れたりを繰り返しながらで、なんとかレースの流れに乗っていきましたが、給水地点と同時にまたペースがクッと上り、今回はガムシャラに走るのは避けたかったので無理せず、単独走を選びました。

 

上位は楽に行けるかなと思った所で、現在8位。まさか入賞圏内ギリギリとはこれはまずいぞ、何かは持って帰らなくてはと奮起。

 

中間地点は15分50秒とパッとしないペースながら、ジワジワとペースを上げて落ちたランナーを拾っていく。

6位までランクアップし、もう1人の選手もかなり近づいてきましたが、届かずそのままフィニッシュとなりました。タイムは31分39秒。3:10/km切りのイーブンペースで行けたので、一応及第点とはしたいです。

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競技場に入る手前。後半は全体的に下り基調。

 

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太鼓の応援。

 

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完走後は入賞した群馬勢の強豪ランナーの皆さんに声がけしていただき、記念撮影。ぼくのSNSも見てくれてるそうで、関東の方が名が売れてるのか?と思いました。

 

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今回はぐんまマラソンのサブ的な位置づけの10kmの部ではありますが、きちんとした公認コースというのもあり、思った以上に強豪が集まりとても良い鍛錬になりました。

群馬勢とも交流できて良かったですし、またこれからも短いロードレースで勝負したいという火がつきましたね。

 

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ちなみに入賞賞品は後日発送でお米やお菓子がもらえるようです。さらに来年の入賞者招待もあるそうで、ほとんど一つの10kmロードレース大会のような好待遇で良いですね。

次の日の新聞にも大きく取り上げられていたようです。

 


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ダウンジョグも終え、グルメスペースをうろちょろ。


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イベント定番の食べ物がコンパクトに集まっており、ぐんまちゃん焼きそばと群馬まんじゅう、上州唐揚げ、肉串と一通り食べて会場を後にしました。

 

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レース当日に帰るスケジュールだったので、バスで高崎駅に戻りホテルで預けていたスーツケースを回収し、また新幹線で移動。

最終便で余裕があると思いましたが、真っ直ぐ帰ったつもりでもあっという間に時間が経ちました。

JALサクララウンジでシャワーを初使用。広くて快適で凄く使いやすかったです。


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原稿の仕上げをしつつ、まったり。

最初の上級会員であるクリスタルなので5回までラウンジ使用可能。リラックスと時間の効率化にもかなり役立つのでもう以前の平会員には戻れなくなりそう…。


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空弁も買って機内で夕食を済まし、後は帰ったらなるべく早く休めるように準備。寝る前からリカバリーは始まってるみたいな。

 

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入賞賞品でその場でもらったぐんまちゃんぬいぐるみ。

今回は盛岡マラソン11日後という事で10kmの部遠征になりましたが、自分の状態が良かったらもっと先頭集団で勝負したかったなという気持ちもあるので、招待してくれるなら10kmで気軽に出れるし、またリベンジしにいくのもいいかなと思いました。

 

他の大規模フルマラソン大会も併設で力を入れてくれたら、短い距離のトップ選手から初心者まで楽しめてより充実したイベントになりそうです。

 

来週も、10kmレースに出場予定。

 

 

レース結果

 

ぐんまマラソン10km…31分39秒(6位)

👟▷METASPEED EDGE

○公認コース

○やや起伏はあるものの、全体的に走りやすいコース

☆初群馬県レース、初入賞

 

 

↓以前出た大規模マラソンと併設の10kmは奈良マラソン。距離が短かったですが…。

www.takemarun.com