まるランニングマガジン

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Takemaru Yamasaki マラソンランナー&プロランニングコーチ

夢が叶った!はじめての海外マラソンinゴールドコーストの思い出

遂に学生時代からの夢だった海外マラソン出場を決めたのは高知龍馬マラソンで優勝した2014年。

なかなか踏み出せずにいたのですが、色々なタイミングがバッチリ重なり、ワーキングホリデー帰りの友人のサポートを受けてゴールドコーストラソンに出場することになりました。
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練習もとてもうまくいき意気揚々とオーストラリア行きの飛行機へ!
今でもこの時のワクワクドキドキを思い出します。この時はどんな結末が待ち受けているか知る由もなく…

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ジェットスターで成田からゴールドコースト空港に直行。ちなみにぼくは飛行機とかバスとか狭い所で座って寝るのが無理なタイプ。



ゴールドコーストに到着!
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初めて異国の地に降り立ちました。ヤッホーイ!
うおー、日差しが強い!景色がもの凄いカラフル!バスがオシャレ!と興奮しまくっていました。

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朝食を食べにカフェへ。ちょっとお値段は高めのミューズリー、ヨーグルトとの相性がバツグン。オーストラリアは乳製品やフルーツがとても美味しいです。


前日受付にEXPOへ
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特にトラブルも無く、ゼッケンを受け取れました。

優先枠・またはシード枠ランナーは、ここで自分用のスペシャルドリンクも普通に置けることに気づきました。

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会場で行われるレジェンドランチに参加。名前の通りオーストラリアのレジェンドランナーのトークショーが楽しめます。何言っているかわからないけど…

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ここのビュッフェも予想以上にぼくの口に合い、なんだか嬉しくなってたくさん食べてしまいました。

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元マラソン世界記録保持者のロバート・デ・キャステラさんと。瀬古利彦さんのライバルとしても知られ「重戦車」というマラソンランナーっぽくない異名を持っていたキャステラさんはさらにいかつい感じになっていました。

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オーストラリアマラソン界のレジェンドといえばキャステラさんともう一人。スティーブ・モネゲッティさんです。
二人とも国際大会でのメダル・入賞はもちろんのこと、東京や福岡国際といった日本のマラソンでも活躍しており、親しみのあるファンも多いのではないでしょうか。


レジェントランチが思ったより時間がかかってしまい、すぐホテルに移動して軽いジョギングをしたら周りは真っ暗になっていて、あっという間の一日という感じでした。

宿泊したのはバックパッカーホテルで4人部屋。隣のカップルがイチャついていて気になってなかなか寝れませんでした…。
レーススタート時刻も7:20とかなり早めなので、朝は4時には起きなければならず、静かに移動するのもなかなか大変でした。


夢の海外マラソンデビュー!…はまさかの結果に。
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後方の地元オーストラリア勢が中心の第3集団でレースを進めていました。
練習ほどの余裕度が無く、いつもの3:20/kmほどのペースで苦しくなってしまい、ハーフ手前で集団から離れてしまいました。
さらにしばらくして腹痛を起こし、競技人生ではじめてレース中にトイレに駆け込むハメになってしまいました。

その後なんとか盛り返そうとしましたが、一度下がったテンションを盛り上げるのは難しく、足の裏の痛みも感じてズルズル失速。

時折歩いたりしながら、2時間54分56秒という過去ワーストタイムでゴールとなりましたました。

実は今だから言えるんですが、レース後は予想外の結果にショックを受けて、(お寿司売ってる店の横で)号泣してしまいました。

絶好調だったこれまでのトレーニングが無駄になってしまったこと、自分自身を責める気持ち、思い描いていた夢が崩れおちてしまった瞬間のようにも思えました。

しばらく立ち直るのにはかなり時間がかかってしまい、友達には迷惑をかけてしまいました。ほんとゴメン…。


振り返ってみると、つい穀物や豆、野菜系が多く、朝のミューズリーも含めて食物繊維を摂り過ぎてしまったように思います。

そして旅費節約のためとはいえ、やはり初海外マラソンで前日到着、バックパッカーホテルというのは少し無謀な挑戦だったかもしれません。
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日本事務局のアフターパーティにも参加。ゲストの川内優輝選手。
川内選手は転倒があったものの3位まで盛り返しました。レース振り返りトークで大盛り上がり。

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美しいビーチには本当に感動しました。
この後、傷心のまま友人の過ごしていた街・メルボルンへ向かうことになります…



・レース結果
2時間54分56秒(120位)
16:32/16:33/16:48/17:00/21:14/27:48/22:44/26:33/9:41

 

 

レース後メルボルンで過ごしたお話。

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来年リベンジへ。

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