まるランニングマガジン

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Takemaru Yamasaki マラソンランナー&プロランニングコーチ

西条ひうち長距離記録会3000m振り返り【2021年PB1発目!】

西条記録会3000m振り返り。

 

コロナもある程度落ち着き、今回は県外ランナーも出場できる事を知って、水曜の2次申し込みで滑り込みエントリー。

3000mに出場したのはより速いスピードに慣れたいのと、最近の自己記録では3000mだけが3年前と若干古くなってしまったので(8:44.32)、ここはキッチリ記録更新しておきたいと思っていた。

理想は2分53秒を3回で8分40秒切り。

 

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会場に到着すると小雨。

この時期だから仕方ないかなとは思っていたが、アップの時間頃には雨が止んでいた。

ラッキー。湿度はかなりあるが、今の時期としてはまずまずの条件。

  

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レーススタート。

マークしていたのは、今治北高の1500m4分01秒の記録を持つランナー(ちなみにぼくのPBは昨年久々に更新した4:04)。

目論見通りに、スタートから彼が引っ張ってくれた。これは頼るのが良さそうだ。

いつでもポジションを上げられるよう若干外側を走り、1000m手前でスルスルっと前に出て、2番手に着く。

1000m通過は2分55秒。うーん、自己ベストを狙うには少し遅いかも。

 

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しかしここから先頭がペースを上げてくれた。よし、このままついていくしかない。

400m70秒を切る(2:55/km以内)のペースが続く。思ったよりきついぞ。


目標としていたペースではあるが、そんなに練習では走れていない。残り3周で、腹部に痛みとはまた違う強烈な不快感が突き刺さった。キッツ…。落ちたら一気に終わりそうなのを感じた。

絶好のペースで引っ張ってもらってるんだから、なんとか耐えるしかない。

残り2周、もう完全に一騎討ちになったようだ。さすがに今北高の選手も1人で引っ張り続けてきつそう。

 

ラスト1周、ここまで来たらもう大丈夫か。とは思いつつも、もうついていくのが精一杯だ。

ラスト200m、少し離される、前もきつそう。最後まで追うんだ。

最後の直線、まだ8分20秒台のアナウンス。おお、思ったより速いぞ。かなり記録更新できるかも。

 

8分38、39、40…。

 

明らかに40秒は越えてしまったのはわかった。

正式記録は8分41秒80

 

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前の今北高の選手とは最終的には1秒差までは詰めれたが、引っ張り続けて目標のペースを維持したのは実力がある証拠だ。良いメンバーが集まるレースで競り合えばもっと良い記録を出せるだろう。

 

結局今回も一度も前には出れなかったが、レースが本当に腹部のきつさに耐え切れて安堵した。

自己記録をきっちり3秒更新できたので、合格点はあげたい。

 

やはりマラソン大会がお休み状態となっていても、コツコツ記録を更新してく悦びは変わらない。

ぼくのこのスタイルはどこまで続けられるのだろうか。

 

課題としては、目標としていたペースに思ったほど余裕度が無かったことで、このままだと3000mも5000mもより上の記録を目指すのは難しいだろう。

このあたりはただ積み重ねるだけでもダメ、練習でも壁を越え、裏づけのあるスピードを獲得する必要がある。

 

まだまだ走りを追求していく旅は終わらない…。

 

 

レース結果

 

3000m・8分41秒80(PB!2位)

 

1000m…2:55/2:52/2:55

 

使用シューズ…LDジャパン

 

 ↓前回の自己記録更新レース 

www.takemarun.com