まるランニングマガジン

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Takemaru Yamasaki マラソンランナー&プロランニングコーチ

”当たり“は引けず。7年振りの徳島中長距離記録会5000m振り返り。

徳島中長距離記録会5000m振り返り。

 

 

 

7年振りの徳島中長距離記録会

 

鳴門の競技場はこの前の四国駅伝でも来たばかりだし、高校時代から馴染みのある場所ではあるのだが、徳島記録会は調べてみると2015年の5月以来なんと7年振り

 

しかもどんなレースだったか、全く内容を覚えていない。

もう少しきちんと思い出せば記憶が蘇る気もするが、時間とは恐ろしいものだ…。

この頃もブログは書いていたが、まるマガは始まってなかったので詳細は見つからず。やはり振り返りとは大事なのだと実感した。

 

この日は午前中にまるRCの教室を終えてから移動で、それなりに身体を動かしていたので、ササっとアップしてレース本番へ。

 

今回は記録を狙うために夕方走れる徳島記録会を選んだのだが、エントリーリストを見ると5000mにあまり人が集まらず。

少し悩んだが、ここで避ければますます盛り下がって、今後も5000mに人が集まりにくくなってしまうかもしれない。


大塚製薬の選手や徳島の強豪社会人ランナーのまつもとさんもいたので、うまくペースがハマれば自己記録更新も狙えるかもしれないと期待した。

 

直前に行われていた。3000mは先頭が8分30秒を切るレースで、後続も良い感じの競り合いになっていた。

 

レーススタート。入りの200mで、「これはいかん」と思った。

先頭は32秒付近、3000mレースならギリギリ耐えれるかもというスピード感で、直感的に無理して着くべきではないと思った。

少し離れて様子見すれば、徐々に差を詰めれるかもしれない。

 

1000m通過は2分53秒。前は2分46秒くらいだったと思う。この判断は正解だった、と思いたい所だが前は想定以上にグングン離れていく。

そして数百mしかついてないのにオーバーペースで身体がカチコチになってしまった。

この時期にしては気温が低く、風が強いのも影響しているか。

ああ、もうやめたくなってきた。

 

少し前に、落ちてきたまつもとさん。今日は前の背中を見ながら粘るテーマの練習だと言い聞かせて走り続けた。じゃないとここまで来た意味が無い。

 

その後は我慢できていたと思っていたが、3000m通過は9分丁度と思ったより遅くてガッカリ。気落ちと、実際にきつさも出ていたためか、このあたりで1周74〜75秒かかってしまった。

その後は多少持ち直したものの、ラスト1周で近づいていたと思ったまつもとさんからも大きく離されてしまう。

 

結果は15分08秒28。完走者5人中3位というなんとも寂しい結果。

強風の中の単独走と、実に“ハマらない”レースとなってしまったが、前半すぐ身体が硬くなってしまった事や、後半の切り替えの弱さと、まだまだ仕上がりが甘いのも確認できた。

 

そこそこ走り込みはできていたが、スピード面は走ってみないとなんとも言えない状態だった。

 

記録を出すには運も必要だし、やはり展開を掴むための裏付けのある走力も必要。

今回は“当たり”を引くことはできなかったが、改善に取り組みながら、挑戦し続ける。これしかない。

 

本番はこれからだ。

 

 

まとめ

徳島中長距離記録会5000m結果

15分08秒28(3位)

1000m 2:53/3000m 9:00/4000m 11:07

METASPEED LD0

 

↓トラックレース自体久々で、前回から半年振りでした。

www.takemarun.com