高知発!まるRCシドニーマラソン遠征振り返り。
今回の遠征を決めたのは3月頃、まるRCメンバーと2名と一緒に参加。
今回はツアーではなく個人手配での参加、それに前日入りといつもより少しハードなスケジュールでしたが、うまくいくというそれなりの自信を持って今回の遠征を計画しました。
- 1日目金曜。高知~羽田~シドニー移動日
- 2日目土曜。レース前日受付
- 3日目日曜。レース当日~レース後はボンダイビーチ&日本事務局アフターパーティへ。
- 4日目月曜~火曜朝。帰る日も充実の観光コース
- ゴールドコーストマラソンと比較すると
1日目金曜。高知~羽田~シドニー移動日
最近LCCばかり乗ってたのですが、今回はALL”レガシーキャリア“での移動。16時25分の飛行機なので時間に余裕を持って準備できました。
やっぱりJALは落ち着きますね。シドニー行きのカンタス航空とは同じワンワールドでコードシェア便。往復1万円で羽田空港まで移動できます。受託荷物も高知空港から全てシドニーに送ってくれました。これはかなり快適。
何気に羽田空港の国際線ターミナルは初めて。国内線からリムジンバスで10〜15分程度だったでしょうか。少し遠く感じました。
”和“を強調した作りになっていたんですね。
和食レストランはなかなかなお値段でしたし、機内食も食べるつもりだったので、カフェ的な所でミニカレー(700円)を注文。
思ったよりボリュームがありました。
飛行機の出発は22時。夜遅いのでお腹の調子を崩してもいけないのですが、やっぱり機内食は1番の楽しみなので。
小さいペットボトルの水がもらえます。LCCだと水も有料なので大きな違いですね。
長いフライトでは水分補給がとても大切です。
機内食はペンネを注文。ボリュームもそれなりにあり、おいしかったです。デザートもついてきます。
いつもどおり寝れなかったけど、そんなに長くは感じませんでした。
つい最近ジェットスター国際線に乗ったばかりだったので、シートの違いがしっかりわかりました。
とても座り心地がよかったです。
2日目土曜。レース前日受付
空港からホテルにはタクシーで移動。3人で1人あたり20ドル(1500円くらい)でした。
中心地のセントラル駅からすぐ近くの「キャピタルスクエア」ホテルに宿泊。一人利用でも比較的手頃な値段で、早めにチェックインもさせてくれました。レース前日到着でこれは嬉しい所。
受付会場はセントラル駅から1駅の「シドニータウンホール(市役所)」。
噂には聞いていましたが、それほど出店も多くなくコンパクトなエキスポでした。
入るとすぐに日本事務局があるので安心です。とても親切かつフレンドリーに案内していただきました。
ちなみにここで「前日荷物預かり」をする事ができます。レース当日にも荷物は預けれるのですが、その場合受け取りが12時頃になってしまうそうなのです。
袋の中身はナンバーカード(+ピン)と、参加賞のタンクトップのみ。実にシンプル。
ホテルの周辺はチャイナタウンになっており、アジア系のレストランが豊富。昼は和食料理店でうどんを食べました。
少し休んでから、近くの「ベルモア公園」で8kmほどぐるぐるジョギング。そんなに広くないですが前日調整としては十分でした。
気温は同じくらいですが、季節は春なので日が出ている時間が少し長く感じられ、1日を有効に使えますね。
夕ご飯は中華料理中心のフードコートでうなぎ(Earl)入りチャーハンを注文。汁物がついてきました。無難そうなのを注文してたんですが、高温でパラっと調理していておいしかったです。
3日目日曜。レース当日~レース後はボンダイビーチ&日本事務局アフターパーティへ。
レース当日はセントラル駅から3駅先の「ミルソンズポイント」で下車。15分以内にはつくでしょうか。スタート地点もすぐ近くです。
移動自体は早くて簡単ですが、やはり人は沢山いて駅についてからすぐには前に進まないので(スタート時間間に合わなくてもいいやくらいのユッタリしてる人も少なくない)、のでそこは注意です。
レース振り返りについてはコチラから↓
前日預けた荷物はボタニカルガーデン内の思ったより離れた所にありました。案内もあまり多くないので若干わかりにくかったです。
ホテルの前のタイ料理店へ。レース後ならスパイシーなものを食べても大丈夫かなと。
外食の高いシドニー、ランチメニューならお得かと思ったけど、平日限定でした。タイカレー20ドルくらい。
今回一番行ってみたかったボンダイビーチへ。
シドニーマラソン参加者はゼッケンを見せれば一日中電車とバスが無料で乗れます。
セントラル駅から「ボンダイジャンクション駅」に行き、バスに乗り換えてビーチへ。合計40分ほどあれば到着するでしょうか。移動はとても簡単でした。
ゴールドコーストのビーチとはまた違う、なんというかスケール感のある広大なビーチでした。沢山人もいて市民の憩いの場といった感じ。何気にwi-fiにもつながります。
しばらくリラックスした後、近くのジェラード店へ。人気のチェーン店のようです。
あっという間に時間が経ち、急いでシドニーマラソン日本事務局主催の打ち上げへ。少し遅れてしまいましたが抽選で帽子をゲットしました!
