金沢マラソン前後の移動、観光編振り返り。
1日目・移動日(前日受付、遅延アクシデント)
今回はJALパックで、高知→羽田→小松空港という移動。
地方空港着でマラソンに出るパターンはあまり無く、今までと少々勝手が違う部分もありました。
まず乗り継ぎにあまり時間が無く、いきなり心配していた遅延が発生して、最終便にするとマラソンの受付時間に間に合わないというアクシデント。余裕が無い時間にしたぼくも悪いのですが、コロナの影響による運休で便が減っているという事情もありました。
急遽新幹線移動に変えると、払い戻しが無いかもという問題も抱えつつ、なんとか小松空港行きはANAさんの夕方の便に振り替えていただきました。競合会社のようですが、持ちつ持たれつなんですね。
かなり久々に第二ターミナルに行き、昼食はワンタン麺の「天」で。マラソン前なので繊維は食べ過ぎない方がよいですが、野菜と太麺がボリューミーでおいしかったです。
石川県の小松空港はコンパクトな空港。金沢駅行きのリムジンバス(1150円)は飛行機の時間と連動しており、降りたらすぐ乗って向かいました。
色々バタバタしましたが、なんとか受付時間内に金沢駅に到着。とても美しい金沢駅。
受付会場はほぼ駅の中で、非常に便利でした。
なんと川内よしきくんにたまたま遭遇。なかなかコロナ禍で会う機会が減っていたので嬉しかったです。
上位を目指すマラソンランナーは引かれ合うようですね。
本人確認のリストバンドを巻いて、ゼッケンやパンフレット等をいただき受付完了。レース終了まで外してはいけないもので、初めてなので最初は気になりましたが、特に問題はありませんでした。
エキスポで記念撮影。マラソンの前日ってこれだよな〜、という嬉しさがありました。
エキスポをブラブラ見学。アシックスが協賛についているため、メタスピードスカイ/エッジの試し履きスペースもありました。
とてもシンプルにまとまっていましたが、やはり従来の賑やかさとは違う寂しさは感じてしまいました。
とは言え、ぼくが参加した海外マラソン、例えばシドニーマラソンとかも前日のエキスポはそれほど盛大ではないので、簡素な内容にしてもそれはそれでアリなのではないかと思っています。
金沢マラソン記念ドロップとかリストバンドとかを購入してみました。
夕食はぶどうの木でチキンカレー。
コンビニで当日の朝食や飲み物を購入。これまでのように全開で盛り上げるという状況ではない中で、金沢駅がマラソン応援ムードを作ってくれているのがありがたく感じました。
ホテルは駅のすぐ近くのR&Bホテル。とても便利でしたが、部屋は思ったより狭めでした。
カレーが少なめだったので、金澤いなりずしをテイクアウトで買って部屋で食べました。甘い出汁がかなり染み込んでいて、普通のおいなりとはだいぶ違いました。うまかったです。
夜遅くなって少し疲れましたが、無事準備完了。ぐっすり眠って良い体調でレースに臨むことができました。
2日目・レース日(レース後のお楽しみ)
金沢マラソンは見事、盛大に開催。
↓白熱のレース振り返り記事はこちらから。
レース後完走者にはメダルとドリンク、おにぎりやバナナと味噌が渡されました。
レース後は疲れた足でトボトボ帰っていましたが、ホテルの前でまだ完走を目指すランナーを目撃。
この風景がやっと戻ってきた〜。と、また感慨深い気持ちになりました。
これで本当に元に戻っていくのか、まだどこか現実感の無い所もありますね。
まずは温かいものでお腹を休ませる。ずっと食べたかった金沢のおでん、なんと駅の中に「おでん屋さんが」すぐありました。
基本そんなに糖質も無いし、消化に時間がかかるものも多いので、レース直前にはあまり適していません。
台湾めしでお馴染みルーロンファン。金沢と何か関係あるのかな?
そして待ってましたの、お寿司、のどぐろ!
