今年度から久喜市に拠点を移し、川内兄弟とトレーニングを積みながら、世界のマラソン大会を目指す事に決めました。
30年近く高知で生まれ育ったぼくにとって、競技人生で最も大きな賭けです。
埼玉県久喜市は、ランニング環境にとても恵まれており、なおかつ関東のレベルの高いレースに頻繁に出場することができるアクセス面でも非常に優れた場所です。前回の遠征で、ぼくは久喜という場所が本当に気に入り、この決断に至りました。
このことは家族以外には誰にも相談しておらず、突然の報告になってしまいましたが、高知で練習パートナーもおらず、レベルの高いレースに遠征するのに時間も費用もかかる今の環境に限界を感じていました。
やはり自分の殻を破るには、競争の激しく、ライバルと刺激しあえる環境に常に身を置く必要があります。
国内外で密度の濃い経験を積む川内優輝選手との差は広がる一方です。慣れ親しんだ高知から離れるのはとても勇気がいりましたが、夢を叶えるためにはリスクをとる必要がありました。
これに伴い、ブログのタイトルも「久喜ランニングマガジン」、から縮めて「クキ☆マガ」に変更します。
朝のトレーニング、ウルトラマラソンで世界を目指す次男のYOSHIKI氏と20km走。
隣町の宮代町、折り返し近くのトイレでひと休憩。
なぜかSLのある公園。
宮代町立笠原小学校は非常に珍しい芸術的な建築物になっています。
すぐ隣には名所・東武動物公園はアトラクションも併設した地元民定番のレジャー施設。平日はそれほど混まず気軽に楽しめますが、ぼく達はジェットコースターには目もくれず走り続けます。
練習を終え、昼食の前に、関東最古の歴史を持つ「鷲宮神社」へお参りへ。YOSHIKI氏に案内してもらいました。
非常に立派で格式高い神社ですが、近年は大人気アニメ「らき☆すた」の聖地としても話題。
そういうぼくも実は隠れ「らき☆すた」ファン。
昼食は「らき☆すた」にちなんだ料理が食べられるというラーメン屋さんに行ってきました。
なぜかラーメンでも中華料理でもありませんが、ぼくが注文したのはバルサミコ酢の入ったソースカツ丼。そう、メインキャラの一人であるつかさの名言にちなんだ料理であります。
間食にオススメなのが名物「久喜クッキー」。意外と?素材に拘っている本格派のお菓子でアスリートの栄養補給にも安心です。
少し休んでお腹がこなれたら、午後練習。かつて川内兄弟も走り込んだという約1.2kmの「弦代(つるしろ)公園」でジョギング。
なんとなく高知の、国分川の家の周りの風景を思い出します。
少し…涙が出てきそうになりました。しかし、こんな所で挫けるわけにはいきません。
午後練習を終え、次に向かう先は…
久喜駅のすぐ近くにある、インドカレー屋、「スパイシーシェフ」で夜はアルバイトの時間です。
まだぼくのレベルでは走ること以外に生活費を稼ぐ仕事をしなければいけません。
とはいえ、大好きなインドカレー屋のお仕事ができることにとてもやりがいも感じています。
朝と夕方はトレーニング、夜はインドカレーというルーティンは精神的には良いメリハリになっているのではないでしょうか。
さてアルバイトも終わり、最後に息抜きがしたくなり、スパイシーシェフのすぐ隣にあるエリートランナーのぼくにピッタリな名前のお店へ。
…こうして長い1日が終わりました。
全てを明日への活力に変え、これからは久喜市民として第2のマラソン人生がんばっていきたいと思います。
今後とも「クキ☆マガ」をよろしくお願いします。
(※この記事は2018年のエイプリルフールネタでした。お付き合いいただきありがとうございました。)
↓昨年のエイプリルフールネタ記事
久喜マラソンの振り返りレポはこちら。