打ち上げの参加自体は無料で、自分でお店の肉を注文して自分で焼くスタイル。40ドルのTボーンステーキを注文しました。ポテトや野菜等付け合わせもあります。
これでレース後の栄養補給もバッチリ。
また、普段はあまり出会う事のできない海外マラソン好きな人達と出会うことができるのが打ち上げの楽しみ。すっかり遅い時間まで話し込んでしまいました。
夜のハーバーブリッジ。
4日目月曜~火曜朝。帰る日も充実の観光コース
シドニー 最終日、朝起きてジョグしようと思ったけど、きつい偏頭痛がきて走れず…。まぁ身体を休めろという事にしておきましょう。
もう少し寝たら収まり、とりあえず定番の観光コースへ。
まずはトラム(路面電車)でフィッシュマーケットに移動し生牡蠣、寿司、フィッシュ&チップスを食べました。
船を降りてすぐサーキュラーキー駅のすぐ横のところに「ロイヤルコペンハーゲンアイスクリーム」を発見。店名と同じフレーバーを注文(味は蜂蜜とバタースコッチ)。濃厚でうまい。
オペラハウス、ボタニカルガーデン、ハイドパーク、セントメアリー大聖堂と、結局いつも行ってる定番コースになりましたが、効率良く美しい名所を巡れてやっぱり楽しかったです。
この日は天気があまり良くなく、曇りで風も強かったためのでレース当日は本当に絶好の天気だったんだなと思いました。
17時頃といい感じの時間になりました。近くの駅から電車に乗って預けた荷物をとりにホテルへ。なぜか豪州ではよく見る男性が叫ぶ広告。
帰りはセントラル駅から電車で空港(国際線ターミナル)まで移動。
シドニーは市内から空港までかなり近く便利ですが、空港までの電車代は高額な付加料金がかかり16〜17ドルとかなり高め。なおオパールカードという専用のカードを購入してチャージしなければいけません。駅だけでなくコンビニでも買えます。
国際線はほとんどパスポートでチェックイン、荷物預けもセルフと予想以上に無人化が進んでいました。
さすが豪州の窓口的な空港とあって、フードコートも色々あって充実していました。大好きな「juice」の特大ヨーグルト(スモールサイズです)を食べて飛行機へ。
帰りの機内食。豚の角煮メシ。これはぼく的にはあんまりおいしくなかった…
しかしいつも付いてくるパンが凄くおいしいですね。
帰りは初めて!ぐっすり眠れました!
あっという間に到着。朝食はフルーツとパウンドケーキ的なもの。
火曜5時台に到着し、すぐさま国内線に移動し、JAL便で高知へ。
国際線の荷物受け取りに時間がかかり意外とギリギリでしたが、無駄なくスムーズに9時台には高知に帰れました。
少々タイトですが、金曜午前中と火曜午後にお仕事を入れるのも可能ですね。
ぼくも夕方のまるランステ筋トレ教室には余裕で間に合いました。ちゃんちゃん。
ゴールドコーストマラソンと比較すると
ぼくが今まで何度も出場したゴールドコーストマラソンは
・コースがフラットで走りやすく、競技者向けサポートも充実
・日本からの招待選手が多く、事前の告知から盛り上げてエンタメ性が高い
・日本語の案内が多く、日本のツアー会社も力を入れている
・エキスポも豪華
・LCCジェットスターの直行便が飛んでいるので費用は抑えやすい
と華やかかつ、日本人も手軽に参加しやすい印象があります。
一方シドニーマラソン(正式名称シドニーランニングフェスティバル)の大会運は余分なものはなく、とにかくシンプルで、やや不親切に感じる部分もありました。またコースはカーブが多くあまり記録が狙いやすいコースとは言えません。
しかし
・羽田空港からカンタス航空の直行便が飛んでおり、行き帰り共に夜便で、地方から短い日程で参加しても時間を有効活用できる。またシルバーウィーク中に開催される。
・都会で受付会場や、スタート地点へのアクセスがより速く便利
・カーブは多いが大きなアップダウンは無く、見所たっぷりで変化に富み飽きない
・出場できない場合、期間内なら返金も可能
といったシドニーならではのグッドポイントがあるのもわかりました。
カンタス航空の代金は全て12万円とシルバーウィークにも関わらず思ったほど高くはありませんでした。これにホテル2泊とエントリー料金を合わすと費用は14〜15万円ほどになります。
気候が良い、時差がほとんど無い、直前エントリー、種目変更・名前変更が可能、世界中の国の料理が食べれる、美しい景色、フレンドリーで親しみやすい人が多い、といった部分は共通していますね。
トータルで考えて、シドニーマラソンは海外レース初心者にもとてもオススメできる大会だということがわかりました。
やや説明が不親切というか大らかな部分も基本的にはなんとかなるので、むしろゴールドコースト以上に海外らしさ、豪州らしさを楽しめる人には向いているのではないでしょうか。
いつ行っても魅力たっぷりで安心して楽しめる豪州マラソン遠征。いよいよ国内三大マラソンと呼ばれる大会で走ってないのはメルボルンマラソンのみとなりました。
・ガイドブック