1500m・5000m2種目出場の春野オープン振り返り。
1日目・1500m
スピード強化路線で大切な1500m。前回の市選手権ではいまひとつの結果に終わってしまったので、今回こそベスト記録を狙いたい。
まず市選手権でも予選はプラスでギリギリ通過となってしまったので、今回は緊張した。
全5組・上位2位+タイム順で2名なので、2位以内に入れないとかなり怪しい。
ぼくは4組目で11時頃スタート。400mから前に出て、後は引っ張り続ける。
誰も迫ってこない。ラスト1周で後ろが少し離れた感じがしたのでダメ押しでペースアップ。
そのまま先頭でゴール。ヨシッ。4分10秒切りくらいで走ったんじゃないかと思ったんだけど、タイムは4分13秒。まぁ、こんなものかな。走りのイメージはよかった気がする。
決勝は14時40分とそんなに時間はなかったが、この日はずっと曇りで気候もよかったためか、疲れはあまり感じない。
決勝スタート。
先頭がペースメーカーをしてくれているようで、かなりハイペースでレースが進む。これは4分切りペースよりさらに速い。
余裕度の無さと、先頭についていきたい気持ちから、もがいて、ポジションも無理に前に上げてしまった。
そのダメージがたたり、前回の決勝レースと同じように、というかもっと早く700mくらいの地点で全く身体が言う事をきかなくなってしまった。
後は無惨に抜かれていくのみ。
どうしようもないので、頑張りようもなかった。結果は4分12秒と目標には遠く及ばない結果に終わってしまった。
みたにくんはなんと3分55秒で優勝、これは高知では滅多に見れない凄いタイム。
高知にランニングセミナー等で来ていて、レースも応援してくれた超人気ランニングユーチューバー・たなーさん(ランたなチャンネル)と記念撮影。
1500m結果
予選4分13秒88
決勝4分12秒47 400m63"/65"/70"/54"
△ペースもポジションも噛み合わず、撃沈…
2日目・5000m
昨日のレース後は、空気が乾燥してきたためか、少し喉がガラガラして胸焼けがするような感じに。
朝起きると、前日の不快感は大体無くなっていたけど、ダラーンと疲労感は残ってしまった。
さらに朝ジョグするとまたくるぶしに若干の違和感…。
今日は走りのイメージがあまりに悪ければ、途中でやめる事も考えなければいけない。
そこはもうある程度割り切って出場することにした。
今回は足首の負担軽減と実験も兼ねてスパイクはやめておき、買ったばかりのソーティマジックRP5を使用。
アップ後にタータンに接地した感覚がとても馴染み、「おっ、気持ちよく走れる!」と思った。
重かった身体も少し快調に走れるイメージが出てくる。
昨日とはうって変わり、日差しがかなり強かったので、帽子を被ってスタート。やや風も強い。
体力を無駄に消耗しないよう、6〜7番手あたりから慎重にレースを進めていく。
レースは1000mが2分58秒、その後も3:00/km前後の非常に安定したペースが続く。とても走りやすい。
ここはこれまでのスピード練習や、1500m刺激が効いたのか、昨日の撃沈がウソのようにスイスイ身体が楽に進んでいく。
3000mからまた急に脚にきて失速するかもしれないとも思ったが、そのような波も来ない。ただ、集団も5人から崩れない。
これは勝負するならそろそろ前に行かなくては、と3600mくらいからポジションを上げたら、遂に脚にズーンと疲労感が。
やばいと思いつつ、4000mから本当の勝負がスタート。
前のペースが上がってぼくの身体は強張り、また1500mの時のように身体がコントロールできない状態になって順位を落としていったが、今回は4000mまではしっかりタイムを稼いでいるのでOK。
結果は4位でゴール、15分01秒77、想定していたよりもかなり良いタイム。
1500mはスピード練習の成果が出せず悔しい結果になったが、5000mでは今の自分の状態の良い部分も見つける事ができた。
また、気象条件はそれほど良くなかったが、何より集団が安定したハイペースで進んだのは大きかったと思う。
ここにきて、社会人も強いランナーが増え、高知のレースもレベルが上がってきている。
レースが減っているのもあるとは言え、春野オープンで14分台がポンポン出るようなことは今まで無かったのだ。
県内の長距離界も面白くなりそう。
都道府県駅伝も無くなってしまって寂しいけど、今は溜めの期間として、高知勢の来年以降の飛躍を楽しみにしたい。
5000m結果
15分01秒77(4位)
1000m2:58/2000m5:59/3000m9:00/4000m12:00
☆ほぼイーブンペース