西条記録会3000m振り返り。
コロナもある程度落ち着き、今回は県外ランナーも出場できる事を知って、水曜の2次申し込みで滑り込みエントリー。
3000mに出場したのはより速いスピードに慣れたいのと、最近の自己記録では3000mだけが3年前と若干古くなってしまったので(8:44.32)、ここはキッチリ記録更新しておきたいと思っていた。
理想は2分53秒を3回で8分40秒切り。
会場に到着すると小雨。
この時期だから仕方ないかなとは思っていたが、アップの時間頃には雨が止んでいた。
ラッキー。湿度はかなりあるが、今の時期としてはまずまずの条件。
レーススタート。
マークしていたのは、今治北高の1500m4分01秒の記録を持つランナー(ちなみにぼくのPBは昨年久々に更新した4:04)。
目論見通りに、スタートから彼が引っ張ってくれた。これは頼るのが良さそうだ。
いつでもポジションを上げられるよう若干外側を走り、1000m手前でスルスルっと前に出て、2番手に着く。
1000m通過は2分55秒。うーん、自己ベストを狙うには少し遅いかも。
しかしここから先頭がペースを上げてくれた。よし、このままついていくしかない。
400m70秒を切る(2:55/km以内)のペースが続く。思ったよりきついぞ。
目標としていたペースではあるが、そんなに練習では走れていない。残り3周で、腹部に痛みとはまた違う強烈な不快感が突き刺さった。キッツ…。落ちたら一気に終わりそうなのを感じた。
絶好のペースで引っ張ってもらってるんだから、なんとか耐えるしかない。
残り2周、もう完全に一騎討ちになったようだ。さすがに今北高の選手も1人で引っ張り続けてきつそう。
ラスト1周、ここまで来たらもう大丈夫か。とは思いつつも、もうついていくのが精一杯だ。
ラスト200m、少し離される、前もきつそう。最後まで追うんだ。
最後の直線、まだ8分20秒台のアナウンス。おお、思ったより速いぞ。かなり記録更新できるかも。
8分38、39、40…。
明らかに40秒は越えてしまったのはわかった。
正式記録は8分41秒80。
前の今北高の選手とは最終的には1秒差までは詰めれたが、引っ張り続けて目標のペースを維持したのは実力がある証拠だ。良いメンバーが集まるレースで競り合えばもっと良い記録を出せるだろう。
結局今回も一度も前には出れなかったが、レースが本当に腹部のきつさに耐え切れて安堵した。
自己記録をきっちり3秒更新できたので、合格点はあげたい。
やはりマラソン大会がお休み状態となっていても、コツコツ記録を更新してく悦びは変わらない。
ぼくのこのスタイルはどこまで続けられるのだろうか。
課題としては、目標としていたペースに思ったほど余裕度が無かったことで、このままだと3000mも5000mもより上の記録を目指すのは難しいだろう。
このあたりはただ積み重ねるだけでもダメ、練習でも壁を越え、裏づけのあるスピードを獲得する必要がある。
まだまだ走りを追求していく旅は終わらない…。
レース結果
3000m・8分41秒80(PB!2位)
1000m…2:55/2:52/2:55
使用シューズ…LDジャパン
↓前回の自己記録更新レース