まるランニングマガジン

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Takemaru Yamasaki マラソンランナー&プロランニングコーチ

台湾マラソン~移動編~【はじめての関空&タイガーエア、現地の移動、費用について】

ここ数年のLCC(格安航空会社)の発達で、”アジアの窓口”として大いに利用されている関西国際空港(通称・関空)。

しかしなんだかんだで高知からの道のりは近くないため、海外に行く人は高知龍馬空港→羽田→成田という人がかなり多いのではないかと思います。

 

ぼくも関空利用は初めてで、  高知からの道のりを書いてみたいと思いました。

 

 

 

はじめての関空

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高知から車で神戸空港に行き、そこから関空行きの船に乗るルートで到着。
思ったより近く感じました。神戸空港の駐車場は無料で、フェリー代金は往復3000円。

 

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が、路面凍結の恐れがあったため、予定より早めに出発してりんくうタウン内に関空ワシントンホテルで一泊。関空からシャトルバスも出ておりとても便利です。

関空の対岸にあるりんくうタウンが思ったより都会な感じでビックリしました。 

 

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ちょっと歩いた所にあるフードコートへ。「ぼてぢゅう」でモダン焼きと明石焼きを食べました。

 

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夜はサッカーのクラブW杯準決勝観戦。近くにランニングできる広い公園もあり次の日は暗い中早朝練習もしました。朝食ビュッフェも充実。

 

 

はじめてのタイガーエア台湾 

 

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 タイガーエア台湾に初めて搭乗しました。

乗る前にいきなり想定外の事態発生。荷物預けの申請をしていないので追加料金が必要との事。今までLCCに乗った時もこういう事はなかったと思うのですが航空券を購入する手順によっては注意が必要かもしれません。

なんとか荷物を軽くして追加料金を抑えました。

乗り心地は、普通のLCCの飛行機だと思いました。

 

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台湾に到着。

ちなみにここで日本円を両替した方が日本の空港よりレートが良いとの事です。

台湾桃園国際空港からは市内リムジンバスで80分前後と結構かかります。

 

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 台北市内の移動ではMRT(地下鉄)をよく使います。切符ではなくコインのような”トークン”がでてきてこれで改札を通れます。移動は大体20~25元とか日本円にすると100円以内くらいでここもかなり安いです。

 

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 せっかくなので便利な「EASY CARD」を購入してみました。100元(350~400円くらい)で購入して、あとはチャージして使うだけ。ぼくはつい多めにチャージしてしまい結構余ってしまいました。

 

関東の人と違って混雑する電車にも慣れていないので、それほど遠くない距離ならホテルにあった地図を見ながら歩いて移動しました。ぼくは東京に行くとすぐ迷子になりますが、割とわかりやすい道だと思いました。

 

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鉄道には映画版妖怪ウォッチの宣伝も。 

 

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ホテルがなかなか見つからないと思いきや、この建物の13階がホテルでした。2階はキャバクラ。うーん、不思議な感じです。

 

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 日本語の説明もありますが、合法の国道バスで乗ってくださいとの注意があります。

近くには日本人観光客をターゲットとした怪しいタクシー屋さんが何人も押し売りしていました。安さと早さをアピールしてきましたが、後々揉める可能性は大です。気をつけましょう。

 

そんなアジアらしい雰囲気も味わいましたが、台湾は噂どおり親切で優しい方が多い印象です。バスで財布をつい忘れて置いていったを近くの人が拾って声をかけてくださり本当に助かりました。危ない危ない。

 

トラブル続き?家に辿り着くまでが海外マラソン

 

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 7時発とかなり早めの便なので、3時半に旅行会社でホテル前で空港行きバスを予約し、空港では空いているコンビニで時間潰しました。肉まんみたいな甘い饅頭。

 

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帰りはジェットスター。 

 

LCCは万が一、飛行機が飛ばなかった時、LCCの場合はほとんど自分で対処しなければいけません。滅多に無い事かとは思いますが念のため頭に入れておきましょう。

LCCを使う前に知っておきたいポイント7つ | 格安航空会社jp(LCCjp)

 

最後に、関空に着いてフェリーの往復チケット券がちゃんとあるか確認してポケットに入れたら30分後に失くしてしまい直前で片道券(1850円)を購入するというミスもしてしまいました…。

 

費用について 

タイガーエアライン台湾の関空→台北 往復航空券は15000円ほど、ホテル代も合わせて(1室2人部屋3泊)で24000円

エントリー費も安いので日本の大会より安く行けそうです。

 

ただ、関空までの交通費モロモロ、木曜に一泊したり(微妙な時間帯や曜日が多いのもLCCの弱点)、うっかり荷物代がかかったりということありました。

安いのにはそれなりの理由があり、また高知からの移動となると旅慣れてないとちょっとしたトラブルの対処でつまづいてしまう事もあるかもしれません。

台湾は日本語を喋れる人も多いですが、台北マラソン自体は日本人向けサポートがゴールドコーストマラソンのように充実していないので、海外マラソンが初めての人には少し戸惑う部分もあると思います。

 

ただマラソン会場も有名な台北101の近くでわかりやすく、大会もシンプルで緩さもありつつもしっかりした運営なので、それほど参加のハードルは高いというわけではありません。

 

一度台北市内についてしまえば、アクセスも便利で安くて美味しい台湾料理や足ツボマッサージもすぐ見つかるので、マラソン&グルメの弾丸ツアーにしても十分楽しめると思いました。

 

あとは帰国の日に市内から空港までの移動の時間をしっかり把握して行動すればニワカ国際ランナーでもなんとかなりそうです。今後は1人でも行ってみたいですね。

 

色々書いてきましたが、最後にまとめると台湾も台北マラソンもとても楽しかったです!また行きたいしオススメのマラソン大会になりました。

  

 ▷ことりっぷ 海外版 台北(参考にしたガイドブック)

 

 

 (翌年、岡山発で進化した台北マラソンツアーが実現しました)

www.takemarun.com