まるランニングマガジン

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Takemaru Yamasaki マラソンランナー&プロランニングコーチ

第1回高知中長距離記録会5000m振り返り[3rdベスト]

2021年度第1回高知中長距離記録会振り返り。

 

コロナの状況がよろしくなく、遠征は全て大会中止か、飛行機運休のため出場不可能になってしまった。

とは言え、高知記録会も開催が危ぶまれた中、無事出れてよかった。県内のレベルも上がっているし、ここで良い結果を出して残りのシーズンも有意義なものにしたい。

 

 

好条件と、慎重に行きたい気持ち。

 

人がいない組でもあったのか、スタートが15分早まり18:45スタート。

この日はよい感じに涼しくなり、かなり好条件。

事前情報によると、県高校記録を出したばかりのきしもと君がキロ3分切りペースで引っ張りチームメイトの14分台をアシストするという話。

 

ぼくの自己記録からいうともう少し速い方が丁度いいのだが、先日の関西実業団も撃沈したのもあり今回は慎重にいきたいし、集団で落ち着いて行ってくれた方が安心だ。

 

 

レース振り返り


レーススタート。先頭は想定とは異なり、たなはしくん等社会人勢や中央高校のグレ君が前の方で走っていた。

ぼくは焦らず調子を確認しながらじっくり。

 

1000mは3分少し切り。2000mもほぼ変わらず6分丁度。

思ったより遅い。体感より若干きつく感じてしまったが、徐々に馴染んでくるはず。

 

先頭が入れ替わったりしながら、3000mもほぼ9分ピッタリで通過。安全に14分台を出すレースとしては少し遅いのではないかと思ったが、このあたりからグレくんが前に出てペースアップが始まる。

 

3000m過ぎのきつい所からの、2:55/kmで押し切る、これは良いトレーニングになるだろう。

周りの選手もどれだけ余裕度があるかわからないが、ここで離れたら負け。とにかくラスト1周までを目標につくぞ。

きついが充実感もあるレース展開になり、あっという間にレースは終盤へ。


最後の鐘が鳴る。と、同時にワッと集団のスパートから遅れてしまう。あらら。


余力は残ってはいたので、最初の勢いを凌げば、また順位を上げられるはずと粘ったが順位はこのまま変わらず、結果は6位、タイムは14分52秒17でサードベストだった。

 

ラスト1周はもうちょっとイケるかなという気持ちがあったのだが、今回はそこまでついていくというのを強く意識して走ったので仕方ないか。

 

県内の記録会では今までで最高のタイムで、内容には納得している。

条件が良かったのもあると思うが、年々同時期の記録は向上している。より記録の狙えるレースに出れば自己ベストも十分狙えると感じた。

 

今の時期は基本的にはマラソン練習とそれほどやっていることは変わらないので、きちんとラストの切り替え力を高めようと思ったら、もう少しスピード向上に特化した練習が必要だと思う。

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今回はスパイクを使用。昨年14:43のベストを更新した時は、スパイクでスムーズに走れないように感じていたのでソーティマジックRP5を使ったが、今回は落ち着いたペースだったのがよかったのか特に違和感はなかった。

そろそろスパイクも“開発戦争”の時代になりつつあるので、勝負していくためにその時が来たら最新のモノも使っていきたいと思っている。

ロードレースが待ち遠しいこの頃だが、やはりトラックも楽しいし、やるからにはまだまだ突き詰めていきたい。

 

 

レース結果

 

14分52秒17(3rdベスト・6位)

1000m…2:59
2000m…6:00(3:01)
3000m…9:00(3:00)
4000m…11:58(2:58)
5000m…14:52(2:54)ラスト1周67"前後

71"3/71"5/72"4/71"9/72"8/72"8/71"7/71"1/71"5/71"3/71"3/70"8/69"2/33"5

 

使用シューズ…LDジャパン

 

全結果

http://npo-kochi.sports.coocan.jp/taikaikekka/21/06chucho1/21chucho1_result.pdf

 

↓2年前の6月の高知記録会5000m。独走になり、快調だったが後半は失速。今はこういう展開にはならなそう。

www.takemarun.com