まるランニングマガジン

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高知のマラソンランナー・山﨑竹丸が走る事をもっとディープに楽しむ情報を発信していきます。まるランニングクラブ代表

お手頃価格・手首で心拍数が測れる「ポラールM200」使用レビュー【おかやまマラソンの心拍数公開】

POLAR(ポラール) M400 GPS心拍計付の高機能ランニングウォッチの魅力すっかり憑りつかれてしまいました。

そのポラールで、ついに手首で心拍数を測れるM200 が発売。


最近は胸ベルトもだいぶ良くなりましたが、やっぱり大会で着けるのはとてもめんどう。着けるタイミングとか、途中でズレたりとかが気になってしまいます。


ラソンやその他レースの心拍数全部測ってみたい、というマニアックな欲求はずっとありました。

そんなわけで、つい最近M400の2台目を買ってしまったにも関わらず、1万6000円台のお手頃価格にも惹かれて購入。
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ある程度使ったので、ポラールM200の使用レビューを書いていきたいと思います。

 

M400より機能はかなり簡素化

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あまり熟考せずに購入するにあたって、ポラールM400が手首でも心拍数を測れるようにパワーアップしただけと勝手に思い込んでいましたが、随分想像と違っていました。

 

なんとボタンが2個しかなく、途中でラップをとる場合は長押しする事で使い分けたりします。トラックのショートインターバル練習だとちょっとコツがいります。

M400にあったインターバル&ファルトレクに使えるタイマー設定や距離設定は無し。

あと、もちろんGPS機能はありますが、最初は1km毎のオートラップを知らせてくれなくて戸惑いました。

しかし何度か使ってたら振動で教えてくれるオートラップ機能が発現(?)しました。なぜ途中から使えるようになったのかよくわかっていませんが^^;

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トレーニング中、一度に表示される項目も二つに減ってしまいました。

 

それでも、やはり便利な手首心拍系

しかしM200を購入した一番の理由は、大会でも手軽に使える心拍計GPSウォッチが安価に手に入るという事。

それを考えると、極力無駄を省いたシンプル作りも納得できる気がします。

大会ではGPSの距離計測は少しづつズレてくるのでそれほどアテにしていませんし、トータルタイムと自分でボタンを押してとった5km毎のラップタイムがあれば十分です(できればこれで心拍数も同時に見たいですが、レース中は細かい心拍の上下動に左右されるのもかえってよくないかも)。

実際、大会で心拍数を測り、それを元にレース内容を振り返ってみるともの凄く楽しかったです。

 
ここからはおかやまマラソンで試した心拍データを紹介していきます。

 

おかやまマラソン(2016/11/13)の心拍数を公開

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自動の1kmラップは最終的に何百mかズレているので自分でボタンを押した5km毎のタイムと心拍数を紹介します。

 

スタートから5km毎の平均心拍数 。()はその区間の最大心拍数

16:34 HR164(176)

16:41 HR168(174)

16:26 HR171(175)

16:57 HR168(173)

17:10 HR168(175)

17:24 HR171(175)

18:39 HR169(179)

22:29 HR154(169)

10:57 HR140(154)

 

さてレースを振り返ってみると、ぼくは10-15kmで集団が絞られてきた事で勝ちを焦ってついペースアップしました。ここで心拍数が少し上がっています。

そしてこの後15-25kmまで心拍数は上がっていないのですが、25-30kmでは明らかにペースが落ちつつあるのに心拍数が上がっています。

これはこれまで長い距離をハイペースで走ってきたことや、気温の上昇による体力の消耗や、少し脱水気味になりつつあったことも推測されます。
同じペースでも、より心臓が頑張らざるをえない状態というわけですね。

そして30km過ぎでこのレース最大の心拍数に達しますが、これは言うまでもなく唯一にして最大の難所・岡南(こうなん)大橋の長い上り坂が影響しています。

レース前からここで気持ちで引かない事を意識していたぼくですが、どうやらこのデータを見ると体力が尽きつつあった時に無理に頑張った事で完全にダメ押しをしてしまい、後半の大幅な失速に繋がったようにも思えてきます。


35km以降は心拍数も完全に落ち切り、心臓や筋肉も完全に走るのを拒否しているような状態になってしまいました。


心拍数だけで見てもマラソンは奧が深いです。

 

www.takemarun.com

 

 

手首計測のズレについて

 

ところで手首での心拍数計測については「胸ベルトに比べると、あまり正確でないのでは」という議論もあります。

実際にポラールM200の手首心拍数を使った感想としては、”精度は胸ベルトとほとんど変わらない”という印象です。

実際のマラソン大会では試した事が無いものの、ぼくのマラソンペースの心拍数は胸ベルトでもだいたい170前後でした。

ポラール心拍計の老舗で、精度にはかなり定評があります。

計測し始めは少し高めに出て誤差があり、徐々に安定してくるように感じました。

おかやまマラソンの時はレース前に20分ほどウォーミングアップもしているので、心拍計も準備が出来ていたような状態でした。

 

しかし使っているうちに、しばらく極端に高くなったり、低くなったりうまく使えない事も増えてきました。

壊れた?と思ってしばらく経ったら、また普通に戻ったりもするし、原因はよくわかりません。

 

しっかり測りたいと思った練習やレースで正しく計測されてなかったらガッカリしますね。やはりまだ手首心拍の機能は完璧には至っていないのかもしれません。

 

 

充電満タンにしてからの使用可能時間は6時間。

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バカっとカバーを外して分裂させ、あとはM400と同じくケーブルに繋いで充電するような形式になりました。

この外す時に壊れそうでちょっと怖い、と思っていたら、本当に先端を折ってしまい、修理に出すハメになってしまいました…(※2年保証アリ)

これはぼくが不器用するだけかもしれないので、欠点なのかはなんとも言えませんが…

 

M400は少し耐久性に不安があったんですが、この繋ぎの方がケーブルを繋ぐ部分が錆びにくいとかいうのがあるのかもしれまん。

 

充電を満タンにしてから、GPS心拍計を稼働して一度に使える時間は約6時間

これは実際使っているとかなり短く感じました。

しかもM200は、使用せず時計モードだけでも消耗が早いように思います。

遠征した時はもうバッテリーが少ない、と気になってしまいましたね。

 

まとめ

 

◎値段(GPS&手首心拍で1万円台はかなり安い)

△時計機能(極めて簡素化)

GPS精度(M400と比べて実際走った距離より長めに感じることが多い)

△手首心拍(性能が良い部類に入ると思うけど)

 

最近は複雑なものも多いので、機能が絞られているのがむしろ良いという人も少なくないかも。コストパフォーマンス重視ならかなりオススメ。

 

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手首心拍計を重視しないなら、安価で使いやすいM400も変わらずオススメ。
POLAR(ポラール) M400 HR ブルー (心拍センサー付)
 

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