絆記録挑戦会5000m振り返り。
なかなか個性的なネーミングだが、箱根駅伝を目指す関東の強豪校が参加者の中心となるシリアスな競技会。
ここも新しいタイプの大会で、青学の原監督が立ち上げた一般社団法人「アスリートキャリアセンター」が主催しており、珍しい水曜平日開催である事や、youtubeライブ配信もありと面白そうだったので思い切って参加してみる事にした。
もちろん競技レベルも申し分無し。
当日移動で町田GIONスタジアムへ
会場は「町田GIONスタジアム」。設定タイム14分30秒で申し込んだぼくは3組となり、17時50分スタート。
今回も高知から当日移動。会場は結構遠く、一日移動ばっかりに感じた。
ウォーミングアップするとどうも身体が重い。3日前の10000mの疲労もさすがに残っているだろうか。
ペースも速くなるだろうし、いきなり序盤で硬くなって失速したら勿体無い。今日は慎重に後方からレースを進めていこう。
しかし最終受付を終え、シューズをメタスピードLDに履き替えて軽く流しを入れると、よく弾むフレッシュな感覚に戻っていた。
「うん、今日もいけるだろうな」
まるRC vs 青学、城西大、国士舘、東京国際etc,,,,,
レーススタート。
プラン自体は変わらず、まずは後方で様子見して、徐々に身体をほぐしていこうと考えた。
出走者は31名と多く、あまり後ろで詰まると、勝負所で遅れてしまうリスクはある。
実際初めの3周くらいは接触も多かったが、徐々に集団のリズムが安定してきた。
1周毎のラップタイムが聞こえてくる。69〜70秒付近。
やや外側の2レーン付近を走っていても全くきつくない。スムーズに集団が流れていく。
これだこれ。ぼくがわざわざ関東に来て求めていたレースは。
先頭の2000m通過は5分47秒で、それに2〜3秒遅れて着いていく。
この後、急にペースが上がって、集団が3つに分かれる。
懸念していた通り、ぼくは3つ目の後方集団で置いていかれてしまった。
でも今の集団のペースも安定しているし、無理しなくてもいいんじゃないか。
3000m通過、8分49秒。ベストを出した時と大体同じくらいのペース。
うーん、このままベストが出るか出ないかくらいの記録で終わったら嫌だなぁ。
いっちゃえ。そう思った。
すると、20位くらいの位置からスルスル抜いていって、面白いように順位が上がっていく。
気づいたら、もうあと3周しかない。驚いたことに、まだまだ余裕は十分。
ラスト2周、前の大きな集団は全て追い越し、遂に先頭を走る2人まで射程圏内に入った。
ひょっとしたら、勝てるかもしれない!
もちろんそう甘くなく、ややスローダウンした2人もラスト1周はうまく切り替え、さらに国士舘大学の選手にラスト250m付近でかわされ4位。
さすがにラストはきつく、いつものようにピリッとしないがなんとかフィニッシュラインまでもがく。
さて、記録は…。
14分37秒!!!
初の14分30秒台達成。
強豪大学生相手に、順位的にも満足できるものだった。
思った以上に70秒付近のペースが楽で、後になってみると前めの位置取りをしていたら、どれくらい対応できたのかなぁと、次に向けて前向きな課題もできた。
メタスピードLDを履けば、ぼくだってこれくらいできる。
そう思い描いていたことが、今現実に起こっている。こんなに痛快なことはない。
今のぼくは絶賛ボーナスタイム到来中だ。
今回はラスト2周くらいまでほとんどきついと思うことはなかった。まだ自分とシューズのポテンシャルを引き出し切っていない。
ぼくの快進撃はまだ始まったばかりだ。
結果
5000m・14分37秒45(PB・4位)
3000m通過8:49、後半2000m5:47
(先頭の1000m)2:52/2:55(5:47)/2:56(8:43)/2:58(11:41)/14:32(2:51)
👟METASPEED LD0
☆初の14分30秒台
フル大会動画。ぼくのレースは46分頃から。
次回は初の絆記録会出場レース前後・移動編
↓前回のベストは2年前の屋島。