まるランニングマガジン

まるランニングマガジン

Takemaru Yamasaki マラソンランナー&プロランニングコーチ

今年度からプロゲーマーを目指す活動をスタートします。【April Fool】

ランナー活動を休止し、今年度からプロゲーマーを目指すことを決めました。

f:id:takemaru-yamasaki:20220328223205j:image

これに伴い、このブログのタイトルも「まるe-Sportsマガジン」に変更させていただきます。

 

 

物心ついた時から生活の一部になっていた格闘ゲーム

 

実は物心ついてすぐに近くのスーパーの中にあるゲームスペースに通うほどの生まれついてのゲーマーでした。最初は見るだけでしたが。

スポーツジムの家に生まれ、いち早くそこにあるリアルな”競技性“に気づいていたような気がします。

当時は格闘ゲーム全盛で、火付け役となった「ストリートファイターシリーズ」はゲームセンターだけでなくスーパーや駄菓子屋とどこに置いても打ち出の小槌。熱狂とバブルの時代でした。

 

沢山の魅力的なゲームが発売され、小学生になる頃にはいよいよ自分でプレイするためにゲームセンター通いを始めました。

 

ただ、大きな大会は常に都会で開催されており、対戦格闘ゲームのメインストリートは常におとぎ話の世界でした。常に最新の情報に飢えており、本屋で何時間もゲームの攻略雑誌を読み込んだりしていました。

 

 

 

マニアのものと化した格闘ゲームブームの終焉

 

その人気には徐々に陰りが見え始めます。

ゲームの多様化、格闘ゲームの複雑化や、上級者と差がつきやすく、初心者がとっつきにくいゲーム性から、一部のマニアのみが好む薄暗いジャンルになりつつあったのです。

また対戦という性質上、血気盛んな人も多くリアルファイトに発展したりと怖いイメージも…。

その異質な空間にどこか居心地の良さを感じ、惹きつけられていた自分もいました。

 

中学生になった頃には好きなメーカーが倒産したり、遊んでいたゲーム機が生産中止になっていきます。地元のゲームセンターも次々と閉店。

 

熱狂は次第に無くなっていき、陸上競技への集中と共にぼくの生活から格闘ゲームは消えていきました…。

 

自分や一部の人が好きなだけではダメ、常に新しいファンが入り、沢山の人を巻き込まないとジャンルは衰退していく“。この事実はぼくの人生に大きな影を落としていくことになります。

f:id:takemaru-yamasaki:20220331203146j:image

小学生の時から買い続けてきたアーケード(ゲームセンター)ゲーム雑誌「アルカディア」も廃刊になってしまいました。今も部屋に数冊だけ置いていて思い出に浸ったりしてます。

 

 

 

再びゲームの世界へ。e-Sportsとしての競技化、戻ってきた青春

 

それから月日が流れ、ぼくが再び格闘ゲームの世界に戻ったキッカケは、東京の大会の遠征で現地のゲーム好きの友人にゲームセンターに誘われたこと。思うようには動かせませんでしたが、走った後にプレイすると気分がスッキリする事に気づきました。

 

高知に帰ってから、最新のゲーム情報を調べると、人と腕を競う対戦ゲームは今では「e-sports」という一つの競技として確立しており、Youtubeではトッププレイヤーの対戦や攻略動画で溢れていました。

プロゲーマーはスポンサーをつけ、ほぼ毎月のように数百万の賞金かかった大会に出場しています。

 

世界中どこにいても最新の情報にアクセスできる。子どもの頃、憧れ求め続けていた世界が今はインターネットを通して実現していたのです。

 

突如戻ってきた青春に、再びぼくはのめり込んでいきます。ゲームを通じて昔の仲間と交流する機会もできました。

オンラインでのプレイを通じた人との競い合い、やり取りは、コロナ禍で沈んでいた心の支えにもなっていきました。

 

マラソン大会も新しく”オンラインマラソン“というものもできましたが、ぼくはそこには実体を感じることができませんでした。

 

 

そして遂に、転機が訪れる

f:id:takemaru-yamasaki:20220401092934j:plain

Super Street Fighter 2X 220116 第3日曜大会 @西日暮里バーサス - YouTube


再び東京に行った時に、友人に誘われて聖地・日暮里バーサスの「スーパーストリートファイター2X」の大会に参加することに。

 

くじ引きによるタッグ形式のルールながら、大会デビュー戦で準優勝という最高の結果を残すことができました。

 

この刺激、痺れるような緊張感、そして歓喜と栄光。

憧れていた世界のマラソンを走る夢はもう戻ってこないことに絶望していた、ぼくの心の隙間を埋めてくれるのは、この道しかないと確信。

この瞬間、ぼくはプロゲーマーを目指すことを決意しました。

 

f:id:takemaru-yamasaki:20220328222837j:image

ちなみにぼく個人の戦績は0勝4敗でした。

 

 

ランニングはライフワーク

 

f:id:takemaru-yamasaki:20220401001029j:image

今回のことは簡単な決断ではありませんでしたし、ランナーとしてのぼくを応援してくださった皆さんには突然の活動休止について本当に申し訳なく思います。

もちろんこれからも大好きなランニングやジムでの筋トレは続けていきます。

プロゲーマーでも身体のコンディションを保つためにジム通いを欠かさないプレイヤーも少なくないようです。

どんな時でもぼくにとって運動は欠かせないライフワークであることに変わりはありません。

 

今後はランニングとe-Sportsをコラボした新しいスポーツイベントも計画してみたいです。

 

 

今後の目標。打倒しんじょう君

 

ぼくの今の目標は、同じく高知県を拠点で活動するしんじょう君(須崎市)と対戦すること。絶滅指定種であるニホンカワウソのゆるキャラですが、実はトップレベルの大会にも出場する超強豪格闘ゲームプレイヤー。

www.youtube.com

 

www.asahi.com

 

しんじょう君の愛用する「リュウ」は、ぼくの使用キャラ「ガイル」とは昔から熱い戦いを繰り広げてきたライバルとも言える存在で、きっと格闘ゲーム史に残る素晴らしい試合になることでしょう。

f:id:takemaru-yamasaki:20220331095536j:image

今はまだ憧れの存在ではありますが、マラソンと同じように日々の努力を欠かさず、いつか対戦を挑めたらと思っています。

 

 

この記事はエイプリルフールネタでした。おつきあいいただいた皆さん、ありがとうございました。

世界のマラソンに出場する夢は必ず再開できると信じて準備しています。

好きなことは人生を豊かにしてくれる欠かせないものなので、ゲームもマイペースでコツコツ続けていきたいです。
いつかしんじょう君と戦えるのを楽しみにしています😆

 

▷勝ち続ける意思力

プロゲーマーの梅原大吾さんの書いた著書「勝ち続ける意思力」。ゲームだけでなくスポーツ、ビジネスとあらゆる分野で使える素晴らしい内容なのでとてもオススメです。