ゴールドコースト合宿10日目の朝、この日は噂の土曜朝5kmランイベント「パークラン」に参加する事に決めていました。
「パークラン」とはイギリス発祥のイベントで公園の決められた5kmコースをみんなで走る、というシンプルなもので参加費は無料。コースの誘導等の運営はボランティアのみで行われています(地元の企業の支援もあるようです)。
日本では最近始まったばかりですが、海外では既に多くの地域で定着しており、トップランナーからファンランナーまでレベル問わず参加しているようです。
やらなければいけないのはこのサイトで
①自分の名前等を登録する
②ID登録が完了されたバーコードを印刷して持っていく
の2つのみで、世界中どこのパークランにも参加することができます。
まだ未体験のぼくでしたが、ぜひ本場の海外パークランでデビューしたいと考え、ゴールドコーストで初参加することにしました。
この“メインビーチ”の5km周回コースは合宿中のぼくのお気に入りランニングコースでもあり、なんとオーストラリアのパークランが最初に始まった聖地でもあったのです。
スタートする時間は地域によって異なりますが、強い日差しを避けるために早朝のスポーツが定着しているゴールドコーストでは7時スタート。
走るだけかと思いきや、最初に挨拶と、遠くから来た人を挙手してもらったりする時間がありました。メルボルン、シドニー等々…ぼくが手をあげてジャパン、と言うと拍手が起こりました。
さてそろそろ5kmランの時間。
並ぶといきなりスタート。ちょっとビックリして出遅れましたが、飛び出した前2人を追いました。
ガチランナーも出ているという噂も聞いていたし、せっかくだから練習になるのでぼくもかなり頑張って走りました。が、サングラスをかけたランナーと抜きつ抜かれつの競り合いの末、3km過ぎで引き離されてしまいました。
あちらも結構ムキになっていたのかな?最後は腹痛も起きて失速しながら2番手でゴール。デビュー戦で一着ならず。くそ〜。
ピッタリ5kmでなく少し短かったようですが、それでもマラソンペースより遅いくらいの
16分54秒。半分は土道と細かいアップダウンが続くコースで、スピードを出すとまるでクロカンレースのよう。かなりハードな良いトレーニングになりました。
ゴール後はバーコードでタイムの登録をし、インスタグラム用の記念撮影。
一緒に参加したせいこさん達と。
大会とも練習とも違う、地域に密着したランイベント“パークラン”の雰囲気を存分に味わう事ができました。ブリッジトゥブリスベンでも感じましたが、朝に短い距離を気軽に走るのってなんだかいいな、気持ちいいな、と。ぼくもマラソンランナーではありますが、日本でも短い距離を走る楽しさがもっと広がればいいな、と思いました。
もちろん日本のパークランもまた参加してみたいですね。
さて、早朝に楽しくメイン練習を終え爽やかな気分でホテルに戻った…と言いたかった所なのですが、なんと少し離れた所に置いていた上着があっという間に無くなっていました…。しかも念の為に10ドルとトラムカードを上着のポケットに忍ばせていたのが裏目に。
パークランでは上着を持ってきた人は、みんな固めて同じ場所に置いていました。これなら安心ですね。皆さんもパークラン参加の際はお気をつけて…。
Main Beach Park run 5km結果
16分54秒(2位)
ターサーエッジ/ ターサーソックス / POLAR M430
☆パークラン初参加
☆オーストラリアのパークランが始まった場所