こちらも駅の中で気軽に食べれます。
レース後は今回もラストでかわされた12位のムサシさんと共通の趣味である格闘技ネタを強引にマラソンに繋げたりして熱く語りました。その後優勝した牛山さんに合流。また次のレースで会えるのが楽しみです。
お寿司が美味しかったし、マラソン後も食べやすいので夜ごはんも回転寿司の「輝らり」へ。
駅のすぐ近くで、手軽に地元のお寿司が堪能できます。
のどぐろは何度食べてもうまい。他にもアジ、貝類、エビ等が充実しています。
名物という「姫寿司」も食べました。子どもやお年寄りもスプーンで食べやすく提供したいという想いからできたそうです。
綺麗でオシャレなお寿司です。
お腹いっぱい食べてマラソン当日の1日は終わり。
明日は午前中まで観光して、同じように飛行機で帰る予定。
レース3日目(午前は観光&またアクシデント)
朝は回転寿司のすぐ隣にあったアパスパへ。夜見つけた時は時間外でした。
駅のすぐ近くで温泉に入れる所があるのは大変ありがたい。
交代浴もできました。いやー、サッパリ気持ちいい最高の1日がスタート。
次のお楽しみはこれも待ってましたの金沢名物ゴーゴーカレー。
ここもコンビニと同じく、店の前に金沢マラソン応援メッセージが。マラソン協賛にも入っており、30km過ぎに提供されるカレーは名物となっているようです。マラソン大会には苦しい時期が続きましたが、ずっと応援してくれるのは嬉しいですね。
ロースカツカレー大盛。
これを食べれば間違いなしと豪語する定番メニューだけあって、さすがの美味しさ。
ゴーゴーカレーは全国にも広がっており、一度食べたことがあったと思うのですが、本場で食べるゴーゴーカレーは格別でした。
次はバスで兼六園(200円、15分ほど)に移動。修学旅行中にみんな行ったとか行かないとか自分の記憶にはさっぱり残っていないので行ってみる事にしました。
デザートに金箔ソフトを購入。兼六園の入り口には沢山ソフトや和菓子屋さんがあります。
まずは金沢城公園を見学。
見晴らしの良い所で、コーヒーが飲んで休憩。今日も天気は最高。
兼六園に入園。金沢マラソン割引(出場した証明を見せる)で入場料は250円でした。
そんなに色々行き回る時間も体力もありませんでしたが、自分的には満足。
観光がメインではないので、もう一回来て次はもっと色々見たいな、と思えるのも実はマラソン遠征の魅力の一つ。
最後に金沢駅の中でランチ。海鮮丼定食を食べてもう思い残すことはない。
あとはホテルで荷物を回収して帰るだけだったのですが、なんと今度は空港行きのバスの時間を間違えてしまって乗り遅れ!
飛行機に乗れなくなったらさらにまずいので、仕方なくタクシーで移動することになってしまいました…(メーターを見て冷や汗が出ていましたが、1万X千円かかりました)
よく飛行機等の交通手段の運航時間は11月に変わるため、移動日の10月30日までの表は正しかったのです。
運行時間のサイトを見て多少違和感がありましたが、ついつい乗り場で確認せず、えらい目にあってしまいました。
飛行機の出発時間の合わせており、東京や大阪と違って数十分毎にバスが出ているわけでもなく、他の移動手段もあるわけでもないので、地方にマラソン飛行機遠征しに行く時は注意しないといけません。
皆さんも気をつけてくださいね(涙)
何はともあれ、地域経済に貢献しながら、無事飛行機の方は予定通り進み高知に帰ってくることができました。
金沢は本当に綺麗で美味しい魅力的な所でしたし、参加賞に挟まっていた加賀温泉郷マラソンのパンフレットを見ると、石川県の色々な場所を走ってみたくなります。
「これぞ旅ラン」を満喫できたマラソン遠征になりました。
待ちに待った大規模マラソン再開は、手放しで以前のような大盛り上がりとは少し雰囲気は違いましたが、その中でランナーを歓迎してくれ、楽しませてくれる工夫を随所に感じられました。コロナ対策も窮屈に感じる部分はほとんど無く、スムーズでストレスフリー。
金沢マラソンが最初でよかった、と心から思いました。きっと今回のワクワクした記憶は忘れることはないでしょう。
また走りにいける日が今から楽しみです。
↓一年半ぶりにまだ走ってない都道府県の大会を更新。前回は佐賀の唐津ロードでした。