東西に広く、意外と各地でマラソン大会が盛んな高知県。ぼくが今まで走った大会のリストをまとめてみました。
高知中部
高知市~南国市…高知龍馬マラソン、春野リレーマラソン、高新ロードレース、高新駅伝
高知を代表する都市型マラソンといえば2月の高知龍馬マラソン。
最大の難所・浦戸大橋とラストの競技場に入る前の春野の坂が有名ですが、フラットな場所も多く走りやすいと思います。
応援も凄いですし、気候にも恵まれる事が多いので初心者にもオススメの大会です。
ぼくにとっては初めてフルマラソンで優勝した思い出の大会です。
人気のリレーマラソン。距離が短く、メンバーが集まれば誰でも気軽に参加できる大会です。
まるRCチームで初めて出場したのも懐かしいです。開催日は11月下旬〜12月上旬と毎年少し変わります。
11月下旬に開催される高知の個人のロードレース最強決定戦。
優勝すれば新聞でも大きく掲載されます。
以前は街中を走っていましたが、いつも練習で使う東部周回コースになってしまいました。時代の流れですね…
1月上旬に開催される高知の最強チームを決める駅伝大会。学生チームや競技志向の社会人中心ですが、まるRCも勢いで出ちゃいましたよ。
高知新聞の冠がつき、今では数少ない街中を走る華やかな駅伝大会になっています。
本山町…汗見川マラソン
本山町で7月下旬に開催される真夏の大人気大会。
申し込み開始から僅か数分で定員になってしまうので要注意です。
とにかく暑いですが、レース後の冷えたトマトや川遊びと田舎の夏休み感満載なのが沢山の人を惹きつける理由でしょうか。
標高が500m前後と少し高めで、日陰に行くと気持ち良く感じます。
11月下旬に開催される日高村の茂平マラソンもエントリー開始してすぐ締め切りになる人気大会です。
高知に珍しく平坦なコースが特徴で、高知市内から近い事、2月の龍馬マラソンに向けて良いテストになる事も多くのランナーが参加しやすい理由でしょうか。
日高村はトマトやオムライス街道で売り出し中の高知でも注目の場所です。高知のローカル大会デビューを考えている人には、ぜひオススメしたい大会ですね。
西部エリア
四万十ウルトラマラソンがあり、マラソンが盛んな印象がある高知西部。西の端の方まで行くと県外遠征以上に時間がかかります。
津野町…北山林道駆け足大会
高知のローカル大会を満喫したいなら6月上旬開催の北山林道駆け足大会。激坂コースで特に後半の下りは他に経験した事ないくらい急な傾斜。距離は12.8kmと中途半端。他では味わえないような手作り感が満載の大会です。豪華賞品が当たる抽選会も魅力。
津野町は高知市内から車で1時間ほどとそんなに遠くありません。県外ランナーも貴重な体験ができると思いますよ。
車で岡山に行くのとほぼ同じくらいの時間がかかる高知の西端・宿毛市。
穏やかな宿毛の人との出会いは良い思い出ばかりで、温かい雰囲気がとても好きな大会です。
マラソンシーズンが少し落ち着いた4月中旬開催。
須崎市…須崎ロードレース
1月開催。 高知でも屈指の長い伝統があり、中学時代初めて個人のロードレースに出た思い出の大会。昔ながらに硬派な大会で、コースはフラットですが社会人20kmの部は制限時間が1時間40分となかなか厳しいです。
レース後にもらえる飴湯の味が忘れられません。
10月上旬に開催される梼原町の大会。坂本龍馬が脱藩した時に通ったと言われる非常にタフなコースが特徴で初めて出場した時は苦しめられましたが、2度目の出場では納得のいく走りができました。
レース後は雲の上温泉で疲れを癒して帰ります。
東部エリア
あまりマラソン大会は多くない高知東部エリアですが、見所は沢山あります。
5月中旬に開催される北川村という所の大会。ハーフは程よいアップダウンが走りごたえがあり、短い距離の部門もあります。
レース後は観光も満喫できました。
安芸市…市町村対抗駅伝(アンカー8区)
奈半利町…市町村対抗駅伝(再スタート5区)
中学校の頃から走っている1月の市町村対抗駅伝。
東の端の室戸〜安芸まで走る高知東部を舞台に各市町村代表の学生や社会人が駆け抜けるコースです。
高知の大会、ぜひ走りに来てください。
まだまだ走ってない大会もありますが、ぼくも全国の色々な大会を走ってきて、高知のマラソン大会は規模が程よく、温かい雰囲気とストレスの無い大会運営でとても走りやすい所が多いと思っています。
山が多いので、アップダウンが厳しいコースも珍しくありませんが、都市型の大会とは違う良いトレーニングとして使うこともあります。
アクセスがあまり良くない所もあるので、県外から来る方は移動の下調べはしっかりしておくと良いと思います。
高知のローカル大会の魅力もぜひ味わっていただけたら嬉しいです。
遂に高知にもLCCジェットスターが参入!この機会に高知のマラソン遠征を検討してみませんか?